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パスポート無事取得。
2時間の待ち時間。
その後さらに1時間(涙)
久々の飛行機。
なぜなる?ブザー
エコノミークラス症候群の理由を理解する

【第1章】福岡より直行便で発つ

 月6日(月曜日)。
 I氏と午後4時に天神で待ち合わせていた私だが、手続きの関係で、早めにパスポートのコピーが必要との連絡を受ける。
 昼いちに親の運転する車で家を出る。
 途中、福岡空港の国際ターミナルに荷物をコインロッカーに預け、必要書類をバインダーに挟み、それだけを持って天神へと向かう。

 到着したら、早速パスポートセンターへ。
 私は5年のパスポートなので収入印紙(8000円)と領収証紙(2000円)を買い引換証に貼り付けて受け取り窓口へ。
 ちなみに10年なら収入印紙(13000円)と領収証紙(2000円)で15000円かかる。
 しばし待たされた後、やっとのことで無事、パスポートを手に入れる。

 もらった注意書きにざっと目を通す。
 そしてパスポートのコピーを撮りに、センターの横にある旅行品店へ。
 コピーを2枚撮ってもらう。1枚は旅行社に渡す用、もう1枚は滞在中持ってまわるためのものである。

 氏に連絡をいれ、天神コアの福家書店で待ち合わせる。彼は出発当日まで仕事で、今昼休みで食事をしている所だという。
 I氏に旅行会社に渡す用のコピーを渡して一旦別れる。
 4時まで2時間ほど暇があるので、天神をぶらついて時間を潰す事にする。ちょうど私の愛用の腕時計が最近遅れ気味だったのでベスト電気の時計屋で電池を交換してもらう。ジークスでパソコンとゲームを見て、Lパレで同人誌を見たりしながら時間を潰す
 しかし、なかなか経たない。歩くのも疲れて、私は市役所の地下の休憩所で40分ほどぼーとする。
 そして午後4時。I氏の働いている店の前で氏を待つ。20分ほど遅れてI氏が現れる。
 いよいよ旅の始まりだ。

 I氏と共に地下鉄で福岡空港へ。
 同行者はあと2人。福岡空港で待ち合わせらしい。同行者と言ってもI氏とは別の職場の人で、しかも夫婦である。なるほど彼が私を誘った理由を納得する。

 福岡空港の国際線ターミナルは、国内線ターミナルから滑走路を挟んで反対側にある。
 駅から連絡バスに乗って向かう。
 バスを降りると出発ロビーのある3階へ向かう。コインロッカーに預けた荷物を取ると、今回の旅行社、阪急交通社の窓口に行く。
 途中、同行のE夫妻と合流。
 窓口で出国手続きの説明を受ける。

 回乗るのはJALの福岡発、ホノルル行きの58便。
 この日、福岡空港を発つ最後の国際便である。
 出発は午後7時10分。機内に泊まって、到着予定時間はホノルル時間の午前8時10分これは日本時間の午前2時10分。時差ボケが心配だ。
 飛行機に乗るのは、高校のころに修学旅行で乗って以来、私の生涯では3回目である。

 チェックインの窓口にはかなりの人が並んでいた。私は機内持ち込み用のアタッシュケースと預けるスーツケースを持って待つ。
 その間にE氏にドルへの両替を頼む。私は2万円分、お願いする。

 いよいよチェックイン。私とI氏とは非常ドアの後ろの席になった。ここは座席の前が広いそうで足が伸ばせていいらしい。しかし、非常時は乗務員の手伝いをしなくてはいけない。その注意事項の書いてある紙を頂く。どうやら非常時にドアに押し寄せてくる乗客達を押しとどめなくてはならないらしい。むむむ……責任重大である。

 荷物を預けチェックインが済むと、今度は入国審査である。
 手荷物検査で、いきなりキンコン!
 検査官にお調べを受ける。考えてみると腕時計をはずしていなかった。これは失敗。
 私の書類はパスポート番号の記入がなかったらしく審査官に怒られる。でも旅行社の窓口では「必要事項はすでに書いてありますのでそのまま出し下さい」と説明を受けたのである。私の場合、パスポートがぎりぎりまで無かったので記入されてないのであろう。
 わざわざ説明するのも面倒なので、とりあえず謝っておく。
 

 時間ほど出発ロビーで待った後、いよいよ搭乗である。
 久々の飛行機で、機内の座席の配列がイマイチ把握出来てない私とI氏。
 搭乗員に案内されながら、なんとか席を見つけて座る。
 私は窓側の席だったが、横には分厚いドアがあり、窓はけっこう離れた所にあったので、外の景色を楽しむにはちょっと難のある席だった。

 座席の前には向かい合う形でフライトアテンダント(いわゆるスチュワーデス)さんの席があり、ちょっと居心地悪かった。しかも化粧室のすぐ横なので、絶えず人が行き来しする。だから落ち着きがなく眠れない。
 正直言って、狭くいても普通の席のほうがいいです。

 出発1時間後に夕食が出る。
 洋食と和食があり、私は和食のあなご丼を注文。

 非常口の横の座席は、前に座席が無い。テーブルはどこ?
 正面にいるフライトアテンダントさんに聞くと、肘掛け部分にテーブルが収納されているとのこと。早速取り出して使ってみるが、安定感が無く、食べにくい。

 機内食は不味いとよく聞くが、味はそこそこだった。
 
 食事が終わると、機内の明かりが落とされる。
 寝ろっていう事だ。だが、なかなか寝れない。飛行機のシートなので悪くはないのだが、姿勢的にお尻に体重がかかり痛くて寝れないのである。そのうち頭痛がしてくる、体中が痛くなってくる。
 これが酷くなって死んじゃったりするのが、今話題のエコノミークラス症候群というヤツなんだろうなぁ。って思った。

 
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