■Artist File : Kadomatsu Toshiki Live Review〜20th Anniversary AF 1993-2001 |
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Set List (2001/08/23) <OPENING - Before Freeze -> 01 YOKOHAMA TWILIGHT TIME 02 OFFICE LADY 〜OFF SHORE 〜IF YOU… 〜LUCKEY LADY FEEL SO GOOD 〜I CAN'T STOP THE NIGHT 〜TAKE IT AWAY 〜REMEMBER YOU 〜OKINAWA 〜STATION -この駅から- 〜さよならなんて絶対言わない 03 RAMP IN <- After Freeze -> 04 飴色の街 05 モノレール 06 泣かないでだっくん 07 あるがままに 08 HEART TO YOU(ANNA) 09 COLORS(ANNA) 10 もどり道(with ANNA) 11 IT'S HARD TO SAY GOOD-BYE (with 国分友里恵) 12 君は僕の観音サンバ(AGHARTA) 13 飛行機雲(AGHARTA) 14 ILE AYIE(AGHARTA) 15 ILLUMINANT(AGHARTA with Kitty Dancers) 16 崩壊の前日 17 DISTANT RAIN(友成好宏) 〜泣くんじゃない(浅野祥之) 18 風のあやぐ(with 下地暁) 19 君をこえる日 20 I CAN GIVE YOU MY LOVE 21 REALIZE 22 LUNAFAIRLYMIENA 23 SHIBUYA 24 生足の駝鳥 25 愛と修羅 26 浜辺の歌 <ENCORE> 27 TAKE YOU TO THE SKY HIGH 28 GIRL IN THE BOX 29 NO END SUMMER |
■東京ビッグサイト西屋外展示場にて、デビュー20周年記念ライブが行われました。デビューから凍結までの期間の曲を中心に構成されるはずだった8月22日は、あいにく関東地方に大型台風が接近中ということで公演中止に。管轄の深川警察からの中止勧告を受けての処置だったとのことですが、ファンだけでなく本人もさぞかし残念だったことでしょう。しかし23日は開演直前の激しい夕立にもめげず(^^;;)に無事に開催されました。 内容はまさに彼の20年の軌跡を振り返るに十分なもので、定刻を過ぎた午後6時20分頃に始まったコンサートは終わったのは何と午後10時半を回るという、怒涛の4時間超、前日のうさを晴らすべく壮絶なライブでした。 コンサートを見た私の正直な感想は、長丁場でくたびれた...ってことじゃくて(笑)、大感動!ではなかった...そんな感じでした。彼自身、このコンサートをどう思って開催したのかと疑問を感じて見てました。途中MCで「これからも今の自分を歌っていきます」みたいなことを語っていたけれど、今の角松自身を感じられるシーンは乏しかったです。ファン・サイトでは感動・絶賛のコメントの嵐でしょうが、私は満足度半分ってとこです。これまでの活動を回顧して、ここまで活動してこれたことに対して感謝の意を表すだけの記念コンサートは期待していなかったです。「これからも頑張っていきますので、どうかよろしく」というメッセージが全然伝わらなかったのですが、今回のポイントって本当はここにあるんじゃないですかね。「私20年間、こんな音楽をやってきました」ってことだけでも記念ライブとしての意味はあるのでしょうが、「あなた今日を限りに引退するの?」って感じで、もし今彼が引退すると宣言したらこんなコンサートにしてほしい...そんな内容でした。<Yokohama Twilight Time>で始まって、たぶんダブルコールで演奏するつもりだったであろう<Still I'm In Love with You>で終わったって良いのですが、2日分を1日に凝縮したというハンデを差し引いても、「これから」ということをもう少し意識していたのなら違う構成になったのではないかと思います。 同級生の彼が頑張っている姿は、私に大きな勇気を与えてくれています。彼が楽しげに演奏している姿に、何度と無く涙がでてきました。自分も頑張ろう...そう感じ続けられることを私は期待しています。キャリアもともなった彼のこれからには、もっと余裕かまして凄いことをやってほしい(^^;;)。まだまだ期待してますよ。頑張って。 ![]() さらに写真下は主にファンクラブ用に用意されたオリジナルチケット。右が22日、左が23日のものです。他にも会場ではLPジャケットを模した公演パンフレットなどが販売されていましたが、いずれにせよ初日の公演がキャンセルになったということで、チケット代金の払い戻しの他にこのCDの引き換えなど、事後の煩雑な事務処理に所属事務所は忙殺されたことでしょう。いやはやご苦労さまでした。興行中止保険には入っていたのでしょうか...部外者だけどちょっと心配だったりして(^^;;;)。 ■この日の模様は「Toshiki Kadomatsu 20th Anniversary」としてWOWOWで後日放送されました。その中で公演が中止になった22日の夕方、夕陽で空が照らされている誰もいない客切に向かって一人ギターを爪弾く...そんな淋しいシーンが挿入されていました。私達も同じ空を見上げながら飲み始めましたっけ...。 ※このコメントは2001年8月24日"What's New / 怒涛の4時間、角松執念の周年記念ライブ"としてアップしたものに加筆・修正をしました。 ■時は経って2003年11月!、遂にそのリベンジ公演が決定しました。会場を横浜アリーナに移しつつも、今度はどんなことがあっても中止にはしないゾという強い意志を込めて?「雨天決行」の文字が(激爆)。果たしてその内容はいかなるものに。開演時間が午後5時半と早いのは、その分公演時間が長いということか!?。ふぅ〜む、今からメチャ楽しみです。 (2003/07/26) |