Q19:幼虫飼育用餌マット(フレーク)の作製について

マット飼育はほとんどすべての人が経験していると思いますが、
どのようなマットを作っておられますか?添加物には何を使いますか?
マットの種類・添加物の量・作製方法など具体的に教えてください。
また、その作成方法を採用するにいたった理由も教えてください。

人が100人いれば100通りのマットができます。
クワ馬鹿達の愛用マットを一挙公開!!


A.CHIBA クヌギの粗目のフレークに小麦粉を10%から20%添加し適当な水分を加え、醗酵熱が冷める約一ヶ月間3日に一度程度混ぜる。皆がやってる方法では? マット飼育ではこの方法が一番簡単。一定したえさが作れる。
しゃあげん 小麦粉オンリーです。最近のFPAでの議論で、一言で10%と言っても、計算方法が人によってまちまちである事が分かりました。私は、今は900CCマヨビンをメインの容器にしてますが、まず、購入したマットがビンに何本詰まるか計ります。50Lとか60Lとか言っても、その詰め方や湿度で、実際ビンに何本詰まるか分かりませんから。よく使用されてるミニプラケ(容量1.4Lの表示)一杯分で、マヨビンにばっちり詰まります。奈良オオクワのクヌギ専科50Lですと、だいたい40杯取れます。これに、マヨビン4杯分の小麦粉を混ぜると、詰めたマットに対して10%になります。ちなみに小麦粉1Kgはマヨビンにちょうど2杯で、約1.8Lです。ですから、2Kg入れる事になりますね。以前は1本1本に容器比添加してたので、一括で作るとなると、こうするしかもとの添加量を再現できません。ちなみに、FPAでの重量/容積比では、私が10%と思ってた添加比が、4%になってしまいます(^^;;;
coelacanth 普通の市販マット(純太、大王、ジャンボ)に1ー3%程度の薄力粉を加え、水分多めで2週間程度2、3日程度よくかき混ぜる。まず甘酸っぱいゲロ臭のような感じになり、微熱〜かなり暖かい時期を経過して臭いが土とか印刷インクのようなものに落ち着いて来たら使用。
茗荷谷博士 米ぬか発酵マットは、米ぬか5%添加、しかし、全滅マットになることが多く難しい.最近は、バナナ発酵マット.これは、けっこういけそう.2令は皮なしバナナを4分割して、350mlびんにまんべんなく埋め込む.3令になったら、1リットルビンに、皮つきバナナ1-3本を埋め込む.
GO-2 米糠に麹を混ぜ1週間培養、マットに小麦粉10%と培養麹を混ぜ1週間麹菌による糖化を行う。ヨーグルトを混ぜ日向に出し、1週間の乳酸発酵により腐敗菌、野生酵母の淘汰を行う。その後培養した酵母(ドライイースト又はエビオス)を投入しマットを酵母培地にする。1週間撹拌を続け、樽に移して水分を適当に飛ばせば完成。参考:「応用微生物学」、「酒造りの話」、「有機肥料の作り方」BAJAさんにもご理解いただき、当分この方法を続けてみたいと思ってますが夏は余り成功しませんね。気温が高く細菌類の活動が活発すぎます
Hatanaka Family PCファーブルバイオマット&クヌギマット&小麦粉少々&産卵木少々&「X」?マット。 コバエの多いマットは止めて取り替える。荒削りの物。
赤い彗星 Type1添加剤レシピ薄力粉9:プロテイン1+エビオス粉末少々マットとの配合比率3?4%で、水分は適当です。
Type2添加剤レシピ※Type1と同様です。マットとの配合比率新成虫を取り出した使い古しマット(糞のみは篩でこして取り除いたもの)5:新しいジャンボクヌギマットを篩でこしたもの5で、上下2層にし、上に新しいマットを敷詰め、更にそのマットの最上部に添加剤を薄く一面にばら撒き、新マットの上層部のみで軽く混ぜ合わせ、その新マットの上層部が醗酵した頃を見定め、旧マットごとすべて攪拌する。後は熱が冷めるのを待ちます。根拠は有りませんが、ものは試しにって感じです。
びん オオクワバクテリア・・・・・理由は、なんとなく・・・・・・
神戸のタッド クヌギ(ナラと思うが)ジャンボマット(マルカンかフジコン)に薄力の小麦粉を適当(マット4.5リットルに小麦粉半分くらい)に混ぜ、水も適当にいれて一週間単位でかきまわす。1986年の月刊「むし」で小麦粉を混ぜる方法を知り、あとは我流だが幼虫死亡率が少ないので
けむしぎらい くぬぎ、ならマットに小麦粉3−7パーセントぐらい混ぜ発酵後使用。水分は結構少な目。
たね クヌギ・ナラ混合マットに薄力粉を少々。札幌ではきちんとした醗酵マットを作るのが大変です。真夏のごく一時期しかできません。私は夏季は産卵のため、冬季は幼虫飼育のため温室で加温している状況です。したがって、マット醗酵のために温室の貴重なスペースを犠牲にしたくないのであります。ごく少量の小麦粉ではゆっくり醗酵して使い勝手がよく気に入ってます。
JEFF クヌギ100%、小麦粉、水、作成方法は業者の人から教わった。
ヒロリン クヌギ100%+小麦粉10%+ふすま5%で発酵させた物
福ちゃん クヌギジャンボマットと幼虫回収後の産卵木をミキサーにて粉砕(割合は2:1)、粉砕中にミキサー半分に対し小さじ2杯程度の小麦粉をまぜる、後は水道水を適量加えてまぜるだけ!
まちかね クヌギジャンボ篩かけ薄力粉添加(1割未満)
匿名希望のKH くぬぎマット+小麦粉5%+EM菌 で発酵
moro くぬぎ純太+強力粉1割+そば粉0.3割これを味の素を10グラム溶かした水で加湿する。湿度は少な目(しっかり握っても団子にはならない)これを1ヶ月以上かけて焦げ茶色になるまで発酵させる。理由は各種文献及び幼虫投入時の行動観察による。焦げ茶色に発酵させないと幼虫が上にでてきます。
Hero クヌギ純太をミキサーで細目に粉砕して小麦粉を1〜3%入れで発酵させ使用していた。現在では、無添加発酵済みのクヌギ100%25マットを購入し、それに小麦粉を1〜3%直接添加して使っている。採用理由は、手間要らずで普通の個体を羽化させられるから。( 特に大型を狙っている訳では無いので > 絶やさず殖やさず。)
亀有カブト クヌギ大王(純太)小麦添加5パーセント。手軽。
大統領 ザ・オオクワで購入したダイヤモンドフレークというクヌギにカワラダケを混ぜたマットに、これまたザ・オオクワで購入した添加剤を10〜20%添加して約25日間発酵させて作成。近くの通販ショップがザ・オオクワだけで、ここの店長に薦められた。
ポン吉 ジャンボクヌギマットに薄力粉を10%位で発酵させ、キトサンダイエットとローヤルゼリーを砕いてまぜる。
特大ヒラタメス タウンさんのレシピを参考にして作成してます。100%クヌギのフレーク(5リットル)、小麦粉の薄力粉(500CC)、水1リットル程度ちなみに上記がそのレシピですが、他で目にするものもあまり変わりはないと思います。今のところ、添加物の割合を大きく変えたり、添加物自体を変えたりする実験はしてません。
ウルトラの乳 なし
KAZU ベースはクヌギが主体、ブナも使うことがある。添加物は今のところ小麦粉オンリー。60Lのクヌギマットに小麦粉1kgを添加し加湿。発熱が止まり、発酵臭がなくなるまで寝かせる。その間、2〜3日に1度攪拌(腐敗させた経験あり)というベーシックなもの。理由は、書物や通信で得た情報をそのまま利用しただけ。
あいあん マット:虫研スーパーフレーク、奈良オオくぬぎマット添加物:小麦薄力粉5%添加で約1ヶ月間発酵.。理由:コスト
モーリー マット:奈良オオクワのクワマットか、クヌギ専科添加物:小麦粉、ロイヤルゼリー
採用理由:神酒さんのHPを見て決めました。
くわちゃ マット・小麦粉(10%):小島さん※以前はマットを蒸し状態(200℃で2時間くらい)後、冷却して使用していた。 
殺菌と幼虫が分解し易いようにと独自に考えた。
ラッキイ軟骨 マット50L+薄力粉1袋を混ぜ、3-4週間攪拌。通販業者で「添加剤」として市販されていたものを購入したのが最初。その添加剤はどうみても小麦粉だったので以下小麦粉を使用。その後しゃあげんさんの実体験を聞き、小麦粉の効果を信じている。但し、自分では小麦粉無しフレークで育てた経験は無い。
山ちゃん マットの種類:クヌギジャンボマットとクヌギ産卵木を細かく粉砕したもの添加物:なし作製方法:市販のクヌギジャンボマットに採卵後のクヌギを細かく粉砕し、アルカリイオン水を入れ、1−2週間半透明のコンテナボックスで寝かせたものをミニケースにセットし、完了採用した理由:初令初期の成長用なので、あまりこったものが必要ないため
Jimmy マットは、基本的に産卵木を細かく砕き、ミキサーで粉砕したものを使用している。発酵に際して、添加剤は一切使用していない。全て自然発酵である。産卵木はクヌギ、コナラが混在しているので、マットも混合マットである。
基本的に、添加剤は発酵の速度を促進させているだけで、幼虫が直接摂取できるものではないと考えている。
幼虫は、全てセルロース及びその分解物を体内に取り入れ、ブドウ糖に分解し、活動のエネルギーを得ており、さらにタンパク質も再合成して身体を作っていると自分なりに考えている。
げんじ物語 マット普通ホ−ムセンタ−にあるジャンボマット、小麦粉、一般的である
k-sugano ミキサーで粉砕後約3Lのマットに対してカレースプーン大盛り1杯程度の薄力粉添加。幼虫の糞をといた水を混ぜる。
マットはすぐに黒っぽい色(茶色系ではない)となり、よくいわれる「インクの匂い」となる。
えーちゃん 個人的には自分が食べるものを想像してあまり添加物を加えたものは食べないため、マットにもあまり添加物を加えません。ごく少量の薄力粉で発酵させるだけ。
生駒山 今は、小麦粉とプロテインを添加しています。プロテインを添加するのはタンパク質を与えるためです。小麦粉のみより効果があると思います。
涼の父 今現在、無添加(失敗するのがいや!)
みるみる 最近は面倒なので添加マットを買ってますが去年までは、フジコンフレークにバイオクレストか、フジコンフレークに小麦粉味の素など
SUGIKAWA 材を、割った後の木屑をミキサーにかけ小麦粉を5%ぐらい添加しそれを瓶の底から3/2ほど詰め3/1はただのマットを詰めます。
しまじろう 使用マット:ややきめの細かいマット、使用添加剤:薄力粉、中力粉、使用量:上記の添加剤どちらか一方をマット量の10%くらい。作成:白っぽいマットが茶色くなり温度が下がるまで毎日まぜ、醗酵臭がなくなるまで乾燥させた。理由:よく利用するショップにきいた、小島氏の著書を参考にした。
匿名希望のT.T. 市販クヌギジャンボマット+強力粉+小麦胚芽
岩本 市販のマットに5%小麦粉添加が基本です。これに、小麦粉をグルテン粉に変えたり、エビオスを添加したりします。エビオス添加で茶色っぽく発酵させたものが、一番いいようです。焦げ茶にまで分解させると、栄養不足のように感じます。添加物の種類より、発酵の具合の善し悪しがポイントと感じます。
岸田 真一 小島啓史さんのHPをみて強力粉添加
Kids 小島啓史氏の本で小麦粉の添加というのを読んだのがきっかけ。すでにこのことは常識的なものになっていた。それからは薬局で栄養の豊かなものを探しはじめる。で、うちではクヌギ、コナラ等の樹種にこだわりはなく、樹皮などの混入の少ない微粒子のマットを使っている。作り方は、マット20Lに対して小麦粉1−2kg、プロティン(Ebios、ビール酵母などもOK)を大さじ3杯程度をよく混ぜ、適当に水分を与える。発酵が緩やかになってきたら、イースト菌をドバッと入れ発酵を促進する。それでも緩やかなら味の素を...これらの添加物は発酵を促進するために”びっくり水”的に入れている。約1ヶ月間、毎日混ぜ、発酵が終了すれば水分を飛ばして出来上がり。
タウン 小麦添加
がっちゃん 小麦粉 麦芽糖 etc. 
匿名M.Y. 小麦粉 米糠 (今回より)カニガラ
匿名MZ 小麦粉(薄力粉)ベース(10%程度)に思い付くままにきな粉、プロテイン等をごく微量添加(5%添加で異臭事件発生の経験が何度もあり)フレークはクヌギ/ナラ混合の安いもの(微粒子ではない)1ヶ月を目安に発酵熱が冷めるまで週1攪拌クネギ100%微粒子(○研スーパーフレーク)、○研添加剤、フ○コ○バイオクレスト等を最初のころは使ったが、自前のものと大差ない結果であったため、コストを考え現在の方法を採用
安達(福クワ) 小麦粉、てんぷら粉、エビオス、ワカモト量は適当です。小麦粉は5%〜10%かな。
丸TAKA 小麦粉、トウモロコシ粉
魔法使いの弟子 小麦粉、ドライイースト発酵、小島氏がそう書いていたため。
ST 小麦粉1〜3%、一般的?な発酵方法。楽だから。
hiro 小麦粉10%25位
NARUMI 小麦粉6%、プロティン2%、天然水以上 聞いた話から。
匿名T.I. 小麦粉とマットとドライイーストをまぜて発酵させてます。月刊むしを参考にしました。小麦粉は大体マット20リットルに対し1キロぐらい入れてます。
爆発栄螺 小麦粉をプラケ底に捲き、乾燥気味で管理する。マットの腐敗・酸欠怖い。
たかむー 小麦粉体積比5%添加で簡単だから。
大石 小麦粉添加(発酵・秋以降は後発酵)マット。簡単確実なので。
NT 小麦粉添加一番自然に近いと思うから
トナ 小麦粉添加無発酵マット。作成が簡単、発行させる為のスペースを取らない。管理が面倒なのは難点だが、ほぼ毎日チェックでカバーする。去年は小麦粉を10%にしたが、今年は1%〜5%を目処に作ってみた。初齢には微粒子に、できるだけ寝かせたマットを使うようにし、終齢の食いかすマットも混ぜている。
にった 虫研のスーパーフレークに薄力粉を5%程度入れよく交ぜて、天然水を適当に入れ水分が均等になるまで混ぜまくります。あとは日中はひなたに出して発酵させ、頻繁に混ぜます。1ヶ月ほどして温度、色とも安定してから使います。この作成方法を採用したのは、書籍等に書かれていた一番ポピュラーな方法だと思ったからです。
匿名希望のMR 添加物:小麦粉・エビオス・キトサン・ローヤルゼリー・水、今回初めてビール量:目分量につき適当方法:すべて混ぜ発酵させる。理由:エビオスはキノコの栽培に使用する。他の昆虫に使用された例がある。ということから使用。ビールは「ぬかみそ」に入れるから今回使用してみました。
コンちゃん 添加物:小麦粉ベースでプロテインを若干混合します。量は本に書いてある量です。作製方法も通常の方法です。今後色々試験を実施する予定です。
ミヌル 奈良オオクワのクワマット、小麦粉10%、(キチンキトサン、ローヤルゼリー、ビタミンC、B、小麦胚芽を気分によって適量(てきとーに))
タカ 薄力粉、強力粉、味の素:まだ実験中
G−STAG 薄力粉5%、マニュアルのとおり。
林原 薄力粉または誰かからもらった添加剤、量などはまったくいいかげん。寒いのでクーラーボックスに入れてストーブで暖めたりするが発酵しない。
えりー 発酵マット、薄力粉、EMぼかしクヌギ微粒子マット、コナラ微粒子マット、市販の4.5Lマットなど薄力粉数%、EM菌は10Lで大匙10杯くらいを水に溶かして加える.水を加えて遮光してビニール袋ごと(10Lくらい)に発酵最初はほぼ毎日撹拌、その後水を調製しながらときどき撹拌し、2、3週間−1カ月
匿名希望のKD 発酵マットの作成はなしクヌギ、サクラカワラ材無添加フレークを実験中。来期は発酵させて使用予定。
ピーコ 醗酵及び添加マット飼育の経験無し、ヤバッ(^^;今年もオオクワには使用予定無しだがノコ用に実験製作&格闘中。これは皆さんに私もお聞きしたい事のひとつで、「ビストロクワップ(^^;」とか「我家のクワの食卓(^^;;」とかといった企画をクワ馬鹿でお願いしたかったのでした。容器へのつめ具合とかも...小島さんのHPを参考に、くぬぎ純太くん4.5リットル+強力粉450cc+水450cc+味の素少々=アンモニア発生でダメみたい。くぬぎ純太くん4.5リットル+薄力粉450cc+水450cc+味の素少々+後でもう一度水200cc=乾燥気味なので、もう一度水を加えようと思っているが、良い感じ。ちょっと粉が多めだが、これが一番一般的なようなので、やってみました。ヒラヤママット+薄力粉2%+そば粉2%+水30%(強く握って団子になるまで水を入れたら、この程度になった)=現在進行中だが、良い感じ。ヒラヤママットは安かったから。そば粉はスーパーの粉物が置いてある中にたまたまあって、たんぱく質やビタミンが豊富と書いてあったから。(^^;ただ最近BAJAさんのクワ馬鹿記事を見て、脂肪が多いのが気になっている。 果たしてノコの運命は...シーラさんとこのマットの臭いを嗅がせてもらって、ちとビックリ!あれで育つならノコは大丈夫な気がする。(^^;堀江さんマットもとても興味あり。注文してみようかな...アンケートに関係無いですな。m(_~_)m
ポール鈴木 微粒子マットに薄力粉を約10%25添加し、加水、日陰に保管して1月位毎日攪拌を行う。使用前に900CCビン1本あたりアリナミンA25を1錠すり潰して加える。使用するに至った理由は各種飼育本から学んで試行錯誤を繰り返す内にこうなった。
あき 埋め込みマットに小麦粉少量添加イースト菌をもとに発酵発酵マット使用はあまり興味ない
匿名希望のI.O. 無添加で発酵させます。先代幼虫マットを1/10程度加え、水分を少な目に入れ、発酵させる。だいたい、一月ほど放置したものを使用する。
K.Y. 良質なクヌギマットに、小麦粉添加剤5−10%前後使用した。小島氏を参考に10%加えるとあまりよく発酵せず、5%位の方が良く発酵した。添加剤方法でも、でかくなると言っていたので試してみた。
K.T.
テキサス
匿名

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