ハードウェア

　NIKON Coolpix e5700にテレコンを着ければ、焦点距離は500mm前後。これなら月面写真でも撮れそうだ。 　しかし、撮ってみるとなかなか思うようにはいかない。こういう被写体では、レンズの性能が正直に出てしまうらしい。一方で持ち歩きやすい小型軽量のテレコンバージョンレンズには、ケラレが出るものも有るようだ。
　で、またまた海外から取り寄せたものも合わせ、いろいろ組み合わせを試してみました。写真の枚数が多いため、ナローバンドではかなり重いです。ご承知ください。('03/01/04) 　　　(( テスト後の所感 ))

1. まず、あるホームページでキャノンG2との組合せでは大変評判の良かった Tiffen MegaPlus2x 43mm ですが、多少のケラレは予想していたものの、全く使い物になりませんでした。オートフォーカスは合っていませんし、周辺は流れ放題でした。
2. 次にケラレですが、アダプターによる違いは殆ど認められませんでした。Raynox DCR-1800、Kenko LD-183T、OLYMPUS B-300とも、複数のフィルターを組み合わせなければ問題になりません。
3. 色収差に関しては縮小画面では判り難いのですが、OLYMPUS B-300、Tiffen MegaPlus2x 43mm、Kenko LD-183T、Raynox DCR-1800の順に色収差が強くなりました。
4. 周辺部の流れですが、OLYMPUS B-300、Raynox DCR-1800、Kenko LD-183T、Tiffen MegaPlus2x 43mmの順に流れが大きくなりました
5. 結局前評判どおり、OLYMPUS B-300の実力を再確認する結果となりました。('03/01/04)