中山牝馬ステークス(G3)
中山
芝
1800m
トキシェーバーがハナを奪い、グロリーシャルマンが掛かって2番手。エイシンバーリンは3番手からレースになった。この時点で予想していた展開と全く異なっていては、当たるわけが無い。スローペースの上に4角で馬群が一団となり、差し・追い込み馬の流れになった。ラップは以下の通り。
12.6-11.8-12.1-12.9-12.5-12.5-12.0-11.4-11.5
4F 47.4 3F 34.9
- 1着…ショウリノメガミ
- 大外をぶん回して豪快に差し切った。能力的には勝って当たり前なのだが、その能力を常に発揮してくれるわけではないのが、馬券買いには辛いところ。武豊JKも漸くこの馬で重賞を勝つことができ、来週デビューする弟に対して面目を保ったというところだろうか。使い込んで良くなかったのは、やはり気性面の問題だったのだろう。
- 2着×スプリングバーベナ
- 捲くりぎみに仕掛けるには「もってこい」の展開になったのだが…。それで差されたのだから仕方ないかな。昨年の2・3着馬での決着なのね。
- 3着◎クロカミ
- とにかく仕掛けを我慢するだけ我慢した感じではあった。が、末脚勝負になると詰めの甘さが出てしまう。先行馬の中では非常に頑張った方で、能力はあるんだけど。
- その他の馬たち…
- ハートステイジ(6着)は中団後ろからのレースだったが、終始掛かりぎみだった。もう少しスムースに走れるようになれば、オープンでも十分にやっていけそう…。エイシンバーリンはやはり「逃げてこそ」の馬。フジノヤマザクラは道中は最内を進んでいき、この馬のパターンの競馬はできていた。が、3角を回ってからは前が開かずに競馬にならなかった。グロリーシャルマンは掛かってしまって終わり。
[予想]
[回顧目次]
フェブラリーステークス(G1)
東京
ダ
1600m
アイオーユーが押し出される感じでハナへ。前半のラップもそれほど速くはならず、平均ペースといったところか。
12.6-11.2-11.5-12.0-12.2-12.2-12.0-12.3
4F 48.7 3F 36.5
- 1着▲シンコウウインディ (6番人気)
- 恐れ入りました>岡部JK。ブリンカー効果と直線で馬体を合わさずに差せたことで、今回は噛み付くこともなく真面目に走れたようだ。勝負での運というものがいかに大事かを再認識させられた。[補足]
- 2着◎ストーンステッパー (1番人気)
- 期待していた正攻法の競馬をして、それで差されたのだから仕方ない。相手の方が強かったということだ。後続を3馬身千切っているのだから、決して距離が敗因ではない。
- 3着…バトルライン (2番人気)
- 指名無印馬。4角の手応えは抜群に見えたが、予想通り追ってからイマイチだった。ユニコーンステークスでのつまらないミスがこの馬の運命を変えてしまったのかもしれない。
- 5着×ビッグショウリ (10番人気)
- 上のような流れで中団より後ろにいてはどうしようもない。
- 6着○ユーコーマイケル (8番人気)
- 同上。5着馬より更に後ろとは…もう少し前でも競馬ができる筈なのだが。
- 11着△トーヨーシアトル (3番人気)
- テンからついていけない。4度以上コーナーを回らないと駄目なのかもしれない。
[予想]
[回顧目次]
ダイヤモンドステークス(G3)
東京
芝
3200m
縦長の隊列になったが、完全にタマモハイウェイのペース。田中勝春が絶妙なペースで引っ張った。ラップは以下の通り。
13.2-11.3-12.9-12.1-12.7-12.5-13.1-12.9
13.2-12.4-12.3-12.0-11.9-12.0-11.6-12.3
4F 47.8 3F 35.9
これでは、前にいなければ話にならない。回顧も手短に済ませたい。
- 1着×ユウセンショウ
- 好位5番手位から。馬体も絞れた上に、得意の東京コース。きっちり変わり身を見せた。
- 2着◎ビッグシンボル
- 2番手から。しぶとく伸びてきて2着を死守。暮れに中山で見た時よりも更に力を付けているようだ。
- 3着…タマモハイウェイ
- マイペースの逃げが全てだろう。
- 4着△サージュウェルズ
- ばてずに伸びてはいるのだが、上がりの勝負では辛い。
- 5着…シグナスヒーロー
- 東京では脚の使いところが難しい。予想通りの結果。
- その他の馬たち…
- ハギノリアルキングは中団やや後ろから。勝負所で脚を使うことになってしまい、直線の伸びを欠いた。シロキタクロスは更に後方から。内にササリながら伸びてはいたが…
予想は当たったが、馬券は…(泣)
[予想]
[回顧目次]
共同通信杯4歳ステークス(G3)
東京
芝
1800m
- 1着◎メジロブライト
- 道中は後方から2番手。一番最後に仕掛けて豪快に差し切ったが、どうも走り方がぎこちなかった。直線で順手前で走っていたのは200m標識付近から100m標識付近までで、あとは逆手前で走っていたようだ。(4角を回ったところでは順手前だったかもしれない。) 順手前に換えた時のスピードアップは本当に素晴らしかったのだが…
手前を換えながら走っていた理由が、まだ真剣になっていないという事だとすると、この馬はまだ能力を出し切っていないことになる。そうなると、相当の大物ということになるのだが。勿論、ただ単に左回りが苦手ということもありうるのだけど…
- 2着×セイリューオー
- 中団の内でじっと待機し、直線ではポッカリ開いた最内を伸びてきたが… 蛯名正騎手の好騎乗と言って良いだろう。
- 3着…ペイストリーシェフ
- きっちり巻き返してきた。前走は内にもたれていたが、左回りだと実にスムース。2着馬との差はコーナリングでの位置取りの差か。
- 5着▲エリモダンディー
- 道中は最後方待機だったが、4角ではメジロブライトより先に仕掛けた。脚の使い所が難しいタイプだけに、騎手の差が出たかもしれない。まぁ、他の騎手が乗っても2着争いに加われたかといった程度の差だとは思うが…
- 11着○ゴッドスピード
- 出遅れ。4角手前で一杯に。
- その他の馬…
- △クレバーフォーマーは好位を追走して流れ込んだだけ。やけに人気になっていたが、そこまでの馬ではなかった。×ファンネルマークは引っ掛かった。本当にアテにならないタイプ。
馬券的には、相手をゴッドスピード、エリモダンディー、ファンネルマークに絞って失敗だった(泣)。
[予想]
[回顧目次]
東京新聞杯(G3)
東京
芝
1600m
500勝目前の大塚騎手騎乗のビコーペガサスが果敢に逃げた。道中のラップは以下の通り
12.8-10.8-11.7-11.7-11.9-11.8-11.3-11.7 4F 46.7 3F 34.8
予想とは違って、平均ペースになった。
- 1着◎ベストタイアップ
- 後方からのレース。折り合いを気にして、岡部騎手が意識的に下げたのだろう。直線では前が壁になり場内から悲鳴に近い歓声も上がったが、外に持ち出してからは一気に突き抜けた。このあたりの馬群の捌きは、流石に岡部騎手である。
レース後、下馬。右第1指骨骨折。競走中に発症していたようだ。(入線時に手前を換えた時か?)
- 2着○ユノペンタゴン
- 大外を追い込んだ。3着以下の馬とは、仕掛けるタイミングの差が出た感じ。テン乗りの的場騎手を侮るべからず。予想で述べたように適正はマイルであることが明白になった。
- 3着△オフサイドトラップ
- うーん、やはり3着か。巧く流れにも乗っていたと思うのだが…
- その他の馬たち…
- ツクバシンフォニーは思っていたより仕上がっていた。流れもツクバシンフォニー向きだったが、久々の分か自身が掛かりぎみに先行してしまった。順調に行けば、ペースが速くなる安田記念当たりは面白そう。ケントニオーは前が壁で追えずに終わる。
[予想]
[回顧目次]
This page is brought to you by Hiroshi YOSHIKAWA
GCC02122@niftyserve.or.jp
cz6h-yskw@asahi-net.or.jp
(once a week)
|