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西村計雄記念美術館・北海道にOPEN !!

(1)西村画伯とは



(「一枚の絵」発行(西村計雄画集より)


パリに住んで40余年、芸術家のひしめくフランスで認められた数少ない日本人の画家西村計雄。妻子を日本に残し単身渡仏、貧しさとフランスの画家達の力の大きさに打ちのめされながら、創作を続け、ついにピカソの画商カンワイラーに認められ、1971年、渡仏後20年にしてフランス政府より「芸術文化勲章」を受け、73年には「ベルギー国際展グランプリ」75年には「パリ.クリティック賞」78年「ユーマン.プログレ勲章」と、やつぎばやに各賞を受け、今90才にして現役、毎年の個展を欠かさない精力的な活動をしている。(2000年12月4日没91才)

88.バリ島「一枚の絵」社発行(西村計雄卆寿記念画集)より

西村画伯の絵の愛好家は日本には多い・・と言ったら嘘になるだろうか。日本の画壇への批判を歯に衣を着せずに言い、それでもなお日本とフランスの両方で活躍出来る画家は少ない。自在に創作活動をし、自由に自分の心をを絵に表し、世界の人々に認められ愛されるのは、その絵の見事さによる事は言うまでもないが、その澄んだ絵の具の色使いと同じように情熱的で純粋な画伯の目の色と、飾らない人柄に人々は魅せられてしまうからにほかならない。

歳を重ねても、ひょうきんで楽しい。個展で会う女性には「僕と結婚しませんか」・・これは画伯の常套句なのだ。女性には必ずこの言葉で笑わせてしまう、ほっぺたの赤いお爺さんにこう言われて怒る人はいない。どこに苦労が有ったのかと思わせる程明るい、そして人間好き。画伯の絵に魅入られてしまい、自宅を美術館にした人もある程だ。その魔術的な色使いと、ハイブリッドな絵はフランスで絶賛されている。次ページへ

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