| 孟村年表 | ||
| 1689 | ロシアの東方進出始まる。 | |
| 「ネルチンスク条約」締結。 | ||
| 1712 | 「呉鐘」、生まれる | |
| 1727 | ロシアの東方進出にともなう「キャフタ条約」締結。 | |
| 1735 | （清雍正13年）「呉鐘」、三破少林寺を成す。これ以降が、「八極拳」の創世記に当たる。 | |
| 1736 | 清廷が委任して、孟村に49の巡検署が作られ、1893年までの157年間つづいた。 | |
| 1802 | 「呉鐘」没。 | |
| 1827 | 「李大中」が「呉エイ（サンズイに草冠の栄）」に師事して、故郷に帰って教え始める。 | |
| 1847 | 「呉栄」が、嫁ぎ先から孟村に戻った。 | |
| 1858 | ロシアの東方進出にともなう「アイグン条約」締結。 | |
| 1860 | ロシアの東方進出にともなう「北京条約」締結。 | |
| 1869 | 「呉会清」、生まれる。 | |
| 1870 | この頃から、列強国による「帝国主義」が形成され始める。 | |
| 1881 | ロシアの東方進出にともなう「イリ条約」締結。 | |
| 1893 | 孟村付近を３人以上で兵器を持って歩いているだけで罪に問われた。 | |
| 税金も普通の人は４等だが、回族だけは最も重い１等を課税された。 | ||
| 清廷の笠を着た巡検署長「温玉良」の圧迫掠奪に対し、「呉会清」が暴動を起こす。 | ||
| 1894 | 日清戦争勃発。 | |
| 1895 | 日清戦争終結。 | |
| 1898 | 「義和団」が蜂起する。 | |
| 1900 | この頃から、列強国群によるアフリカの植民地化が進む。 | |
| 連合軍の義和団鎮圧により、帝国主義勢力の内政干渉を招く事態になる。 | ||
| 列強による中国分割が進む。 | ||
| 1902 | 孟村一帯に疫病が蔓延し、死者が多数でる。 | |
| 1904 | 孟村に「国民小学校」ができるが、裕福な家庭の子供しか入学できなかった。 | |
| 「日露戦争」勃発。 | ||
| 1905 | 「日露戦争」終結。 | |
| 「科挙制度」廃止。 | ||
| 1908 | 「呉秀峰」、生まれる。 | |
| 1911 | 「辛亥革命」が起こる。 | |
| 1914 | 「第一次世界大戦」勃発。 | |
| 1915 | 日本から「21カ条」の要求を迫られる。 | |
| 「文学革命運動」の開始 | ||
| 1916 | 「辛亥革命」（1911）後も孟村一帯の人々の暮らしは悪化の一途をたどり、この年から1929年までの14年間、孟村一帯は「匪区」というさげすんだ特別区とされる。 | |
| 1918 | 「第一次世界大戦」終結。 | |
| 1919 | 「五・四運動」の展開。 | |
| 「パリ講和条約」を拒否。 | ||
| 「中国国民党」が結成される。 | ||
| 1920 | 民国20年、飢饉のために孟村一帯では、餓死者168名、食べるために子供や女性が売られた。 | |
| 1921 | 「中国共産党」が結成される。 | |
| 1922 | 血の弾圧のために350人以上殺され、11の「清真寺」が焼かれた。 | |
| ソヴィエト社会主義共和国連邦の成立。 | ||
| 1923 | 「コレラ」が大流行し、１月で50人以上死んだ。 | |
| 1924 | 「第一次国共合作」の成立。 | |
| 1925 | 「李景林」の命令で、18の「回族」の村に血の弾圧があった。死者700名。 | |
| 1926 | 1927年にかけて「第一次北伐」が行われる。 | |
| 1927 | 飢饉のために、河北の人口の20％は、「匪賊」となって生き延びた。（水滸伝の匪賊の物語は有名である。）巨大な匪賊は、模擬軍隊の様相を呈した。匪賊は法に従う者であれば、貧富の隔たりなく、苦しめ掠奪した。 | |
| （「民国政府」になって以来、政治的貧困のために、このような「匪賊」「秘密結社」「械闘」による動乱が、19世紀後半より明らかに多かった。） | ||
| 「上海クーデタ」（国民革命）が起こる。 | ||
| 「海豊・陸豊」で「ソヴィエト政権」樹立。 | ||
| （南京）「国民政府」の樹立。 | ||
| 1928 | 「第二次北伐」が行われる。 | |
| 「羅ドウ（田へんに童）村」の「韓会清」が全国武術大会で１位となる。そして「南京中央国術館」の教務長になる。 | ||
| 「張作霖」爆殺（奉天）事件の発生。 | ||
| 1929 | 「抗州」で何でも有りのルールで、「国術散手大会」が行われ、「オカルト」の無効性が実証された。 | |
| 1930 | 「呉会清」（1869〜1958）が老拳譜を10部作りなおした。 | |
| 1931 | 中華ソビエト共和国の成立。 | |
| 1932 | （民国21年）「滄県誌」が作製される。 | |
| 1933 | 「呉秀峰」の名声が「天津」で広まる | |
| 1934 | 「長征」がおこる。 | |
| 1936 | 「長征」を終える。 | |
| 1937 | 日本軍の侵攻があって、孟村一帯は再び地獄になる。 | |
| （1937年の日本軍の侵攻がなければ、中国は近代的産業社会に発展出来なかったのではないかという意見がある。） | ||
| 1939 | 「第二次世界大戦」が勃発する。 | |
| 1945 | 日本「無条件降伏」。 | |
| 1946 | 「土地改革」が進む。 | |
| 1947 | 現七世宗家の「呉連枝」うまれる。 | |
| 1949 | 「社会主義革命」が起こり、「中華人民共和国」が成立する。 | |
| 1953 | 「呉秀峰」（1908〜1976）は、済南の武術大会（表演大会）で第１位となる。 | |
| 1955 | 「孟村回族自治県」が建立される。民族自治が始まる。 | |
| 1958 | 「呉会清」没。 | |
| 1969 | 「文化大革命」開始。以後１０年内乱。武術家迫害を受ける。 | |
| 1972 | 米「ニクソン」大統領、訪中する。 | |
| 「鍼麻酔」が世界に知られる。 | ||
| 1975 | 「周恩来」が、遅れている農業、工業、国防、科学技術の４つの近代化を提唱する。 | |
| 1976 | 「呉秀峰」没。 | |
| 1980 | 全国武術「観摩交流大会」（表演大会）で、「劉秀平」（女性）金賞になる。 | |
| 1982 | 日本から「武術学習集団」が訪中する。 | |
| 1986 | 「武当派拳研究会」が、「呉連枝」、「李俊義」を大阪に招聘する。 | |
| 1991 | 「呉氏開門八極拳」（ベースボールマガジン社）の初版が日本で発売される。 | |
| 「日本開門八極拳研究会」が設立される。 | ||
| 1996 | 「呉秀峰」老師２０回忌記念式典が開催され、「日本開門八極拳研究会」が招待される。 | |
| 1997 | 「上海」がイギリス領から中国に返還される。 | |