米TARO | ライブ、お疲れさまでした。 まづは「JUNGAPOP」の意味を教えていただけますか。 |
良治 | 「ジャンガポッポ」って日本語なんですよ。 (ウチの)田舎では「かつぐ」って言う意味で、じゃんがる」って言うんですよ。 後、ポッポって幼児語だと思うんですけど、たぶん幼児語からでしょうかね。 「肩車してぇ」って事を「ジャンガポッポしてぇ」っていうですよ。 んでまぁ、律朗んちの子どもを、肩車するじゃないですか。 で「あにき(←良治さんの事)ジャンガポッポして」ってやってたんですよ。 バンド名決めてる時に、ほかに色々な名前が出てきたんですけど、 その子に「ジャンガポッポ、ジャンガポッポしてぇ」って、ねだられて。 それで「ジャンガポッポっていう名前にしようか」と。 たまたまタイミングよく。 |
米TARO | そーなんですか。その「ポッポ」っていうところが響きが可愛いですよね。 |
得能 | なかなか難しかったんですね。「ジャンガポップ」にしようとか。 |
米TARO | 最初、そう読んじゃいました。 |
得能 | 「ジャンガポップ」にしか読めないですよね。「ポッポ」で(綴りを)「POPO」にしたらちょっと、女の子っぽいかな。で「POP」って書いて「ポッポ」って読ませようよと。 んでまぁ、実際に本当にある言葉だから、「ジャンガポッポ」にしようよと。 |
米TARO | 1回聞いたら忘れられないですよ。 |
良治 | 説明するところがいいでしょ? 名前を。 |
得能 | 説明できるんです。けっこう1時間ぐらい語れたりとかします、名前だけで。 |
米TARO | 尾上さんの事をお聞きするのは、初めてなんで根堀り葉堀り教えて下さい。 歌の活動は、これが初めてなんですか? |
一平 | えーと、92年にe-night(注:イーナイトと聞こえました。字は当て字です)というグループでデビューしまして、で1年間だけCDを。プロで活動したんですけど。 |
良治 | YAMAHAのエクスプロージョンコンテストの世界大会に日本代表で 行ったんですよ、彼の場合。で、デビューして1年間やってて、プロデューサーと合わなくってやめたんです。でまぁ、解散っていう形で。 |
一平 | でもう、音楽はやめよう。こういう形でプロでは無理だな。そういう形の音楽はできない。楽しくやろうって思ってたんですけど、やっぱ駄目でしたね。もうやりたくて、しょうがなくなってる。 |
米TARO | グラフィックデザイナーという、肩書きもお持ちですよね。 |
良治 | マキシシングルCDのデザインしたのは、一平なんですよ。てっぺい(←CS石井)も、絵書くじゃないですか。一平も絵かくんで。てっぺいと、一平でよく間違えるんですよ。 |
得能 | 失礼だよね、名前を間違えちゃいけないよ |
良治 | てっぺいに、一平って言ったりとかするのが、たまにあって(笑)。 |
一平 | 24位から、ずっとグラフィックやってたんですけど、たまたま(音楽で)グランプリになっちゃって、世界大会が武道館だったんですよ。やっぱりそういう所にのっちゃうと夢がバーッと広がっちゃうじゃないですか。それでもうミュージシャンになろうと。 |
米TARO | グラフィックの方は、(どこかで)拝見できるようなものはありますか? |
一平 | 今作ってるのは、昭和シェル石油のインナーツールといって、スタンドの店長さん達の販売促進グッズやカタログの作成とかしているんです。 |
良治 | どちらかというと(作風は)、ソフトというよりはハードっぽいよね。 |
一平 | 僕はどっちかというとハードな、でも最近作ったのはソフトだよ。でも基本的にはハード。 |
良治 | 男らしいのが好きなんですよ。ナンパな方じゃないんですよ。(一平は)高校時代から幼少からもう硬派なんです。タカ派っていうか。 ぼくら軟派だったんです、髪の毛長いタイプ。一平は、髪の毛前の方に長い (前髪から、グーッと上に手を伸ばして)このぐらいあった硬派なの(笑)。だから歌詞の内容とかステージングとかそういうも硬派なんですよ。 |
米TARO | どういう経緯で、このメンバーになったんですか? |
得能 | 真ん中に入ってくれた人が一人いまして。 |
良治 | 僕らが、ボーカル探してるということで紹介してもらって、一発で気に入ってやろうかと。 |