臼田館

概説 丸山館とも。最近、殿田遺跡の名称で登録された。
 臼田文書によると、「元中4(1387)年、上杉憲定、臼田直連に信太庄布佐郷を与える」とある。このとき臼田氏は布佐の丸山という丘に館を築いたと言われる。
国道125号線バイパス側からの眺め
その他の写真
  1. 山内上杉の被官として臼田氏が入ったとされる丸山館の跡
  2. 丸山周囲を巡る水路と農道
訪問記[2001/04/22]丸山の頂上は篠薮だった。中世の城館遺構は残っていないとのこと
[2006/12/31]字竹ノ内というらしい。竹ノ内は「館の内」を暗示している。また、土塁の内側に堀があると聞いた。北側から西側辺縁には水路と農道が巡るが、この農道が土塁跡なのだろうか?
所在地稲敷郡美浦村布佐字竹ノ内。
参考書