Construction 9:おうちDEサーバおきらくプロジェクト。Windows2000編

先日作ったX68k筐体PC。メインマシンを使っているとき、 当たり前であるがサブマシンには用はない。 CD-Rでも焼くか、、、あ、これDVD-ROMだった。。

そんなことでは使わないただの箱になってしまう。というわけで、 常時立上げのサーバーとして使用できないか考えて見た。 どうせADSLだし。

以前はLinuxで常時立ち上げ家庭内サーバーを構築したが、今回は汎用性(?)を 考えて、Windows2000ProfessionalをOSに選択してみた。

これに合わせて電源の静粛化を行ったことを付け加えておく。 (1U電源のファンに繋がっている電源コードをはずした)



ハードウェアの用意

Constructtion:7で制作した68型ATXを使用。 USB接続の無線LANアダプタを使用しているところが ちょっと珍しいかな。さらにオンボードのLANとメインPCをつなぐことで、 壁際のADSLモデムにNECの無線ルーターと、普段の環境のPCをワイアレスで 実現してる。

ちなみにタスクバーはこの通り 

1ヶ月以上稼動しているが、特に問題は発生していないと思われる。 ノートンアンチウイルスはスキャンとLiveUpadteをそれぞれ週1、毎日で 走らせている。


OSのインストール

特筆すべきことはなし(ぉ。普通にインストールして、デバイスドライバーを一通り入れて、 最後にSP3をあてて完了。IEも6.0SP1をあてるのも忘れずに。 最近はすべて「WindowsUpdate」でイケルから簡単よね。

プリンタサーバー、というよりは単なるプリンタの共有ということで、 プリンタもつなげた。いつでも印刷できるというのはうちのように 二人以上で使用する場合には便利と思われる。


Apacheのインストール

自宅サーバーといっても、何に使うかはセットアップしながら 考えていくことに(ばく。 なにはともあれ、まず有益そうなのはWWWサーバーであろう。 WindowsにはIISというWebサーバーがあるのだが、 「こぉどれっど」とか怖いし、 セキュリティホールをおっかけるのもアレなので、 アパッチを選択。アパッチ野球軍はもちろん関係ない。

ここから apache_2.0.44-win32_x86_no_ssl.msiをダウンロードしてさくさくとインストール。

C:\Program Files\Apache Group\Apache\conf\httpd.conf  を以下のように適当に書き換える。 ドメインを取得してからかな、ここは。


ServerAdmin xbee@asahi.email.ne.jp
ServerName www.xbee.jp


    Options Indexes FollowSymLinks ExecCGI
    AllowOverride None
    Order allow,deny
    Allow from all

C:\Program Files\Apache Group\Apache\conf\access.conf
C:\Program Files\Apache Group\Apache\conf\srm.conf
を書き換えればアクセス制御も可能。設定方法はものの本で調べてくれい(ぉ。

C:\Program Files\Apache Group\Apache\conf\htdocs 以下に、おいたhtml群が、http://xbee.dip.jp 以下からアクセスが可能だ。


FTPサーバのインストール

お次はFTPサーバー。あるとなにかと便利だしね。 UNIXならFTPサーバーくらい入ってると思うのだが、2000には 入っていない?ようなので、 この辺を参考に WarFTPdをインストールする。

アカウントを作成し、適当にDドライブにでもshare用のディレクトリを作り、 そこをログイン時のホームディレクトリとする。


Activeperlのインストール

せっかく自前サーバーなのだから、PerlのCGIをガンガン回すテストにつかるように Perlをインストールする。今時は、Activeperlの5が一般的らしい。

ActivePerl

ダウンロードして入れるだけ(だったはず)インストールされたところは以下の通り。

C:\perl\bin\perl.exe


DynamicDNS周りの設定

以前は、無料のDDNSサービスというとあまり選択肢が無く海外のものを 申請していたのだが、国内ものもあるようなので 家サーバー・プロジェクト にて申請してみた。「xbee.dip.jp」

ドメインを取得するだけでは使えない。うちに割り当てられているIPアドレスが 上記ドメインであることを世界中に知らせないといけない。 というわけで、家サーバープロジェクトに登録されているIPアドレスを 更新してやる仕組みが必要である。

そこで、DiCE を入れてみる。MSI版のインストールで問題なし。あらかじめieserverの設定 が入ってるので簡単だと思う。 24時間ごとと、起動時と、IPアドレス変更時に更新にいくように設定した。


CGIスクリプトの追加

PerlのCGIスクリプトなら大概動くと思われる。

KENTWEB様のところから、いくつかダウンロードさせていただき、 カウンタ、掲示板、アクセス分析、パスワード制限などを取り付けてみた。

スクリプトの中は1行目を「#!perl/bin/perl」とすれば、大体は動くだろう。

スケジュール管理ソフト 夫婦の予定管理用に入れてみた(ぉ。

また、掲示板用の動物のアイコンは MakiMaki's Cafe 様からお借りしました(サイト上にもアイコンリンクしておりますが、こちらでも お礼申し上げます)


ライブカメラの追加

USBポートがまだ余っていたので、ライブ用カメラを買って来て繋いでみた。 (Creative製の5000円くらいのもの)

サーバー用アプリとして、最初に teveoを試してみた。 これはこれでそこそこに使えた。これだけで配信サーバになり、 受けるポートも例えば、8080などに設定すれば、http://xbee.dip.jp:8080にて アクセスが可能になる。

その後、動体検知や、静止画の自動撮影機能なども試したくなり、 Picsist というソフトに乗り換える。アクセスのためのパスワードも設定可能。 シェアウェアなのでレジストした。 しかし、動体検知画面や、各種静止画などを色々表示させようとするとアプリ自体が 異常終了するような気がする。Windowsアプリの宿命か。携帯電話を 持っていないので、携帯電話とリンクした機能はテストできず。

(この後、ソフトがバージョンアップして、落ちなくなるように改良された模様)

自動検出機能などで、検出の感度などを細かく設定できるように、と、検知時に メールを自動送信するようになって欲しい。


TOMCAT

準備中


SDK

準備中


メールサーバー

準備中
今日はここまで