このとき、親指と人さし指の間を、グリップにしっかり押し付けてださい。そして親指を、グリップの左側にあるサムレストと呼ばれるでっぱりにぐっとくっつけて、人さし指以外の残りの指３本でグリップ全体を包み込むように握り、人さし指は自由に動かせるようにしておいてください。人さし指の第一関節より先をトリガーの周りの部分（トリガーガード）に軽く押し付けて、引き金にはぎりぎりまで触らないように細心の注意を払ってくださいね。

　右腕はあくまでまっすぐ伸ばします。腕がしびれたからといって、構えるときにひねったりしないように。銃の照準は、銃がまっすぐに構えられていることを前提として設計されていますから、角度をつけて構えてしまうと正しい照準ができなくなります。

上の写真は「悪い右腕の型」の一例です。腕が疲れたときにこうなってしまいがちです（トラブルシューティングの項目も参照して下さい）。