96年度作品「BD96」


制作日1996年12月 TechWin97年4月号?IronMan初出
監督村上 真
音楽渡辺 史章
編集小林 佳徳
テクスチャ協力大阿久 一輝
作品時間210″

96年学祭も終って、ちょっと時間が出来たので冗談半分で作った作品のはずでした。 最初からTechWinに掲載してもらって、賞金をねらったというのは秘密です。 かの「M.O.」の続編かつ完成版というのは疑わしいところでしょう。やはり今回も 人体モデルには苦しめられたみたいです。

ちなみに、タイトルは、かの「DK96」のパロディーということは案外知られていないことでしょう。

思わせぶりな脳味噌。でも良く見るとかなり手抜き。マッピングデータは実は「M.O.」からの使いまわし。ノーミソクリアとか言っていたのが懐かしい
これもM.O.からの使い回し。わざわざSUF作成プログラムを当時書いたりした
ビルは本物の東京の夜景をデジカメで撮影してきて、それをマッピング。シュールなタイトルから何を思うや。96は手書きしたものをスキャナで取り込み
突如、都会の闇夜に現れた見るからに怪しい奴。そう、奴の名前は「初号機(おい)」頭が鉄拳のポ○ルのようだ(ジョジョのポルナレフでも可)
奴は全身が兵器になっている。なんと目からは怪光線を発射する。○○7か?!
その前には最新鋭の警察の力も役には立たない(何もしていないうちにやられる。通称やられメカ)
なんと次には気合いをため始めたぞ!どうやら街をこっぱみじんにするつもりらしい。なんて奴だ(もーめためた)
街の大半をこの一撃で吹き飛ばすなんて、恐るべき力だ(アキラ現象と命名)
奴の前に打つ手はないのか?このまま、街は壊滅してしまうのか?
なんと亜空間(?)から謎のキャラクターが出現。敵なのか?味方なのか?それとも・・・。なんと名前は「零号機」こいつも見るからに怪しいぞ(特に色指定)
不敵な笑みを浮かべる「初号機」。行動を邪魔するものに奴は手加減なしだ
なぜか雷の吹き荒れる中、戦闘開始か?雷はX68k用のEPA2で作成(笑)LightWaveの雷プラグインで作れなくもないですが・・・
アニメなどでありがちな効果を随所にちりばめる。実験的なものがほとんどなので、失敗が多いに違いない(爆)
先手必勝。ロケットパンチならぬレーザーパンチをおみまいする零号機
しかし、敵はピンピンしている。この程度の攻撃は効かないというのか?120枚の特殊装甲でもあるまいし
馬鹿な。敵はビルすらものともせず、追撃を開始した。恐ろしく大雑把な奴だ(なんか誰かに似てますね)
こちらも引き下がってばかりはいられない。電撃回転キック(仮名)をお見舞するが・・・
強烈に鋭いパンチを浴びてしまい(アメコミ調)
空のかなたに飛んでいってしまった。もはやこれまでか(つづく(嘘))
ビルに激突し「ひよこピヨピヨ状態(通称ピヨっている)」になってしまった零。あやうし。ちなみにこの「ピヨピヨ」音はうちの安物キーボード(PSR-310)の効果音を録音して使用した
そこにトドメのロケットパンチが襲いかかる
なんとその時、またもどこからか謎のキャラが。そう、「弐号機」だ(実話)
A○フィールドを展開してロケットパンチを退ける(良いのか?)
焦る初号機。さらに大量のホーミングミサイルをお見舞しようとする。だが、逆に零号機の気絶をといてしまう
ついに弐号機の反撃がはじまった。いきなりホーミングレーザーの応酬だ。見にくくてすまん
逃げまどう初号機。これで追い詰めたぞ(ほんまかいな)
こうなったら最終手段。合体攻撃だ。ついに召喚魔法が発動した(なんでやねん)
「カイゼ○ファイ○ー」(汗)いや、なんかそんな感じだったので(それともバロムクロスか?)またも雷はEPA2
魔法陣から魔物を召喚するための見るからに怪しげな踊りをはじめる。そう、これがボンダンスだ
「銀河ボンダンス」炸裂。背景の虎ははっきり言って無意味
続いて「亜空間ヒゲダンス」炸裂。もはや意味などない。ちなみに「無限佐渡おけさ」と「超電磁アワダンス」という案もあった
召喚獣「謎ドラゴン」微動だにできない初号機(動かしていない)
あえなく「ぱっくんちょ」されてしまう。消化されてしまったのだろうか。クライマックスなのにこれ以上ないほど盛り上がらない
とりあえず勝利したらしい。本当にこれで良いのか?合成に失敗してます。げふ。背景の爆発は某映画からとか(ぉ

結局、制作環境の強化によって「M.O.」の時にできなかった表現が多かれ少なかれでき、絵コンテも細かいことを気にせずに好きなように切れた作品でした。たまには(?)こんなのもいいかもしれません。のちに、この年のCGAコンテストの「惜しくも入選しなかったけど上映してあげる作品」に選ばれ、東京会場で上映されました。受けはイマイチでしたが(うーん、そんなものかな)


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