Tatuya Ishii Concert Tour 2002
"NYLON CLUB" -FINAL LIVE in Kobe-
今回のツボsono7
リリィを救うべく単身トルコに渡った愛原ジョー、たった1枚の写真を元に彼女を探し出すことができるのか?(←相当省略してますが、佐々木フランチェスカのナレーションです)
で登場したジョーですが、階段を降りてくる間に「トルコに来ようと思ったら、行き過ぎて神戸に来ちゃったよ。リリィも探せねぇし、しかたねぇから曲でも作ってみっか」ということで、急遽、即興曲づくりのコーナーになっちゃいました。
まずは「ツクツクターン、ツクツクターン」とドラムスのケニーに指示、アップテンポのリズムにキーの指示。まずは「G」そのまま2小節やって次は「C」、次は「E」、で「A」、んでブレイクだっけな? リズムも速いしコード進行も複雑だから、歌がつけにくいってことでこれはお蔵入り。
再びケニーに指示したリズムはぐっとテンポが落ちて「ズン、ターカ、ズッズッターカ」という感じ(どんな感じや!)、2小節ずつ「G→G→C→G→B7、でブレイク、アタマに戻る」というフレーズ展開をつける。途中振り向いて(ここまではバンドさんの方を向いてました)「ほんとに今つくってんだからね」と説明します。
これに♪アイラブ神戸、Yeah〜Yeah〜(ここは客席)、という歌詞をつけ、4度繰り返し、最後は即興で歌ってました。2番(?)はコンダくんのギターソロと、佐々木史郎さんのトランペットソロも入り、これホンマ今作ってんの?ホンマ初めてなん?って感じ。史郎さんのソロは、コードをはずれないようにか若干押さえ気味でしたけども。
んで3番(?)はまた歌に戻って、最後は♪ハトコちゃん、飛ばしちゃってごめん。最終日だから許してね、とムリムリ詰め込んで終了。
今回のツボsono8
これを書かずして何を書く! 客席にいる婦女子のハートと身体をつかんでゆさぶる驚異の「へそ見せ」、その一部始終をレポします。
始まりは【東京BAY SIDE CLUB】でした。トランペットの♪チャーチャラッチャラッチャラッチャラッチャラッチャラッチャ、ってイントロのあたりでピンクの上着の右袖を脱ぎます。片袖が残った状態で♪ッチャッチャラー、ッチャッチャラーで後ろ歩き、もう一度繰り返すところで左袖を脱ぎ、黒の半袖シャツとピンクのベスト姿に。ここで初めて知る新事実、シャツの袖はシースルーだ(よだれ)。
そのまま曲は進み、♪だ、か、ら、でベストのボタンを一つずつはずしていきます。でもボタンは4つ、♪ね、とひとつ加えて一番下のボタンをはずします。さぁ、ベストは全開、どうしましょう?!
♪神ぉ戸ナイロンクラ〜ブ、で曲が終わるとたたみかけるように【HIP SHAKE】へ。ここでダンサーに姿月さん登場!で、そっちに気をとられていた筆者、肝心のタイミングを見逃します(くぅ〜、誰か教えてぇ)。イントロが終わったときにはベストを脱ぎ、ズボンのサスペンダーを下ろした体勢になってしまっていました。(ここでの新発見、シャツの背中もシースルーだ!)
そして、踊りながら歌ううち、短めのシャツの前部分が外に飛び出しひらひらとしているではありませんか! ああっ、これは! 速攻双眼鏡を取り出します(踊りながら見るのはたいへんだった)。
跳ねるたび、動くたびにのぞく白いおなか。そしてそこには「お・へ・そ」がぁ〜。思いのほか(爆)締まったおなかに縦長(半分以上想像です)のおへそ。あう〜ん。
…以上ぶっこわれレポでした……。
今回のツボsono8
今回のツアーではどの会場でも頑としてしなかったナマ声「サンキュー」、しないのが方針なのね、と納得してはいても、最終日だから、と誰しも密かに期待していたはず。
カーテンコールが始まり、いったん上がり始めた幕が下から1mぐらいのところでとまって再び閉まり始めます。「え〜」のブーイングに再び上がり始めた(実は上手袖で幕が引っかかっていた)中を、先頭の金子さんがハンドルを回すふりをしながら登場、順々に全員が並び、いつものように下手、上手、中央へと3礼。
一度閉まった幕は銀恋の2番のサビと共に再び(三度?)あき、いつものようにステップを踏んでいる皆さんが。1度目のカーテンコールでは上のミニステージにいた佐々木フランチェスカさんと姿月あさとさんも列に加わってのカーテンコール。
幕が閉まり始めて「ああ、もう終わりなんだ」と思いかけたそのとき、びゅーちーが幕をくぐって前に出てくれます。もう悲鳴に近い歓声があがります。なんか話している(フリ)びゅーちー、帰ろうとして振り返ると幕はしっかり下りてしまってます(笑)。
「わ!」って驚いてまた前を向くと、静かに、のアクション。「サンキュー」(きゃあ)、再び制して「また遊ぼうぜ」(きゃあ)、もう一度制して「神戸大好き!」(わぁんっ)
もう一度帰ろうとしますが幕は下りたまま、しばらくして「上げろ、上げろ」のアクション。幕がゆっくり開いてゆくと、中ではミュージシャン全員がスタンバっています。そして中央にはスタンドマイクが。ラストの1曲は【炎のたからもの】でした。
もう2度と会うことのないであろう笠木健一モードの石井竜也、一心に見つめ、必死に聴いているうちに胸の中がじんわりあったかくなりました。
そうそう、佐々木さんと姿月さんは上のミニステージに並んで腰掛けて聴いてらっしゃいました。ちんまり座っているのがなんともかわいかったです。
今回のツボ…っていうか砂利ネタ
大したことではないけれど、ちょっと印象に残ったものを、ジャリネタとして羅列しますね。
・【ひとすじになれない】前のMCで、俺クラスのスターになると、一筋二筋三筋四筋、今156筋ぐらいになっている。今夜は神戸で200筋を目指してみようか。と。
・姿月さんとのデュエット【Slow-motion Memories】の前説で、「照明さん、ちょっと明かりをおとして」と言うので何かと思ったら、グラスを掲げて「君の瞳に映った、俺に乾杯」。このあともどこぞやで同じ台詞をおっしゃってました。
・【Slow-motion Memories】で姿月さん歌詞間違い。♪浮かんでは消えてゆく残り香のエタニティ、のはずが♪潤んでるその向こうに、残り香の…と。ちらっと苦笑いしてました。
・同じくSlow-motion Memoriesのとき、姿月さんが歌っているとき、笠木さんはグラスを取りに戻り、それを持って歌っていました。そのあとのトークでは♪赤いワインこぼした、ってこぼしてみようか。とグラスを傾けるけど「もったいないから」とやめてました。
・小芝居でのご当地ネタ、千鶴子ねぇさんがティッシュを配っているのは「トアロードの前」。有名なフラワーロードでないところが、地味ぃ〜なところを突いていてナイスです。
・小芝居のケンシロウ登場のタップ、回を追うごとにどんどん長くなっていきましたが、今回は千鶴子ねぇさんをして「あんた、今までで一番長かったんじゃないの」と言わしめる長さでした。
・同じく小芝居の探偵・ジョーの登場シーン、音楽が倍の長さになっていました。最初の8小節で終わらないものだから、とまどってバンマスを見る。でも金ちゃんはすずしい顔で吹いているからしかたなくもう一度ス○ベイス踊りをする、って感じでした。終わってキメた次の瞬間「なげーんだよ!踊りのバリエーションがねぇんだ」ってキレてました。
・同じく小芝居のなかで、千鶴子が電話をとるところ、「え、神妙寺貿易の、社長令嬢神妙寺ゆりえ24歳、ええっ!…失礼致しました。私と同い年だったものですから。私は大我巻千鶴子と申します。大は大小の大、がまっていうのはがまの脂じゃないですよ。おおがまき…鼻濁音でお願いします。はい…」と異様に長い芝居を続ける千鶴子ねぇさんの横で、ジョーは手をこまねくやら、イガグリを触って「イテ!」やら、最後にはテーブルに四つんばいで上がってなんかしてました。(はっ、テーブルに上がる、って、さっきの姿月さんの聞き間違いを実演しているのかしら?)
・プレミアムショウタイム前のBGM、東京ブギウギだったのが、同じく笠置シヅ子の『大阪ブギ』になってました。ちょっと民謡チックというか演歌チックなメロディラインが懐かしい。
・プレミアムショウタイムでの、佐々木さん、なんと『日本一の司会者』というたすきをかけての登場でした(だれかファンの人からの差し入れなのかな?)。それと、メンバー紹介が日本語でした(他の会場ではすべて英語だったはず)。
・『オトメノキモチ』のあとの姿月さんとのトーク、姿月さんのアルバム『SONATA』紹介やら12月のディナーショウの紹介やらをびゅーちーひとりでしゃべっていて「おれ、姿月さんの宣伝ばっかしてるみてぇ…でもいいんですけどね、最終日だから」
・同じく姿月さんとのトークで、彼女のガハハ笑いを見て「姿月さんていつもそんな笑い方でしたっけ? ヌハハハハハハ、ヌハハハハハハ、ヌハハハハハハ、ピコピコピコ。ってオースティンパワーズですけど」だって。誰もわかんねーよ(笑)
・上2つと同じところで「俺、今日ね、風邪…ってわけじゃないんだけど、さすがに疲れて声が出てなかったんですよ。でもワイン飲んだら喉が開いて声が出るようになりましたね。昔、久保田(利伸?)に『ワインちょっと飲むと喉が開くから』って言われてやったんですけど、米米CLUBのとき。そしたら息が上がっちゃってだめだったから、それからやんなかったんですけど。からだが温まってから飲んだのがよかったんですかね。…俺、下戸のくせにワイン飲むんですけど、飲むと脚に来るんですよ(ふらっとよろける)。…いや、大丈夫です(と言った直後によろける-笑)」
・今回のツアーで一番サングラスをはずしている時間が長かったのでは? まず『SEXY DOLL〜知りたくないの』あたりではずして、『東京BAY
SIDE CLUB〜HIP SHAKE』のあたりもナマ目だった気がするし、『君をつれて』も『炎のたからもの』もそうだったし。このあたりも婦女子を悩殺する要因だったのかもしれないですね。
以上、コメホカ的ツボネタでございました。記憶違いも書き間違いもあるでしょうが、そこはそれ、一観客のレポとして大目に見ていただければ幸いでございます。
あなたのツボネタはどれ? よろしければコメホカに教えてくださいまし。