8月15日・・・モスクワ4日目    お天気 晴れ時々曇り

モスクワ最後の日。お昼にチェックアウトし、スーツケースを預けた後モスクワの繁華街、 アルバート通りに行ってみました。
ここでは、いろんなお土産が買えるらしいのですが、お土産にできそうなものはマトリョーシカやTシャツなどで私にとっては、 あまり魅力的ではない・・・。通りの雰囲気も、人が溢れていて観光地の赤の広場や革命広場と違って、ちょっと怖そうな感じ。 思い過ごしかもしれないですけど。通りの両側にはカフェが建ち並び、今度はケンタッキーフライドチキンで一休み (モスクワまで来て、ファーストフード漬け^^;)。
買い物客で賑わうアルバート通り
ガイドブックを見ると、いろいろな種類のお店があるようなのですが、 入口から中がよく見えなくて小心者の私は入ることが出来ませんでした。この通りは1.5qほどしかないので、 特にお店に寄らないとすぐに見終わってしまいます。アルバート通りは一通り見学したので、今度は近くの新アルバート通りを ぶらぶらと歩いてみました。ガイドブックに「ノヴァアルバーツキー」というスーパーマーケットはちょっとしたお土産を買うのに 向いていると書かれていたので、立ち寄ってみる。食品売場に入ろうとしたら、ガードマンらしき人に夫が注意されてしまいました。 どうやらディバックを持ち込むのはイケナイらしい・・・クレムリンでも注意されたんですけどいろいろと面倒くさいのね。 バッグを入口で預けて、中にはいると・・・豊富な品揃えのハムやチーズ。私、外国のスーパーが大好きなんです。 各国の文化の違いを知るにはスーパーが一番だと思っているくらい(笑)お土産向きの綺麗な箱に入ったチョコレートなど 格安で売っていました。嬉しい〜♪紅茶の国の品揃えは圧巻です。最初からここでお土産を買えばよかった・・・。

救世主キリスト聖堂
買い物の後は、モスクワで絶対に体験したかったモスクワ川クルージングに行くことにしました。 メトロのキーエフスカヤ駅を出て少し迷った後に、川の付近にカッサを発見。市内を一巡できる、 クラノフスキーモーストという船着き場まで1人約60ルーブル。カッサで「クラノフスキーモースト ドヴァー(2枚)」と、 大声でおばちゃんに言ったら、ちゃんとチケットを2枚くれました。ホッ。 後はここから約1時間20分、モスクワ川の上でゆっくり。
モスクワ川はあまり綺麗じゃないのに、泳いでいる人がいました(ビックリ)。モスクワオリンピックのスキージャンプ台とか、 ゴーリキ公園、救世主キリスト聖堂など歩かなくても次々に見れるのが嬉しかったです(←怠け者)川から眺めるクレムリンも、 また違った感じで一見の価値あり。船上は風が心地よくて、曇り空でしたが気持ちがよかったです。 かつては芸術家が、現在はロシアン・マフィアかニューリッチ達が住んでいるというレーニンゴシック様式が見事な芸術家アパートを 通り過ぎると、終点のクラノフスキーモースト(船着き場の名前は違うみたい)。あっという間でした。
芸術家アパート
下船したロシア人達が皆同じ方向に歩いて行くので、私達も後を着いていきました。 ところが・・・ロシア人の集団は、どうやら道に迷ったらしい(教訓:ロシア人を当てにしてはイケナイ)。 あっちだこっちだと皆、散り散りになってしまい、私達は取り残されすっかり迷子になってしまいました(涙) 広い通り沿いに歩いて、やっとメトロの駅に着いたのですが、1駅余分に歩いてしまいました。


ロシア国立図書館
午後10:00に送迎の人と出会い、タクシーでレニングラード駅へ。23:55分発のサンクトペテルブルク行き「赤い矢号」が、 今夜のお宿。これに乗ってみたかったのです。レニングラード駅は、人が溢れていて大量に荷物を抱えた家族連れなどが、 ベンチに座ることも出来ずに、あちこちに座り込んでいました。戦後の東京駅って、こんな感じだったのかしら・・・。 ものすごく治安が悪い雰囲気で、こんなところで待っていたら、電車に乗る前に身ぐるみ剥がされてしまいそう。
インツーリストでチケットとバウチャーを見せて手続きをすると、初老のおじさんがインツーリストのオフィス内で待たせてくれました。 おまけに、列車のホームまで案内してくれる。おじさん、本当にありがとう!「赤い矢号」は名前の通り、車体が赤茶色。 この列車には4人用と2人用のコンパートメントがあり、私達は2人用を予約していました。室内は少し狭かったけれど、 清潔で窓際の小さなテーブルには花が活けてあり可愛らしい感じの個室でした。水やサラミや小さなパンなど、簡単な朝食が付いていて嬉しい。 列車の心地よい響きに揺られながら、サンクトペテルブルクへ。せっかく慣れてきたモスクワ。やっと楽しみを覚えたモスクワ・・・
だすびだーにゃ。絶対にまた来るぞぉ〜!

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