Tatuya Ishii Concert Tour 2002

"NYLON CLUB" -FINAL LIVE in Kobe-

 
神戸”ツボ”レポ PART 1

 

 NYLON CLUB最終日、神戸本社、わざわざ神奈川くんだりから出かけていった甲斐があったというもの。あまりの『出血大サービス』状態に、通常レポをけっぽって先にこっちを掲載します。


今回のツボsono1
 なんといっても【MY DREAM】ですね。NHKホールから使用されるようになった白のボルサリーノ&フォックスファー付き白コート、この日は肩にかけるのではなくしっかり着用されています。さらに手にしているのは深紅、ではなく純白の薔薇

 いつものようにミニステージでAメロ2回、右へ回って階段を降り、そのまんま下手ステージギリギリまでやってきて、♪愛の歌をあなたに歌おう、でひざまづく!(ギャー)

 サビに入りつつ今度は上手側へ、♪この愛だけは永遠に変わらない〜Yeah〜、の終わりあたりでまたもやひざまづいてアピール(キャー)。そのまま次の♪You are my dream〜、で、花束を床にたたきつけながら3回転、散りまくる花びらが絨毯のように広がります(上から見るときれい♪)。

 中央に戻っていきながら♪タ、タ、ターンで帽子をとばし、♪あなたの心抱きしめている〜で花束をぎゅうぅ〜(イヤ〜ン)。そして噛みちぎる(ヒエ〜←声にならず)。

 エンディングの♪優しく今〜、のあとのタメで、ゆっくりとピアノのところへ。そして花束(もう半分花がない)を客席へ向けてそっと置き、戻ってきて、♪愛の歌〜、のタメで今度はコートを脱ぐ(介添えをするスタッフさんになりたい)。じらされまくりの私たち、歓声ともため息ともつかぬ声が場内にこだまします。

 ♪ぅを〜〜〜、場内に響き渡る笠木さんの美声、あの瞬間場内の婦女子は全員、胸の前で手を組み合わせて見ていたに違いない。魅力全開の1曲でした。
 
今回のツボsono2
 通常メニューでは登場していなかった佐々木フランチェスカ2世が【ひとすじになれない】のあと登場。以後専属歌手笠木健一氏にインタビューを試みます。

佐々木:…当ナイロンクラブ専属歌手、笠木健一先生です。今日は一段と前髪もふさふさとしてらっしゃいますが。さて、9月22日に開店したナイロンクラブですが、あれから3ヶ月、今日この神戸本社を以て閉店するわけですが、いかがですか?
笠木:膀胱(暴行?)矢のごとし、っていうけど…光陰矢のごとし、だったか。
佐々木:そうですね。さて、この店を以て閉店してしまうわけですが、先生、下着はどんなものをおつけになっているんですか?
笠木:下着?ふつうだよ。ふつうにピンクのヒョウ柄だよ。ふつうだろ? ここだけ(股間あたりを掌で指す)ヒョウ柄で、あとはヒモになってんだ。ティーパックっていうんだ。(佐々木:それはTバック)そっかTバックか、なんでもいいじゃねぇか。
佐々木:この3ヶ月間、歌ってこられまして、好みの女性をお聞かせ願えますか?
笠木:ふつうですよ。きれいで、しゃべらず、素っ裸でいてくれたら、それでいいですよ。
佐々木:素っ裸ですか?
笠木:そう、素っ裸。素っ裸でコンビニまで行かせちゃうから。
佐々木:スターの笠木さんは、毎回衣装替えも多いですけれど、女性は素っ裸がお好みですか。
笠木:俺はスターだから仕方ないんだよ。そうだな、首輪ぐらいしていもいいな。そしたらこうやって(犬の散歩のまね)連れて歩けるから。ね、ふつうでしょ?
佐々木:スターの日常ですからねぇ、それがふつうなんですか。…先生、今日はまたゴージャスなアクセサリーを身につけて…。
笠木:すごいだろ? これ三ノ宮で借りてきたの。500万ぐらいするんだ、俺は本物しか身につけないからね。キュービックジルコニアから屑ダイヤまで(きらきらさせる)。
佐々木:借りてきたんですか。
笠木:ふつう貸してくれないよ。俺はスターだからね。店に入って「これとこれとこれ」っていうと、すぐに「わかりました、お貸し致します」ってぱっと貸してくれるんだこれが。
佐々木:持ち物にこだわっている笠木健一先生です。それでは笠木健一が心を込めて歌います。イミテーションガイ!
ってことで【IMITATION GUY】へ。

今回のツボsono3
 バンマス金子氏がソロを吹きながらステージを一周する、その横ではバーテンSUJIと笠木氏のカクテル争奪戦が繰り広げられる、というくだり。

 笠木氏は煙草に火をつけグラスを手にいつものように「入れて。ねぇ注いでよ」のポーズ。それに対してSUJIがサックスのベルに流し込んだり、グラスに入れると見せかけてフェイントかましたりしているところで、なんとスタッフさんがワインのボトルを手にして下手から登場。ボトルを受け取ったSUJI、それを笠木さんのブランデーグラス(笑)になみなみと注ぎます。グラス2/3ほども入ってしまった赤ワインを手に躊躇する笠木氏、意を決して一口、二口

 さらに「継ぎ足しましょうか?」というアクションをするSUJIに、「いえ、結構です。もういいです。すいません」とでもいうようにお辞儀をし断る笠木氏、素になっています(笑)。

 グラスを置いてスタンドマイクのところに戻ってきた笠木氏、開口一番「∇∞煤普ヲ∴≒」と意味を成しません。どうやらベロベロ状態だと言いたかったらしい。もう一度小道具テーブルに行って戻ってくると、サングラスがありません(喜)。煙草を一服つけるとそのまま【SEXY DOLL】へ。

 スタンドマイクを引き寄せ、左手でマイクを支え右手には煙草、このポーズだけでかなりヤラレますが、今回はそれに輪をかけています。そもそもは蝶ネクタイをはずしてシャツのトップボタンをはずす程度だったものが、今回は4つくらいはずしていて、見え隠れする白い肌……これぞ婦女子を全員双眼鏡の虫にしてしまったという『胸はだけ』の技!

 まずは♪けだるい響きの曲が、あたりでマイクを右手に持ち替え、左手はシャツの隙間へ(わぉ〜ん)、続いてのポイントは♪胸を見せる技しかけてCOOL、あたりでシャツを横に引っ張り胸を見せる(ひゃ〜)、極めつけは♪磨き抜かれたそのNICE BODY、でのスタンドマイクを女体に見立てなでる手つき(きゃーエッチぃ)、そしてそして最後にはスタンドマイクをまたいでじわ〜っとグラインド(イヤ〜ン♪)。もうメロメロ(笑)、つ、疲れた……。
 
 と、疲れたのでこの続きは次回に……。


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