
私はパリからリヨン経由で行きました。リヨンまでTGVで2時間、ル・ピュイまでリヨンから2時間半。駅へ列車が近づくと
1番目の写真の Chapelle St.Michelle d'Aiguilheと5番目のNotre Dame de France
が見えてきます。
この町を知ったのは確か1990年のツ−ル・ド・フランスをテレビで見たときでした。ここがツ−ル・ド・フランスのコ−スに入っていた訳で、一瞬のうちに魅せられてしまいました。そして、翌年見に行ったという訳。
町は大変小さくて、ミニ・トレインにでも乗れば半日で一通り見学することができます。しかし、ぜひ一泊したいものです。ホテルは
安くて、部屋は広かったし、食事も安くてとてもおいしかったです。特にフォワ・グラが絶品でしたね。町の人たちも親切でした。
どこの国についても言えることですが、地方がいいです。何といってもホテル代を含めてとにかく安い。それに治安もいいし。
短い日程でいくつもの町を廻るよりじっくりと滞在する方が後から思い出すと楽しい。ただぶらぶらするだけでも楽しい。私の経験による限り、フランスの地方
のレストランはミシュランのガイド・ブックでフォ−クが1本付けば、間違いなくおいしい。それに星付きのレストランのように服装も気にしなくていいし。
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お勧めホテル&レストラン
Regina 250FFから385FF(1997年版 MICHELIN
家2軒マ−ク)駅から5分くらいのホテル。1階のレストランも地元の人達で大変繁盛していました。
Bateau Ivre 105FFから185FF(1997年版
MICHELIN 2本フォ−ク) フレッシュ・フォワ・グラ(fois gras frais)の味は今でも鮮明に記憶の中に残っています。
フランスのブルタ−ニュにある前世紀の巨石群です。小学生の頃から見たい、見たいと切望していた所。私は1986年の夏に行ったのですが、当時は
TGVがまだなかったので、随分、時間がかかりました。今はパリからTGVでレンヌへ、ここで乗り換えヴァンヌまたはオレイへ、そこからバスで
Carnac Ville下車です。(私はオレイからバスに乗りました。オレイからの方がバスに乗る時間が短いです)途中Carnac
Plageという夏の大観光地(海辺の保養地)がありますので、つられて降りないように。この巨石群は1.2kmも続いているのですが、誰が何のために
作ったのかいまだに分かっていません。あのシ−ザ−の「ガリア戦記」にもこの巨石群の記述があるそうです。
バス停の近くにクレ−プとギャレットを出すお店がありました。冷たく冷えたシ−ドルを飲みながら、なんていいです。
こんなに想いを入れていたところだったのですが、妻がつまらなそうな顔をしていたので早々に引き上げました。もう一度一人で行きたい−−−−−。
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AvignonからNimesの中間あたりにあるロ−マ時代の水道橋です。私はAvignonからバスで行きましたが、Pont
du Gard行きのバス停はちょっとわかりにくい所にあるので注意。Avignonの駅前のバス停なのでさがしてください。とにかくすごい。 2,000年も前に50km先の町まで微妙な傾斜をつけて水を流したのですから、ロ−マ人の技術には恐れ入ります。Pont du Gardの上は歩けるようになっています。私の行った日は風が大変強く、その上、両手、背中とも荷物でいっぱいだったので、途中で戻ってしまいました。橋の下の川は夏は舟遊びを
する人達でいつぱいです。それに驚くことに橋の一番下はまだ自動車道路として使われているのです。石の文化なんです、ヨ−ロッパは。日本とは違うんです
ね。きちんと造ってあれば、こうやっていつまでも残るんです。本などで満足しないでぜひ本物を見に行ってください。人生観まで変わるかも知れませんよ。そ
して、その国の言葉を少しでも勉強して行きましょう。英語の通じないホテルに泊まって少しフランス語を話せばmerveilleuxなんてお世辞を行って
くれるかも知れません。
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? http://nishiclass.web.fc2.com/
スペインとの国境の町ル−ルド、ここは巡礼の町で聖ベルナデッタ関係のもの以外何もないところです。私はこの町にフランスとスペインの国境にあるピ
レネ−の山を見に行ったのですが、それは結局下から眺めただけ。ピレネ−へのツア−がいろいろあったのですが。聖ベルナデッタの奇跡は140年ほど前の話
です。したがって彼女の写真も残っています。監獄跡に住んでいる14歳の貧しい娘ベルナデッタが聖母マリアにあったというのです。それから彼女は数々の奇
跡を見せるわけですが、その一つがマサビエルの洞窟にある奇跡の泉です。聖母マリアのお告げによる場所を掘ってみると、それまで泥水しか湧かなかったとこ
ろから清水が湧き出たというわけ。そしてその清水のおかげで、盲の人の目が見えたり、足の悪い人の足が直ったり、というような奇跡が続出したのです。今も
その水は無料で飲むことができます。そういうわけで、世界中から体の不自由な人が巡礼に訪れます。ここはピレネ−の麓にありますので、坂がたくさんありま
す。車椅子の人は行動に不自由しますし、いわんや寝たきりの人は動きようがありません。そこでボランティアの方が活躍します。これはもう感激もので、日本
の仏教はどうなっているんだ、と思ってしまいました。なお、ベルナデッタは30歳代でなくなったのですが、彼女が死んでから何年かして、棺を掘り出し中を
開けてみると、若干皮膚の窪みなどはありましたが、今寝ているかのような状態で横たわっていました。ぜんぜん朽ちていなかったわけで、う−ん、奇跡です
ね。
最後に、ここは巡礼地なのでほとんどのホテルがレストランを備えています。私が行った1992年にとてもおいしいレストランがありました。(最近のミシュ
ランには載っていませんので、まだあるかどうかは分かりませんが)大きな土産物屋が経営しているレストランで、土産物屋の隣がレストランです。一階がセル
フサ−ビス形式で、二階が本格的なレストランです。外国ではステ−キは絶対食べないことにしているのですが(ステ−キはどこで食べても同じだと思っていた
ので)menu(定食)に入っていたので食べてみました。何という不覚、絶品でした。絶妙な焼き具合絶妙な塩加減でした。ここ、ランチだけなんです。夜は
やっていませんでした。レストランの名前はL'Hermitage。ミシュランから消えてしまったので、閉鎖したのか、シェフが変わって味が落ちたのか。
私が行った二日間もお客は私たちを含めて一組か二組だけだったから、やめちゃったのかも。誰かもし行ったら見てきて教えてください。とにかく、クリスチャ
ンでない私でも心の中まで洗われるような気のする町でした。
お勧めホテル
Grand Hotel de la Grotte 350FFから530FF(1997年版MICHELIN 家3軒マ−ク)
町一番のホテルです。
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フランスばかりだったので今回は隣のスペインです。ここはグラナダ、アフリカからイベリア半島に侵入し、カ−ル・マルテルによりツ−ル・ポワティエ
の戦いで敗れるまで、ヨ−ロッパを席捲したイスラム教国の最後の地です。砂漠の民にとって、豊富な水はどんなにかあこがれの的であったことか。アルハンブ
ラ宮殿はそういう砂漠の民のあこがれを具現しています。ここのパラド−ルはパラド−ルのなかでも1,2を争う人気です。宮殿内にあり雰囲気は最高。泊まる
場合はぜひ直接パラド−ルまで。日本で申し込むよりはるかに安いです。FAXを使えば、すぐに返事が来ます。スペイン語でなくても英語でだいじょうぶで
す。
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ここはサンチャゴ・デ・コンポステ−ラへの巡礼への道の要所として、10〜12世紀に
はレオン王国の首都として栄えた町です。ここはパラド−ルがすばらしい。上の絵の橋の後ろに見えるのがパラド−ルです。ちなみにこの橋も素敵です。この町
にはガウディの手によるカサ・デ・ボティネス(Casa de
Botines)もあります。おもしろかったことといえばこちらの習慣。これはスペインではよく見られることなのですが、夕方になると中年以降の人達がお
しゃれをしてぞろぞろと町にくりだしてくるのです。特にベルネスガ川(Rio
Bernesga)沿いはこのような人達でいっぱいです。こういう習慣、いいですよね。少なくとも、家でテレビを見ているよりはずぅ−っと健康的だ。お
しゃれをする、会話を楽しむ、これは老化の防止にも役立つでしょうし。パラド−ルはル−ム・サ−ビスしかなかったので(ル−ム・サ−ビスは結構安かった
し、ガスパッチョもおいしかったです)パラド−ルの従業員の方に伺って行ったレストランは量も十分、味もbuenaでした。行き方はMadrid
Chamartin からICで4時間くらいです。
お勧めレストラン
Casa Pozo 3350ptsから4100pts(1995年版MICHELIN 2本フォ−ク)
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サンダデ−ルの西30kmにあるカンタブリア海を臨む地にあるこの町は、15〜17世
紀にイスラム勢力から逃れてきた貴族によって造られました。町はたいへん小さく、小1時間もあれば見てまわれます。朝夕には牛の行進が見られるような所
で、周りには畑も広がり、町というよりは村です。そして、中世そのままのたたずまいを残している素敵な町です。しかし、この町を有名にしているのはこの中
世のたたずまいの町の方ではなく、むしろ徒歩で30分ぐらいの丘の頂上付近にあるアルタミラ洞窟です。このレプリカがマドリツト゛の考古学博物館の庭にあ
りますが、本物の迫力たるや、見る者を圧倒せずにはおきません。アルタミラの丘に立つと、太古の人の生活は学校の教科書などにあるように、いつも飢えと
戦っている、というものではなかったのだ、ということがわかります。ここの豊かな自然はきっと太古の人に大いなる恵みを与えたことと思います。洞窟が閉鎖
されないうちにぜひ見に行ってください。(1年くらい前からの予約が必要。1日に20人か25人しかいれてくれません。)Madrid
ChamartinからTorrelavegaまで。ここからタクシ−が便利です。
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Heart of Englandと言われるロンドンの西200kmの所にあるCotswolds、ここの一番南側にあるのがCastle
Combeです。まさにイギリスの田舎らしい田舎がここにあります。街灯など一つもなく、夜は家からもれる光以外何もない真の闇になります。もっともここ
には多分いわゆる田舎者は一人も住んでないのだと思う。村には2軒パブがありましたか゛、観光客がいなくなった夜に来る客といったら、きちんとした人達ば
かりで、田舎っぽい人は一人もいませんでした。ようするに都会に住んでいた人達がリタイアしてここに住んでいる、という感じです。けれども、雰囲気は最
高。リタイアしたら、やはりこういう所に住みたい、そんな村です。私たちはBarbaraさん・Fredさんご夫婦のBBに泊まりました。お客さん用の部
屋は1つしかありませんが、もし、行くようなことがありましたら、ぜひ一夜をお過ごしください。とても良いご夫婦です。
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ロンドン、パディントン駅から1時間10分ほどでここバ−スに着きます。風呂(bath)の語源となった町で今でもロ−マ浴場跡では湯がこんこんと
湧いています。隣のパンプ・ル−ムではこの湯を飲むことができます。(一杯50ペンス、96年)このパンプ・ル−ムのランチは安くて、大変おいしかったで
す。(日本円で2000円位でした。96年)地方の町の例にもれず、明るいうちはとてもにぎやかなのですが、暗くなってくると、店はどんどん閉まるし、人
もいなくなってしまう。しかし、住むにはとても良い所だと思います。う−ん、それにしてもロ−マ人はすごい。
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小さな町を中心にと考えているのですが、やはりパリに触れなければ。パリです。地下鉄のホ−ムにはねずみがちょろちょろしているし、ときにはすわっ
ているいすの後ろにもねずみがちょろちょろ。最近は昔ほどではないですが、道路には犬の糞がころがっていたりする。それにスリやひったくりも沢山います。
けれどもパリは芸術の都です。毎日毎日美術館通いしても楽しい。何の目的もなくてもただぶらぶらしているだけで楽しい。お金のあるひとはフォ−ブル・サン
トノ−レで買物を楽しめるし(買物しまくってる日本人、格好よくないけれど)、Hotel de CrillonのLes Ambassadeurs
で王侯貴族の気分で食事も楽しめます。運河ツア−の船に乗ればパリの下町も眺められます。Hotel du Nord
もね。そして船の終点は科学の町La
Villette、ジェオ−ドが
あります。ここも楽しい。だけど私にとって一番楽しいのはサン・ジェルマンからカルチェ・ラタンのあたりをぶらぶらすること。St.Germain
あたりに宿をとったのなら、朝はGerard Mulotでおいしいクロワッサンとカフェ・オレ、昼はBuciに新しくできた中華のtake
outのお店が安くておいしいし、夜はBebertのクスクスかな、それもできたらモンパルナスのBebertがいいな。でもやはりフランス料理というの
なら、北駅の前のFloがbon、海鮮盛り合せ(fruits de la mer)をシャンペンと共に。星付きのレストランなら1つ星のPalais
Royal近くのChez Paulineはどうかな、ris de
veauが絶品ですよ。エア・コンがないから夏なら上着とネクタイも必要ないし。AngelinaのMont
Blancもいいし、St.Louis島やCite島のケ−キ屋のケ−キもおいしいし、Buciにあるケ−キ屋もとてもおいしいです。Galeries
Lafayetteの食堂も結構、いけます。St.Michelのミラマのえびワンタン、シャンゼリゼからちょっと入ったところにある春明閣のカエルのソ
テやタイ風チャ−ハンも捨て難い。とにかく、いくら挙げてもきりがない。さてホテルは、お勧めはMadison HotelとHotel Left
Bank、ただ値上げと円安の為に前者は3万円位、後者は2万円強になってしまいました。では安いホテルを2つばかり、いずれもオデオンの側です。1つは
Grand Hotel des Balcons ここは1万円弱です。働いている人たちはとても親切で、荷物も預かってくれます。もう1つはその隣の
Delavigne ここは1万2千円位でしようか。今回はこんなところで。
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ゴッホ終焉の地がここ、Auvers sur Oiseです。ParisからPontoise乗り換えで1時間位で行くことができます。ゴッホの絵のままに村役場がありますし、オ−ベ−ルの教会も
変わらずにあります。私が行ったときには結婚式が行われていました。教会から少し行ったところにゴッホと弟のテオの墓があります。今はパリから観光バスが
出ていますので、観光客も多いことと思いますが、当時(1989年)は閑散として、墓の場所を捜すのに、少し苦労しました。ゴッホが銃で自殺を図った麦畑
は墓地の前に広がっています。さてゴッホが自殺を図った後で2日苦しみ死んだのは駅の近くのカフェの2階ですが、今はゴッホの資料館に改装されたそうです。私が訪れたときは工事中でした。
写真1
アジアとヨ−ロッパにまたがる町それがイスタンブ−ルです。
イスタンブ−ルへはトルコ航空が飛んでいますが、一度パリやロンドンへ飛んでそこから入るという手もあります。私はまずパリへ飛び、それからアテネに移り
アテネの旅行社でイスタンブ−ル行きのチケットを購入しました。イスタンブ−ルはちょうど何かの国際学会が開かれていて、ホテルは観光地である旧市街でも
大きなホテルのある新市街でもないアジア側のホテルでした。空港からホテルまでがたいへん。ボスボラス大橋はものすごく混んでいて、ホテルになかなか着か
ない。観光はどうすればよいのだろう、と思ったのですが、何のことはない、ホテルのあるウシュクダラ(昔の歌にもあるあのウシュクダラですよ!)からフェ
リ−で10分ほどでガラタ橋の辺りまで行くことができるのです。港ではとれたてのサバを揚げてフランス・パンにはさんだのを売っていたりする。(これがま
たとてもおいしいのです)そうそうほんの10分ほどのフェリ−のなかでチャイ売りがいてそれがまたいいんですね。イスタンブ−ルには上の写真のようなモス
クがたくさんあり、オスマン・トルコの盛時が偲ばれます。またグランド・バザ−ルも見るだけでも結構楽しい。あ、何をさて置いてもトプカプ宮殿、まさに金銀財宝がいつぱいです。(写真3・4はトプカプ宮殿の海峡越しの写真です)物価は大変安く、西瓜やメロンは80円位でした。ドネルケバブ(ナンの間に野菜や肉をはさんだもの)ですませるなら100円位で済むのではないでしょうか。
私のとまったホテルの名前は確かHalem
Otelという名だったと思います。とても感じのいいホテルでしたよ。ホテルの前に大きなオ−プン・レストランがあり、観光帰りに前を通るといつもお店の
人に呼ばれたものでした。イスタンブ−ルをたつ前日にそのレストランに行きましたが、安くておいしかつたです。お店の人お勧めの分けのわからないサラダも
結構よかったです。最後にウシュクダラ辺りにとまる利点、それはボスボラスをはさんで旧市街のすばらしい景観が楽しめること。また行ってみたい町です。
写真1 ・ 写真2 ・
写真3 ・写真4

プラハ の南179kmにあり、人口約1万2千人の町です。11世紀以来ほとんど時間の止まった町で、1992年に世界文化遺産に登録されました。
町は大変小さいので、半日もあれば十分まわることができますが、少なくとも一泊はしたいところです。私はチェドックでホテルを予約していったのですが、場
所は地図もなかったので全くわからず、大きな町だったらどうしよう、と思いました。とりあえず、バスを降りて、みんなの後ろについて町に到着できました。
さてホテル探し。まず広場へ行ったのですが何のことはない、広場に面して目指すホテルがあった、というわけでした。
城の中を見学できるのですが、自由に見られるわけではなく、一定の人数が集まるとツア-形式で見学に出発する、ということになっています。町の中には川が
流れていて、カヌ-で水遊びができます。renovateされた立派なホテルが一軒あり、ここのレストランは値段も張りますが(とはいってもワイン付で
3000円くらい)結構おいしい。広場に面した地元の人たちがたくさん集まるレストランならビ-ルを飲みながら、オ-ドブル、 大きな鱒、デザ-ト、コ-
ヒ-で800円位(1993年)でした。私はプラハに戻るとき、直行バスが来るまで、時間がありましたので、途中のチェスケ-・ブジェヨヴィッチェCeske
Budejoviceまでタクシ-で行きました。ここの広場(写真1 写真2)もいいです。
写真1 写真2
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ブダペストには自由化されたすぐの頃に行きました。王宮の下のロ-タリ-にはまだ共産党のシンボルの星の形に赤い花が植えてありました。ドナウ側沿
いのインタ-・コンチンタルに宿をとっていたので、フレンチ・レストランからの鎖橋の夜景は絶景でした。マ-チャ-シ教会の内部は一見の価値あり。漁夫の
砦も観光客でにぎわっており、大道芸人もいたりする。とにかく物価が安かったのでよくタクシ-を利用しました。なにしろいくら走ってもなかなか100円に
ならない。地下鉄やバスは5円とか10円の世界でした。お勧めはガイド・ブックには載っていない(少なくとも私は見たことがない)遊園地。体を固定する装
置が何も付いていないジェット・コ-スタ-がありました。それにこのジェット・コ-スタ-はお客の乗り降りのときにも何と止まらないのです。コトコトと
ゆっくり走っている間にお客は乗り降りする、というわけ。食べ物はなんといってもグヤ-シュ。パプリカで煮込んだシチュ-の一種です。とにかく物価が安
かったので、このときとばかり、インタ-・コンチのレストランでキャビアをトカイ・ワインとともに生まれて初めて食べました。ブダペストへの入り方はいろ
いろありますが、いちばんはオ-ストリアのウィ-ンから高速船を使っていく方法。プラチスラバや中世の面影を色濃く残している町が船から臨めます。
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フランスの二大ワイン生産地
であるブルゴ-ニュにあるここボ-ヌは上の写真のHotel
Dieuで有名である。15世紀に建てられたもので、病気の旅人に施療し、食事を与えた。経営はここに寄進されたワインによってなされていた。とくに
Hotel Dieuの外観は一見の価値あり。内部には当時の様子が再現されています。ランチはHotel
Dieuの近くのにぎわっているレストラン(名前は忘れましたが)でとりましたが、じつにおいしかったですね。とくにデザ-トは最高だった。少しチップを
置いたのですが、お店のお姉さん、怪訝そうな顔している。チップいらなかったのでしょうかね。そこへいくとパリの海老ワンタンのおいしい日本人観光客もよ
く行くSt.Michelにある中華料理屋はわかりやすい。おつりが10フラン以上あるとき、10フラン硬貨を持ってこないで、わざと5フラン硬貨2枚
持ってくる。要するに5フラン置いてってね、(または置いてけ)ってこと。わかりやすいです。
写真1 写真2 写真3

さてカイロです。もちろんピラミッドはギザにあるわけですか゛、この際、カイロに含めることをお許しください。カイロではシェラトン・ホテルにとま
りました。カイロは電気の供給事情が悪く(1990年)しょっちゅう、エレベ-タ-も止まっていました。部屋はプ-ルがマッチ箱のように小さく見える高い
階にありましたので、そのようなときにはとても難儀しました。大概の事はいろいろなガイド・ブックに書いてありますので、カイロ市内のお勧めを2つばかり
あげます。1つはモハメッド・アリ・モスク。柱などにアラバスタ-が大量に使われていて、光が太い柱を通して見える様はなんとも幻想的。もう1つはオ-ル
ド・カイロにあるコプト博物館。原始キリスト教のいろいろな美術品をたくさん見ることができます。しかし、ここはすぐ裏にえんえんと、廃墟が広がってい
て、昼でもちょっと怖いかな、という場所にあります。
では、フレキシブルにいろいろなところを見る方法を一つ。まずシェラトンなどの大きなホテルに泊まる。そしてホテルで斡旋してくれるハイア-を利用する。
シェラトンでは3時間コ-スとか5時間コ-スとかいろいろありました。私はこれを利用して、ギザやオ-ルド・カイロへ行きました。くれぐれも運転手さんへ
のチップを忘れませんように。最後にエジプトへの入り方。もちろん、日本から直、という方法もありますが、ヨ-ロッパ観光もいっしょに、という手もありま
す。私はギリシャに行き、アテネの旅行社で3泊4日カイロ・ルクソ-ル行きのツア-に参加しました。ツア-といっても、私と妻だけです。カイロの空港には
現地の旅行社の人が待っていてくれて、ホテルまで連れて行ってくれます。帰りもホテルから空港まで送ってもらえます。アテネには旅行社がたくさんあります
し、安い料金で荷物を預かってくれるところもあります。
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すべてのヨ-ロッパ人の心のよりどころになっているギリシァ文化、その古代ギリシァのポリスの中心がこのアテネでありました。「アガメムノンのマス
ク」などすばらしい遺物は国立博物館で見ることができます。プラカ地区での買物は結構楽しい。食事もプラカにはたくさんタベルナがあります。日本料理店も
一軒あります。食事は油ギトギトでイマイチ。しかしメロンやオレンジはおいしい。ミトロポレオス大聖堂もぜひ見たいものです。中にはミイラもあります。エ
-ゲ海の島もちょっと見たいな、という人は地下鉄でピレウスまで行き、そこから高速船で島まで、ということもできますよ。またアテネを起点にしてカイロ、
イスタンブ-ルなどへ行く、も、格安でOKです。
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