首は標的に顔をまっすぐ向けるようにして、変に傾けないようにしましょう。

 背筋はまっすぐ伸ばすか、少々そらしぎみにして下さい。筋力に自信がない向きは「背中を反らし加減にする」といいという説もあります。

ストック部分は腕の内側につけてもいいですし、つけなくてもいいです。ただし、あまりしっかりつけてしまうと将来ピストルに移行したときに困ることになりますので、ほどほどにしておいてください。

  ちょっとやってみて「肩が凝るなあ」と思ったら、フォームにどっか無理がかかっているのでもう一度体全体の力のかかり方に気を配り(これを「内的姿勢のチェック」と呼びます)、少しでも負担の少ない姿勢を自分なりに発見してください。無理な姿勢をとると、筋肉がぴくぴくしますから狙いが狂います。

 なお、筋力トレーニングに関してあまり(というかほとんど)触れないのは、 「あんまり効果がないから」です。必要最低限の腕力さえあれば十分で、いたずらに腕力に頼った射撃はフォームの乱れにつながります。  大体週一回の練習で、充分上達します。

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