試合流儀不定期更新中
- 最初の「制限カードリスト」はこんな感じ。Ali
from Cairo、Ancestral Recall、Berserk、Black Lotus、Dingus
Egg、Gauntlet of Might、Icy Manipulator、Mox5種、Orcish
Oriflamme、Rukh Egg、Sol Ring、Timetwister、Time Vault、Time
Walk。毎度おなじみ超高額カードに交じって、どう見ても場違いな卵と軍旗がありますな。しかしカードの種類もそんなに多くなかった時代はそんなもんかも。
- その後、ForcefieldとSword of the
Ages、何故かLegendsとlegendary
landsがリストに加わる。無芸大コストのLegendも?
- 最初の「禁止リスト」は簡単でよかったらしい。アンティ関連カード全部、そしてShahrazad。Time
Vaultがちょっとしてから加わったそうだ。
- 史上初のMagicのトーナメントはどこで開催されたんだろう?ホビージャパン本社?まさか。正解はペンジルベニア大学、時は1992年、Magicが正式に販売開始される前の出来事。歴史に立ち会えたのは20名のテストプレイヤーとGarfield、Barry
Reich。このときの勝者はDave
Petteyという。彼はその後Antiquities、Fallen Empires、Ice
Ageのデザインに携わることになる。デュエルに人生を狂わされた第一号だね!
- 「ロチェスター・ドラフト」。よく聞く名前だけどどんなルールだったっけ?わたくしはよく分かりません。で、このロチェスターってのは同ルールによるトーナメントが最初に開かれたニューヨークのロチェスター大学にちなんでいるそうだ。主催者にはWizards
of the CoastのJim Lin、Dave PetteyとChris
Pageがいたそうだが、こいつらの素性もわたくしは知らない。まぁ知らなくてもいいこと、いっぱいあるよね(この頁ぜんぶとかね)
- シールドデッキ戦。おお、これならRPGマガジン読んでるお蔭でちょっとは分かるぞ。当初は参加者が自由に交換できたらしい。当然そうなると、つるんでる同士でこっそりエントリーして、仲間内で最強デッキをキープする輩がでたもんだからルールは速攻で変えられたそうだ。
- ルール裁定。あーややこしい。罪作りな第一号はRukh
Eggだが初期では「勧告」とか言われていたらしい。場から墓地に移動した時のみトークンが出る、と変更になった陰にはこのカードがばんばん手札から捨てられたりしたんだろうなぁ。
- タイプ1ばりばりの人なら「ああ、懐かしいなぁ」とか言うんだろうか?古典的コンボにGuardian
Beast/Chaos
Orbというのがあったそうだ。Beastの効果でOrbは何度でも発動させられた(っていうのもBeastにはアーティファクトを破壊の対象から外す能力があったもんで)。超極悪だったしあんまりトーナメントで手裏剣プレイが流行るのも嫌だったんだろう、Wizards社はすぐにOrbの能力を「サクリファイスによって発動する能力」と「勧告」したそうな。
- 会社にばかりでかい顔はさせないぜ!プレイしてるのは俺たちさ!と言わんばかりのお話がClockwork
Beastにはある。カウンターは攻撃の宣言に対応して1つ取り除かれるというルールだったもんだから、まともにやれば実質このクリーチャーは6/4ですな。しかしDrew
Tucker親衛隊を中心に(ウソ)「そんなのってないぜ!こいつは7/4なんだ!」とばかりにカウンター除去のタイミングを勝手に「戦闘終了後」と解釈し、トーナメントでさえその流儀を押し通したものだからWizards社、ルールを逆転させたそうだ。いい話ですなぁ。
- ジャッジを一番むかつかせたのは言うまでもなくあのアホづらイラストが怒り倍増のChaos
Orb。トーナメントの度に違う解釈が生じてまぁ愉快愉快。曰く:「それ自体でカード破壊が可能」「物理的に触れているカードのみが破壊可能」「上に乗ってさえいれば触れていなくても破壊可能」「トークンが乗っているカードでも破壊可能」「トークンが上に乗っていて直接触れていないカードは破壊不可能」うひゃひゃ。
- でさぁ、結局1997年7月ルール改定では「治癒の軟膏」を「黒騎士」に使うことはできるのできないの?どっち?まぁその昔も「神の怒り」は「黒騎士」にどう作用するのかしないのか、結構もめたあげくに「targeted
effect」っていう概念ができたくらいだからしょうがないか。
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