- 概要
- ウリ科トウガン属のつる性一年草、雌雄同株。
- 原産地は東南アジア
- 完熟後皮が硬くなり貯蔵性に優れるので、冷暗所で保存すれば冬までもつので夏野菜なのに冬瓜。
カレンダー
月 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 |
種蒔 | . | . | . | ○ | . | . | . | . | . | . | . | . |
植付 | . | . | . | . | ○ | . | . | . | . | . | . | . |
収穫 | . | . | . | . | . | . | ○ | ○ | ○ | . | . | . |
追肥 | . | . | . | . | . | ○ | ○ | ○ | ○ | . | . | . |
暖地は前1か月、寒冷地は後1か月ずらした感じ。収穫終わりは暖地・中間地・寒冷地とも9月くらいまで。
- 効能
- 95%以上が水分で栄養価は高くないが、100 gあたり16 kcalと低カロリーなのでダイエットに最適。
味は控えめでクセがないので、煮物・汁物・漬物・酢の物・和え物・あんかけ等いろいろ使える。
- カリウムを多く含んでいるので、むくみ解消や高血圧の改善、夏バテ予防など。
- ビタミンCも含むので、美肌・美白効果も期待できる。
- 食物繊維が便秘の解消に理想的とされる不溶性2:水溶性1で含まれる。
- 種蒔き・植付け
- 【苗作り】種は固いので1日水に浸して十分吸水させてから3号鉢にまき、本葉4~5枚の苗に仕上げます。
- 元肥は畝(植付け場所)全体にまいて約15cmの深さによく耕す。生育旺盛なので2m四方に1株植えが基本。
- 植え穴を掘り、十分冠水させてから苗を植えます。
- 本葉7~8枚で摘心したあとは手がかかりません。
- 低温に弱いので藁か黒マルチをひくのも良い。実も泥はね等が防げる。
- 肥料・水やり
- 生育期や日照りが続くときは水やりをする。
- 実がなりだしたら、追肥する。
- 収穫・保存
- 果実を確実に着果させるためには、朝のうちに人工受粉をして着果させます。
- 開花から45日程度が保存がきく収穫の目安。すぐに食べるのならその前(25日ぐらい)に収穫してもOK。
- 完熟果は、表面のうぶ毛が少なくなり触っても痛くなく白っぽく粉をふいたようになる。
- 粉をふかないタイプもあるので、その時は開花時期と重さで判断する。ミニトウガンは2~3キロ、マルトウガン・ナガトウガンは8キロ前後。
- 病害虫
- 比較的病害虫には強い。
- 高温期になるとうどんこ病やダニ類やアブラムシ等が発生する可能性がある。
- 注意