クワガタプレゼントを始めたのは'96年の学校祭からでした。最初は林原が採集したものと休日出勤の林原に代わって出動した先生方が採集したヒメオオ♂２０頭のみのプレゼントでした。
　宣伝はと言うと、学校近辺に入れた新聞折り込みチラシの片隅に書かれた２行だけ。 しかも学校祭前日には初雪＆積雪があり、当日果たして貰いに来てくれるかどうか非常に不安 だったのを覚えています。
　当日は降雪こそありませんでしたが、冷え込みは厳しく、「こんな季節にクワガタ貰えるの？」 ってのが普通の感覚だったでしょう。半信半疑でやって来た子供たちが「本当だぁ！」と．．．
あっと言う間に２０頭を配り終えました。

２年目

　昨年は、もっと沢山の子供たちにプレゼントしようと考えていたにもかかわらず、９月及び １０月上旬の天候不順が祟って充分集めることができず、急遽「まちかねＢＢＳ」、 「タウン掲示板」、 「福クワＢＢＳ」、「クワガタ情報交換」の皆さんにプレゼント用クワ・カブト提供のＳＯＳを発信することとなったわけです。
　皆さんのご厚意で、２ペアのオオクワを筆頭に、ヒラタ、コクワ、ノコなどの成虫・幼虫が集まりました。この年は。折り込みちらしに加え、北海道新聞・夕刊の函館版で記事として取り上げて頂き、更には北海道放送（ＨＢＣ）のラジオやＦＭいるか（全国初の地域コミュニティ放送局）でも取り上げて頂き、宣伝は万全です。
　ところが今度は学校祭当日に初雪！
　それでもやって来ました沢山の子供たちが！抽選会場となった２Fの階段教室から１Fの玄関まで、長蛇の列ができたらしいです。
　（「らしい」って林原は抽選の準備に忙殺され、行列なんて見てません）
　残念ながら集まったクワ・カブ数よりも子供たちの数が上回っていたため、はずれた子も出てしまったのが心残りのプレゼントでした。
　この年の詳報はこちらをどうぞ　→　'97 クワガタ・カブト プレゼント

そして今年（３年目）

　Heroさんから

　＞　林原さん、今年の学祭は？
　＞早く虫を募集してくれないと、放虫しちゃいまっせ。
　＞( 実は、成虫の餌をケチりたいだけだったりして．．．(^^;)

　と促され、まちかねBBSとタウンBBSにプレゼント用クワの提供依頼をしたのが７月９日でした。
　あっと言う間に皆さんから協力を申し出るメッセージがあり、クワ第一陣の到着が８月４日！ それからプレゼント当日１０月２５日（日）まで、苦難の餌やりが始まったのです。(^^;; 　でも、当日集まってくれる子供らのことを考えると頑張らねばなりません。

　餌代も馬鹿にならないということで、９月に入ってから落ちリンゴを木箱に１つ買いました。 ちょうど台風が通り過ぎた直後に行ったためか（実は狙っていた(^^;;　）、「つがる」の落ちリンゴ７０個入りで１，０００円ポッキリ！
　例年、鳥などにつつかれたリンゴなどを安く売っているのですが、今回の落ちリンゴは程度が良く、人間様もおいしく頂きました。クワガタと人間様がせっせと食した結果、現在残りはこんなんです。

　皆さんから提供して頂いたクワガタ・カブトを子供たちに残らず貰ってもらうために、近所の幼稚園と系列 の幼稚園には園児全員にちらしを配ってもらいました。学祭を宣伝する新聞の折り込みちらしにもクワガタ・カブトプレゼントのPRも入れて頂きました。

　更に 北海道新聞社・函館支社にも記事の掲載を依頼し、２３日（金）夕刊の函館版で取り上げていただきました。 　報道部の寺林さん感謝です。

　誌面では３６０匹となっていますが、この数字は取材頂いた１０月初めのもので、プレゼント前日（土）到着分を含めほぼ４００匹となりました。 このとき林原家の瞬間最大クワ・カブ数は５００匹を越えたのです。(^^;;
　Jimmyさんへの領域へ一歩近づき、尊敬の気持ちが深まりました。いやぁ〜ホント(^^;;

　（右は10月23日（金）付けの北海道新聞夕刊・函館地方版）

　さて、集まった種類はというと、

オオクワガタ	コクワガタ	スジクワガタ
本土ヒラタクワガタ	サキシマヒラタクワガタ	ツシマヒラタクワガタ
トクノシマヒラタクワガタ	タカラヒラタクワガタ	アマミヒラタクワガタ
オキナワヒラタクワガタ>	ダイトウヒラタクワガタ	ヒメオオクワガタ
ノコギリクワガタ	ミヤマクワガタ	カブトムシ

　この写真は学校祭前日のカブトムシ幼虫の小分け風景。職場の同僚も手伝ってくれました。右側で何かつついてるのが 今年の学校祭実行委員長。クワもカブも欲しそうにしてましたが、全部きっちりプレゼント！　欲しかったら早く パパになりんさい！

　さあ、協力いただいた皆さんに感謝を込めてプレゼント当日の報告です！