ジョン・リー・フッカー、モータウン、MC5、ストゥージーズ、Pファンク、テクノ、1950年代からこの街が生み出してくた音楽は刺激的だった。
この街の音楽の歴史について探っていこうと思います。
MC5
高音圧大音量により文字どおりの激情を破壊的ともいえる旋律によって表現しようとしたMC5は、デトロイトミュージックを語る上で欠かせない存在である。その歴史的な発生図としてもデトロイトの音楽文化を象徴している。モーターシティ5、デトロイトの野蛮な感性。
「当時おれたちの住んでいた地では、工場で働くか、入隊するか、刑務所にいくか(笑い)、その三つぐらいしか選択肢はなかった。カレッジに行ったやつなんか一人もいないよ。しかし俺もMC5の連中も、そういった両親と同じ道を辿るなんてまっぴらだと思っていた。だから音楽をやることで、新しい自分に生まれ変われる、この町をとびだして世界を見て回り、もっと意味のある仕事ができるかもしれない、と思ったんだ。」
ウェイン・クレイマー
デトロイト音楽な人々
ホワイト・パンサー党
ジョン・リー・フッカー
ブルースギターで全米にその名が鳴り響いた。1948年に「ブギ・チレン」が西海岸までにヒットしたのだった。このころの音楽産業の状況を考えればたいへんなことである。「ホーボー・ブルース」「サリー・メイ」「クローリング・キングスネイク」いずれも極上のスローブルース。ハンク・バラード&ザ・ミッドナイターズ
ザ・ファルコンズ
ジャッキー・ウイルソン
アレサ・フランクリン
スモーキー・ロビンソン&ザ・ミラクルズ
あまりに有名なモータウン歌手、スモーキー・ロビンソン、40年生まれの生っ粋のデトロイト生まれのデトロイト育ち。60年にタムラに入社以来、その歴史はモータウンと歩む。ミッチ・ライダー&ザ・デトロイト・ホィールズ
ブルーアイドソウルの代表的グループ。もう一方の雄、ラスカルズはニューヨークを拠点としていたが、ほぼ同時期に活躍を開始した。あまりにブラックなミッチ・ライダーのボーカルに黒人のリスナーさえも魅了されたというが、ミッチの魂にはデトロイトの黒人クラブで叩き込まれたR&Bがあるからである。デトロイトでは黒人と白人が音楽を通じて当たり前に文化を共有していたことがしのばれる話しである。「ジェニー・テイク・ア・ライド」(65年)「悪魔とモリー」(66年)「地獄の叫び」(67年)などヒット曲は数多い。テッド・ニュージェント
マジック・サム
ザ・ストゥージズ
パーラメント P-ファンク
グランド・ファンク
キッス
ボブ・シーガー
ザ・ロケッツ
レッド・ホット・チリ・ペッパーズ
アニタ・ベイカー
ウォズ(ノット ウォズ)
マドンナ
デリック・メイ
デトロイトテクノの創始者ケヴィン・アンダースン
アンダーグラウンド・レジスタンス