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高松宮杯 5月18日

中京11レース 芝 1200m 

枠番 馬番 馬名 重量 騎手
1 1 エイティグロー 57 藤田 牡6
1 2 メイショウテゾロ 57 本田 牡6
2 3 マサラッキ 57 河内 牡5
2 4 シンコウキング 57 岡部 牡7
3 5 シンコウフォレスト 57 四位 牡7
3 6 ニシノファイナル 55 小畑 牝5
4 7 ヒシアケボノ 57 角田 牡6
4 8 スギノハヤカゼ 57 島田裕 牡5
5 9 タヤスレインボー 57 松永幹 牡6
5 10 スキーミュージック 57 福永 牡5
6 11 チアズサイレンス 57 武豊 牡5
6 12 フラワーパーク 55 田原 牝6
7 13 ノーブルグラス 55 安田富 牝7
7 14 ホクトフィーバス 57 的場 牡7
7 15 ビコーペガサス 57 横山典 牡7
8 16 マリーゴット 57 横山賀 牡7
8 17 シネマスコープ 55 熊沢 牝5
8 18 エイシンバーリン 55 南井 牝6

最近の競馬は距離が段々短くなってきている。先週もそうだが、今週の高松宮杯の名前だけのこして、番組内容を短距離馬のG1に格上げしている。一方で長距離のレースは増えるどころか減少しており、距離も縮められているケースも少なくない。クラッシクディスタンスはジャパンカップのように国際レースでは一般的だ。しかも最高峰の凱旋門賞が行われるフランスをはじめ、ヨーロッパの芝は深く、スピードとスタミナの両方を要求される。単なる長距離馬でもスピード馬でも勝てない。軽い馬場と短距離偏重の番組編成ではやはり鎖国して海外のニュースは見ないようにしてゆくほかなさそうだ。サンデーサイレンスやラムタラの血をひく日本馬がヨーロッパ遠征をして勝てるような環境にない。世界レベルの馬がいたとしても、この国では大成できない。日本は世界の競馬のなかで特殊な国であることを宣言し、ギャンブルのみの競馬として経営されるほうが、長く楽しむにはよいかもしれない。スポーツであるからには機会は平等であるべきだ。ある種類の馬のみが優遇され、それが世界に通用しない馬しか育たない環境であることに、スポーツとしての意味はあまりないからだ。

さてそれはそれ。今週も競馬を楽しむことにしよう。今週も先週ほどではないが、やはり外国産が多い。外国生まれといえば、小錦は今行われている場所で負け越すと幕内転落という。史上最重の体重を支えている膝が痛み、思うように動けないらしい。かつて横綱を狙える位置にいた男が、最大の武器であった自分の肉体で逆に追い込まれている。それでも相撲をとることが楽しいからやめない、とインタビューに答えたという。われわれの知っているいわゆる外国人関取は、こんな感じで追い込まれても悲壮感が無いイメージだろう。しかし同じハワイ出身でも曙は何か日本文化になじんでしまったゆえにより深刻になったような悲壮感があるように見える。横綱という地位がまた重たそうなのだ。横綱だから小錦の様なかたちで現役を続けることは無理だろう。自分で引退を決められないから。

このレースにも史上最重の外国産まれのヒシアケボノがいる。おなじアケボノだが、こちらは競馬界の横綱とはいえないが、このレースにこの馬が勝つことを横綱が祈っているかもしれない。この逃げ馬が逃げ切ってくれればと。

でも私は逃げ切れないと考える。ニホンピロウイナーの子、フラワーパークでここは良いだろう。1200までだったら不動と考えていい。しかし、エイシンワシントンの無念をエイシンバーリンが晴らすかもしれない。12−18を本線として、12−15、4−12、5−12あたりまでおさえれば良いだろう。

1着 シンコウキング

2着 エイシンバーリン

3着 シンコウフォレスト

4着 スギノハヤカゼ

5着 マサラッキ

単 4番 1470円 6人気

複 4番 360円 18番 310円 5番 340円

枠連 2−8 2390円 11人気

馬連 4−18 5220円 17人気

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