SPACE HAWAIIAN SHOWライブレポート

PART 4

ドトーの終盤戦!は最終日(19日)を元に構成いたしました。

マリーザによるメンバー紹介

【女嫌い】が終わってコータローが下手に走り去ると、代わって上手から登場するマリーザ、柄(つか)のところに赤いハイビスカスがついた刀を持っている。白いパンツスーツは腰のポシェット(白)がポイント。

「みなさん、楽しんでますか?(客:イェー)」から始まってのメンバー紹介&ソロ回し。「ハッ!」のかけ声とともに刀でメンバーを指してゆく。
...Looking for babe, listen to the music...and more, and more...の曲にのってメンバー紹介は進んでいく。が、最終日ハプニング発生! マリーザが指したのはKenny(Drm)、なのに実際にソロをとったのはリューちゃん(Key)だった! 照明さん惑わされたのか一瞬Kennyにスポットが当たったりして混乱状態。リューちゃんもキーボード弾きながら苦笑いしてたっけ。(この瞬間のマリーザの表情が見られなかったのが残念)

とはいえ何事もなかったように事態は進行。皆を紹介し終わると「誰を待っているの?(客:ビューティ!)」で石井beautyの登場だ!

ビューティ、上から登場

っつっても何もゴンドラに乗ってとかじゃなくて(笑)、中央のブースの上に立っていたの。衣装は(例によって)オール白! テンガロンハットにフロックコート、ピタTにパンツまで全部。下手側のはしごを降りてくると速攻フロックコートを脱ぎすてる。おいおい着て出てきただけなんかい!

コータローも登場しての【HI TENSION LOVE】、サビの部分では客席ほとんど全員の手が上がります。揃って踊るの楽しいねぇ。続いては新曲【FUNKY GOVERNMENT】。曲の感じとしては『ハエとトド』の系列カナ? 例によってちょっとヘンな振りがついてるんだけど、気づけばまわり中がマネしてる。やっぱみんなスキモノ? 歌詞の内容はちとカゲキ(?)『平和を頼むよぉ政治家さんよぉ』って感じ。間奏部分のPlease Mr. Obuchi, please Mr. Clinton, please Mr. Kim-jon-iru〜って絶叫も・・・本人も言ってたけどCD化はムリだろうなぁ。

ここでちょこっとだけMC。
「今のは新曲でファンキーガバメントという曲でした。今回は環境問題を考えるというテーマで(笑い)、『しっかりしてくれよぉ政治家さん』というね、CD化は・・・絶対ムリでしょう。続いては3曲通しということで。暑気払いですんでですね、踊っていただきたいと」
ということで【恋のフーガ】〜【SHAKE HIP!】〜【壮絶夜舞酒家】と3連チャンで本編終了。

(初日、しぇいくひっぷの2番の歌い出し♪愛のボランティア・・・はぁ、いっそのこと歌詞かえたら?「変えたんだ!」って言い張れば誰もツッコまないよ・・・トランスでもたしか2回・・・)

Angel Show Time

ツアーでなくともこの原則は守られるらしい。ここでも懐中電灯を手にしたメンバーたちが登場。当然そのあとには天使の羽(ジョージさんぢゃないよ)をつけたビューティが中央ブースの上に現れます。黒ラメのスーツ(たぶん鈴鹿8耐前夜祭で着てた2着目の衣装じゃないのかなぁ?)に羽姿の天使が歌うのは【MOON RIVER】。

この曲って映画の中でオードリー・ヘップバーンがギターで弾き語りするんだったよなぁ。たしか2番なかったんじゃないかなぁ?・・・ハイ、やっぱりありませんでした。1番と同じ歌詞でもう1回歌ってくれました。1番はささやくように、2番(ないけど)は声を張って2通りの歌い方で聴かせてくれました。

最終日は声がかすれちゃってかわいそうなぐらい。やっぱ『ぴんにゃこら〜だ』がきいたのでしょうか。というわけでウィスパーボイスは全滅、2回目に声を張って歌い出すとさすがです、ちゃんと出てました。

エンディングでおじぎをするとその場で『まわれ右』、それもビュン!って音がするようなイキオイ。1歩進んでまたビュンってまわれ右(笑)、はしごを降りての退場でした。(ちなみに、はしごを一歩降りかけてまた戻る、という芸風(!)をみせてくれたりもしました。)

さぁてとうとうPREMIUM SHOW TIME!

いつもの『アノ曲』がかかると英語の紹介に続いて一人ひとりメンバーの登場です。
まずはBand Master(ベィション←本当にこう言った)のジュリアーノ勝又。Computer Maniplatorのハーラアンバイ(ここで初めてこの人の全身を見た←下手のブースに入りっぱなしだったからね)、マッチョガイのKenny Mosly。
このあとコンダ、マッツォ、スナフキンTAKEDA(ゴーゴーチョッパーだそうです)、ハルミ、マリときてマリーザ&コータローの登場で会場はわきかえる。

ここでもア・カルイギターの2人、全員が出てくるのを待つあいだ手拍子しながらステップを踏んでいます。,234と1拍目にぴょん。前のほうのお客さんもめざとく見つけて座ったままマネをしています。いい雰囲気だぁ。

メンバーが全員登場し場内が静かになると中央のブースからビューティが歌いながら登場します。曲は【朝日につづく道】。今度の衣装は光沢のあるグリーンのスーツ、中にはさらに深い緑のシャツ。

終わりの、演奏がピアノだけになるところ、ステージは暗く花道にいるビューティにだけピンスポットがあたってとてもきれい。(こういうシンプルなライティングって使いどころを間違えるとかえってダサくなっちゃうんだけど、曲の感じも相まってビューティがとってもすてきに見えました。ライティングスタッフの方に感謝。)

「今日は特別に1曲増やしまして、次は新曲をプレゼントしたいと思います。」・・・のビューティの言葉にマリちゃんが笑った。さてはウソだなー!
イントロが始まると『おや?これは8耐の・・・』
♪あいたいと思うことは・・・やっぱしぃ【浪漫飛行】じゃねぇか! 客は一瞬笑ったけどすぐに手拍子(いいやつだぁ)。

2番の前半は下手で、後半は上手で歌う客サービス。左右に振ったのは今回初めてじゃないかなって思ってたら、♪何もかもが知らないうちに ら〜ら・・・まえにぃ

やってくれたわ、またまた吟遊詩人。『やっちゃった』って表情でニヤっとするとすぐに中央に戻るビューティ。なんか歌いなれてる旧曲のほうをよく間違えるってのはツメの甘い性格ゆえ? でもにくめないんだよねぇホント。

ラストは【SHOW ME】。もうここは踊るっきゃない!ってんでパレオも浴衣もレイつけた人もみんなの手があがってる。客電もついてるからステージからも見えてるんだろうなぁ、どう見えてんだろ? なぁんて考えるヨユーなし。バカまるだしで踊りクルっておりました>筆者。

ここでMC。
「今年の暮れにコンサートをやります。それから来年早々にツアーもあります。こりゃあんた、すごいんだからこんなのがあったりあ〜んなのがでてきたりですね、そぉんなのが見れたりするんですから。というわけで是非見に来ていただきたいと思うわけなんでございますけど。というわけで本日はどうもありがとうございました」ってことで全員退場・・・とはならず。

例によって「ここで終わりっていうのもねぇ、今日は最終日ですから、みなさんにもう1曲プレゼントしましょう。ゲストの方にも出ていただいてですね(サンディーwithココナッツカップス再登場!)・・・なにやろうかなー、あれもやっちゃったしなー・・・どーしよーかなー。あ、あれやろう。ね?あれ。」

「ゲストのみなさんは適当にやっていただいて、あ、こういうの(振るまね)ないの?(マリちゃんがいくつか渡す) (カバサ←でっかい瓢箪に数珠のついた網をかぶせてあるみたいなヤツ、を持って)これなんかイイですね、○○みたいでね。そうそう、これこれ。コレなんかもって適当にあわせていただきたいと思いますね。踊るのが忙しくてどうせ誰も聞いてやしないんだから(笑)」で再度【壮絶夜舞酒家】へ。

マリーザは前半ココナッツカップスに踊って見せながら、後半は客前まで出てきてあおる。ビューティはヤケクソって感じで歌ってる。コータローも汗を振りとばしながら踊ってる。観客も『これでラストぉ』の思いがあったからかどうか・・・場内大揺れ、全員汗まみれの大団円となりました。

「というわけで、サンディーwithココナッツカップスでしたぁ。これにはマチコが参加してるということでね、みなさんのお席にあったチラシの中にライブの日程などが入っているはずですから、ぜひ見に行っていただきたいと思います(←9/6(月) CLUB CHITTA'よん)。サンディーwithココナッツカップスのみなさんに大きな拍手を!(退場)・・・それでは、全員集まってください」
でひとりひとり紹介ののち、一列(ビューティは花道)になって下・上・中とおじぎ、今度こそ本当の全員退場となりました。

後説(?)登場

今回のショウでは前説だけでなくてケイ・グラント氏特製『アトセツ』もありました。地球へと降下したロケットも宇宙に戻らなければならないし(爆)。それではただでは終わらないスペースハワイアンショウ、後説を文字情報でお楽しみください。

*   *   *


さてみなさん、"SPACE HAWAIIAN SHOW"いかがでしたでしょうか? このコンサートがみなさまの心を少しでも潤すことができましたら幸いです。

またコンサートにおける不適切な発言、猥雑な行為はすべて宇宙からのからの指令によって仕方なく行われましたことをおわびしなければなりません。コンサート中不快な気分になられたみなさまには深くご冥福をお祈りいたします。

"SPACE HAWAIIAN SHOW"はみなさまの心に新たな謎をを投げかけました。それは現代のBlack Holeとなったことでしょう。石井ビューティとジョージ・エンジェルウィングとの関係はいかに。それは来年の"SPACE HAWAIIAN SHOW 2"で明らかになることでしょう。

本日はみなさまにはご多忙の中おこしいただきましてまことにありがとうございました。お相手はVoice of Brilliant, ケイ・グラントでした。

Thank you for coming tonight.
For beautiful human life.
ALOHA

ビューティ一大事

後説が終わりロケットが宇宙へと飛び去っても観客は帰ろうとしません。『今日で最後なんだし、どうしてもアレが聞きた〜い』という気持ち&期待は全員共通。拍手は続きます。

観客の要請に応えて下手から出てきてくれたビューティではありますが、左手でおしりの下を押さえながら歩いてくる姿に『出てくるときにぶつけたのかな?』とちょっと心配。そしたら・・・

「(生声で)やぶけちゃった」とおしりを見せる。
左側のおしりの下あたりに横10センチくらいの裂け目ができてそれが見事にぱっくり開いていました(ナマケツ見ちまったぜぃ)。ピタピタパンツのこと、汗で貼りついて踊っている拍子に裂けてしまったのでしょう。

「(生声で)すずしー!(上がり調子のイントネーションで)」
そして今度は本当に『ちょっと静かにして』のジェスチャーをすると「みんなありがとう!」って言ってくれました。

もはや恒例のことになりつつあるけれど、マイクをはずしてしゃべるとなると大声も出さなきゃいけないし、2時間以上20曲近く歌ったあとではかなり堪えると思うのね。だからこそ感激するんだけど強要するのはちょっぴりカワイソウ(?!)。

それにしても裂けたのが最終日でよかったぁ。途中の日だと場所が場所だけにかがって応急処置というわけにもいかなかったろうし、ツアーとちがって6日間のイベントだから替えのパンツは用意されていなかったろうしねぇ。衣装スタッフさん、ラッキーだったね。

そして石井さんはじめドラゴンスレイヤーズのみなさん、スタッフの方々、それから観客整理や規制退場に大わらわだったホテルスタッフの方々も、すばらしいショウをどうもありがとう!! またやってね。


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もう帰りたい


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