旧台コラム


第6話 :タッチダウン

トロピAが爆裂Cタイプなら、こっちは、いかにもマイルドなCタイプ。集中はバンバン入るし、パンク(確か1/70くらいだったかと記憶しています)もバンバンするし、かと思えばすぐさま引き戻す...こんなプレイヤーを飽きさせないゲーム性は勿論、3377のシングル絵柄のユニークさ、パネル絵柄のB級、いやZ級チープさ加減といったら、本当に最高でした。その上、私がメインで通っていた、渋谷センター街の“太陽”店の看板は、パチスロならぬ、パチロット!いや〜、このセンスが堪りませんでしたね。最近のきらびやかで洗練されたスロットも良いけど、やっぱりこうした、いかにも垢抜けない部分も持ち続けていて欲しいんですよね。どこからみても、「優等生」なヤツより、ちょっとヘッポコだけど、サービス精神旺盛な、ユニークなヤツの方が良いでしょ?

第7話 :ロックンロール
この台を初めて見た時は、衝撃的でした。水色のプラスチック・ボディ。「こんなんで、壊れないのか?!」。結構、丈夫でした。(笑)今思うと、筐体のデザインとしては、10年先を行ってましたね。内部的には、「ベル3と同じ」だったらしいですが、個人的にはこっちの方が好きでした。バケ絵柄が、「オバケ」というベタベタなセンスに、涙しました。犬・ネーチャン・ソフトクリームという、「Rock'n Roll」にしては謎だらけの絵柄も、シュールで◎。「バケ・バケ」とテンパって(入り目)も、平気でBIGだったりしましたからね(ユニバの7orピエロも捨てがたいですが)。私が主に打っていたのは、新宿BPの2階。客は殆ど1階のベル3か、アポロ〜ン(勿論、5連Ver.)、2階のコンチ3に付いてましたからね。台は選び放題、6枚で出玉的にも同系列では、良かった方だと記憶しています。セット?知らなかったです。(汗;)かなり強力だった様で、当時バイト先だった、近くのスロ屋で「シマ封鎖」というのを、初めて見たのも、この機種でした。
第8話:チャレンジマンAZ

元祖アズー。(嘘)「ジャンボフルーツ」搭載のチャレンジマンの後継機という事で、そこそこ注目してました。特有の「テンパイ制御」やドクロベー、「おもちゃのチャチャチャ」がイケてました。この機種の発売と同時に「連動パトランプ」も売り出され、規定G内で集中が4回出ると、どういうワケか「セブ〜ン、セブ〜ン、セブ〜ン、セブ〜ン、セブン!、セブン!、セブン!」と鳴るのもシュールだったね。これを打っていたのは、丁度就職活動していた頃で、何本か面接を受けて、ある程度目処がついていた日の事。(当時はバブル絶頂期だったんで、私などでも職に就けた。)そこそこ希望していた某金融機間へ面接を受けに行く道すがら若干時間があったので、「みつを」宜しく、つい打ち始めちゃったんです。後ろのゴールドベンハーもそれなりにソソられたんだけど、殆ど打った事なかったんで、「どーせ集中なんて引けないし...」と軽い気持ちでペシペシ...しかし、こんな時に限って何故か集中引いて、何故か続くんだな、これが。結局、面接をブッチして、閉店まで、確か6,000枚くらいだったと記憶してます。その面接をブッチした先は、一昨年、債務超過により...人の人生って案外、こんなところで変わるのかもしれません。

 

to be continued...


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