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クイーンカップ(G3)
東京
芝1600m
苦手な牝馬戦。◎以外は自信はなく、自信度はC。
- ◎タイフウジョオー
- 後続をぶっちぎるような派手さはないが、馬群も苦にせず、ゴール前できっちり差し切るレースセンスがある。完成度の高さでは関東の牝馬では一番であろう。1月24日現在、1994年産のサンデーサイレンス産駒で唯一の2勝馬ということも附記しておく。
- ○ヒシナイル
- 1戦毎に成長していくのが見ていて良く分かる。それでもタイフウジョオー程、完成されてはいないだろう。
- ▲モルフェシャネル
- 父メジロルイス。血統のことは良く分からないが、いかにも「メジロ」といった感じの父だ。前走のダート戦で猛然と追い込んだあの末脚は芝でこそ生きると見たのだが、果たしてどうだろうか。
- △ダイイチシガー
- 評価の難しい馬。完成度なら◎に劣らないと思うが、クラシックを睨んだ上での伊藤雄厩舎の余裕残しの仕上げ、さらには中間の雪による調教過程の微妙な狂い(走らなかったらこれが敗因に挙げられる筈だ)といった不安面もある。極端に人気が集中するようなら、軽視する方が良いかもしれない。
- その他の馬では…
- プロモーションは出遅れが無ければと言われているが、きっと今回も出遅れるはず(^-^; 惜しい馬はいつも惜しいということで軽視したい。距離伸びてのオレンジピールの変わり身と一度叩いたシンコウエトワールには注意したいが…。馬券的には2着探しが難しいので、◎の単を厚めにいきたい。
[回顧]
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アメリカジョッキークラブカップ(G2)
中山
芝外2200m
別定のG2ということで、格がモノを言うレースである。ここ10年の勝ち馬は、
- ミホシンザン
- カシマウイング
- ランニングフリー
- サクラホクトオー
- メジロモントレー
- トウショウファルコ
- ホワイトストーン
- マチカネタンホイザ
- サクラチトセオー
- カネツクロス
で、牝馬のメジロモントレーと現役のカネツクロスを除けば、種牡馬になれなかったのはトウショウファルコだけである。
- ◎カネツクロス
- 昨年は楽なペースでの逃げ切り勝ち。秋シーズンはG1に挑戦し続けたが結果を出せなかった。順調に使いながらのG2参戦は昨年の日経賞以来で、相手関係が大幅に楽になっている。
- ○キングオブダイヤ
- 決して派手な勝ち方はしないが、相手に関わらずゴール前できっちりと差してくる。これといった欠点も無く、このメンバーならば格負けすることもないだろう。
- △ローゼンカバリー
- 4歳春の期待度からすると、重賞勝ちがセントライト記念のみというのは大いに不満が残る。全ては、勝負服柄メンコ&極深ブリンカーを装着しなければならない気性のせいだろう。鳴尾記念では4角で一旦下がりながらも、4着まで盛り返した当たりに進境を感じたのだが…。
[回顧]
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ガーネットステークス(G3)
中山
ダ1200m
- ◎ストーンステッパー
- 実力馬が好枠をひいた以上 、これに逆らうわけにはいかない。前走の根岸Sで5番手から差して快勝したように、先行力も十分あるし、直線で抜け出す脚も速い。現代競馬のお手本のような馬だ。
- ○シェイクハンド
- 詰めの甘さは相変わらずだが、短距離ならば芝・ダートを問わずに走る。気性に難があるためか中山コースに良績は無いが(3・4歳時に2走して何れも着外)、洛陽Sではなくこちらに出走してきただけに、6歳になった今なら克服できると陣営は考えているのだろう。
- ▲ユーコーマイケル
- 新聞等にも書かれているが、前走は出遅れた上に3コーナーで前が詰まる不利。全く競馬になっていなかった。ダービーグランプリで2着したように、明け5歳の中でもダートでの能力はトップクラス。鞍上が変わって、好位からの競馬を期待する。
- △ビッグショウリ
- 周りを速い馬に囲まれて最悪の枠順。能力は高いだけに、鞍上の手綱捌き次第なのだが。
#みんなMr. Prospectorが入っているなぁ
[回顧]
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