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カレーとフラダンス。
三度、ワイキキを散策。
アロハのサイズ。
基本はチョコレート。
小銭の処理。
ハワイのTV番組。

【第10章】「スター・オブ・ホノルル」号の帰港、最後のショッピング

 珠湾のアリゾナ記念館を後にした「スター・オブ・ホノルル」号は、元来た航路を逆にたどる。1階の客室では昼食が始まります。朝と同じバイキング形式。メニューはカレーを中心にしたメニュー。

 今度は周りにつられまいと思い、ほどほどでやめておく。
 自分の分を確保すると、荷物を見張っていたI氏と交代する。
 食事中、乗船時に撮った写真が上等なカバーでやってくる。25ドルというカバーの豪華さに比例した価格が示されるが、せっかくなので購入。

 その後、そのまま客席でハワイアンの歌とフラダンスショーを楽しみ、残りの航海の時間を過ごす。
 午後12時過ぎ、「スター・オブ・ホノルル」号はホノルル港に寄港。クルージングを終了する。
 このツアー、2食ついている割には値段も手頃で、景色も楽しめるし、歴史の勉強にもなる。非常に有意義なものだった。

 てさて、ホテルに帰った私たちは、夕方5時のディナーショーまで、街に出て時間をつぶすことにする。
 まずワイキキビーチにいき数十分、ほけーと景色を見ながら過ごす。
 とてもいい天気だ。昨日のスコールが嘘のよう。サングラスや日焼け止めなどの日焼け対策をしてこなかったのを、少し後悔しつつ、私はワイキキビーチの景色を楽しんだ。

 今回はちゃんとデジカメ持参である。外国なので少し遠慮しつつも、何枚か景色を写真に納めた。いい素材がとれたのでうれしい。

 途中、E夫人に出会う。旦那の方は浜辺で体を焼いていた。寝ているようなので声をかけるのをやめて、そのままワイキキビーチを去る。
 次は免税店ディーエフエス・ギャラリア・ワイキキに行き、ハワイ最後のショッピングを楽しむ。

 
ず、のどが渇いていたので、カフェでコークを頼んでのどを潤した後、店を見て回る。I氏が時計店でもうひとつ腕時計を買う。その後、私とI氏は帰りの荷物の事を考慮して、鞄をみる。私はリュックをひとつ買う。

 そしてハワイみあげの定番のチョコレートを物色。チョコレートだけでもかなりの種類があって、店の一角すべてがチョコレート売り場というほど。そこの中に入ると、もわ〜とチョコレートの甘い香りが鼻をつく。

 とりあえず、I氏と共同で6つセットのココナッツチョコレートを買い、そのうち2箱を私が受け取る。お金を払うとき、レジのおばちゃんが「小銭がたくさんあって困っているなら、支払いは小銭でもいいよ」と言ったので、I氏は持っていた小銭をレジの机の上に広げる。

 するとおばちゃんは考えながら「これは25セント……え〜とこれとこれは10セント」と結構悩みながら選り分けていた。日本人には全然区別の付かないアメリカの硬貨。地元の人だって迷うんじゃんと苦笑した。

 その後、旅行前におみやげ代(笑)をいただいた、うちの叔母と親に置き時計を買う。
 そして昨日、買うのをためらったアロハを買うことに決めた。向こうの服は日本とサイズが違う。日本ではLでちょうどいい私だが、アメリカサイズではLを買うと大きすぎる。

 私はとりあえずSをもってレジに聞きにいく。「まず着てみてくださいな」と言われたのでその場で日本で買ったアロハを脱いで着てみる。少し小さい。
 Mを着てみる。ちょうどいい。これを購入。「着心地いいでしょう?生地が違うんですよ」と店員のおばちゃんに言われる。なるほど値段が高い訳だ。

 い物が終わってホテルに帰ると、簡単に荷造りをしてTVをみながら時間をつぶす。

 TVでは日本の放送チャンネルもあるが、数週間前のNHKや民放の同じ日のニュースを繰り返しやっているだけで、同じ放送を何度も見た。有料放送ではリアルタイムで見られるようだが。

 やはりアメリカに来たんだからアメリカの番組をと思ってチャンネルを変える。ドラマとかは言っている事がわからなくても、内容は、なんとなく分かって楽しかった。

 ニュースでは犯人が連行されるシーンは堂々と犯人の顔を映していて驚く。日本のようにジャンバーなどで顔と手錠を隠すことなんていう事はないらしい。 

 またチャンネルを変えているとどこか見覚えのあるアニメが…アメリカでも大人気、ポケモンが放送されていた。英語版は違和感があって新鮮だった。



 
 
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