Gravity Control
制御

カルドセプト リボルト戦術論 1-3 カードの分類

プレイヤーがブックに入れるカードは、大きく分けて次の3つに分類できます。

1 クリーチャーカード

 クリーチャーを召喚し、土地を確保するカードです。土地確保以外にも、他人の領地への侵略や、特殊効果のために配置されるものもあります。しかし、クリーチャーカードの目的は土地の確保と考えてください。
 クリーチャーには2つの能力が要求されます。ひとつは自分の領地を守る能力、もうひとつは他人の領地を攻める能力です。自分の領地を守り、他人の領地を攻めれば、土地は確保できます。この能力が高いクリーチャーほど、戦闘には強いと言えます。
 しかし、強力なクリーチャーであれば召喚にも魔力がかかり、扱うのが難しくなります。特に、高いコストが必要なクリーチャーは、取り回しに自由が利かず、プレイングも窮屈なものになりがちなので、注意が必要です。ある程度は、コストの低いクリーチャーをブックに入れておくと良いでしょう。
 クリーチャーは5つの属性に分けられ、自分と同じ属性の土地に配置されることで、地形効果と呼ばれる防御修正を得られます。領地のレベルが上がるほど、地形効果も強力になり、より堅牢な防御が可能になります。クリーチャーと土地の属性を合わせるのが、ゲームの基本です。

2 アイテムカード

 戦闘時にクリーチャーに付与することで様々な効果を引き出します。戦闘の駆け引きを形作るカードです。クリーチャーによっては特定の種類のアイテムが使用できないため、クリーチャー全体の相性を考えて、ブックに採用するカードを選びましょう。

3 スペルカード

 自分の手番に使うことで、魔力を得たり、カードを引いたりと様々な効果を生み出します。スペルカードは「どのタイミングで」「何に」使うのかが常に問われるため、プレイヤーのスキルが問われるカードです。1枚のカードでも多様な使い方ができることも、魅力でしょう。
 また、最も安定して使用できるのがスペルカードです。自分の手番に必ず1回は使う機会があるため、予定に組み込みやすいのが特徴です。スペルの機能は多岐に渡るため、クリーチャーのような分類はされていませんが、代表的なところでは次のようなものがあります。これはあくまで一般的に呼ばれているものであって、ルール上の分類ではありません。

 カードの説明については以上です。やや癖のあるカードもあるので、実際に使ってみながら理解していくのが一番でしょう。