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この項では如何にして連鎖を形成するか、その方法論を述べます。
序盤のクリーチャー配置で置き負けないようにすれば、土地を確保しやすいため連鎖を築きやすいでしょう。具体的には召喚条件の無いクリーチャーをブックに15枚以上入れて、【プロフェシー】、【ホープ】などのドローサポートカードを数枚入れて下さい。単純にクリーチャーの枚数そのものを増やしてしまうと、肝心のスペルが不足するばかりか、終盤にクリーチャーが飽和します。入れ過ぎには注意が必要です。なお、クリーチャーの枚数に関してはブックや対戦環境、マップによって上下するので、あくまでも目安に過ぎません。
もし、何らかの理由によって序盤の土地確保に失敗した場合でも、他人の土地を奪取すれば土地は確保できます。STが50以上のクリーチャーカードを数枚入れることで、低レベルの土地取り争いに強くなります。いざと言う時はアイテムを使うのも一つの手ですが、なるべくならアイテムを使わずとも土地を取れるようにした方が良いでしょう。
【コンジャラー】、【ラミア】、【ドリアード】、【ホーリーラマ】など、特定の属性の土地に移動できるクリーチャーを使えば、連鎖を作りやすくなります。概ねこれらのクリーチャーはコストが低く、序盤から使えるのが強みです。ただし「配置>移動」と領地コマンドを2回使う必要があるため、即効性に欠けます。また単体での戦闘能力に乏しく、侵略された場合は何らかのサポートが必要です。
即時クリーチャーは、配置した直後に領地コマンドを使うことができます。これを移動させて隣接する土地を確保すれば、狙った土地に上手く止まれない場合でも、素早く属性を合わせられます。
アーウィソウトル
水属性クリーチャー レアリティ:R
ST:30 HP:50 コスト:60+水 配置制限:火 アイテム制限:巻物
領地[80G・使用者の持つ対象の領地を水属性に変える]
サクヤ
地属性クリーチャー レアリティ:R
ST:20 HP:30 コスト:40+地 配置制限:風 アイテム制限:なし
即時:領地[80G・使用者の持つ対象の領地を地属性に変える]
【アーウィソウトル】と【サクヤ】は、使用者の領地を地形変化させる領地能力を持っています。地形変化スペルのさらに半分のコストで、カードを消費せずに、何度でも使えることがメリットです。これにより、積極的に連鎖を伸ばしていけます。【アーウィソウトル】はHP50と防御に優れ、【サクヤ】は即時を持っているため即効性に優れています。両者ともブックの中核になりうるポテンシャルを秘めたカードです。
一方で、地形変化をこの2つのカードのみに頼り切ることは危険です。相手の領地に使えないというデメリットもありますし、そもそもこれらのクリーチャーを配置できるとは限りません。いずれも領地コストが必要なので、ブックに多枚数投入すると、クリーチャー配置が遅れる危険性も持っています。地形変化スペルと組み合わせて使った方が、スムーズに連鎖を築けるでしょう。
自分の土地を地形変化して連鎖を築く、最もポピュラーな方法です。地形変化スペルは多種多様な使い方が可能なので、詳しくはこちらを参照してください。
目的の属性の土地に止まりやすくすれば、連鎖を築きやすくなります。地形変化スペルを使うよりも低いコストで使用できますが、使うタイミングが限られるためメインにするのは止めましょう。
トレード
単体瞬間スペル コスト:100 レアリティ:R
使用者の領地と、それと同レベルの対象敵セプターの領地を選び、所有者を交換する
自分の領地と相手の領地を交換して、連鎖をふやすことが出来ます。例えば、火属性の領地が欲しい時に、自分の水属性の領地と相手の火属性の領地を交換して、自分のものにできるのです。
地形変化スペル同様、トレードは様々な使い方ができるので、こちらのページを参考にして下さい。
スパルトイ
単体瞬間スペル コスト:40+□ レアリティ:N
ランダムな1つの空地に『スケルトン』を配置する
確実に1つの土地を確保できるため使い勝手は非常に良いです。手札の消耗が激しいの弱点ですが、1ターンに2体のクリーチャーを配置できる利点は、多くのブックに採用されうるだけのパワーを秘めています。スケルトンは排除されやすいですが、【トゥームストーン】の機能率が上がると考えれば問題ありません。ドローカードやダイスに恵まれなかった場合の保険としても優秀です。エスケープと違い、走りながら配置できるのが最大の利点でしょう。
べた褒めですが、初心者が土地を確保する上でこれ以上のカードは無いと考えています。「土地を取れなくて困る」という人は是非入れてみてください。絶対に安定するはずです。
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