SPACE HAWAIIAN SHOWライブレポート

PART 2

ジョージ・エンジェルウィングさんオンステージ、これは最終日(19日)の模様をレポートさせていただきます。

さぁGeorge Angelwingの登場だ!

ここでもケイ・グラントさんの英語のナレーションが流れる・・・例によってほとんど聞き取れず(とほほ)。最後の"When George is coming, everyone gets wild"みたいなくだりだけがなんとか耳に残ってマスガ。

ステージに明かりが戻ると中央のブースからジョージ・エンジェルウィングなる人物が登場!・・・白のテンガロンハットに濃い色のサングラス、白のジャンパー(Gジャンみたいなデザインだが鋲がイッパイ、背中にちっこい天使のはねつき)、黒ラメシャツに白パンツ、手にはシルバーのウクレレ(in最終日)・・・ありー? もしかしてび○ーてぃの早変わりなんじゃ・・・といってる間に花道の突端までおどりでる。まずは【新曲 天使のはね(たぶん)】1番が英語の歌詞で、2番が日本語、1番は(たぶん)彼の登場のテーマなんだろう、"George"とか"angelwing"とかの単語がかろうじて聞き取れる。(今回は”たぶん”がおおいなぁ(汗))

ノンストップで【BODY RHYTHM】へ。ダンサー復活でゆれる会場(って観客が揺れてるんだからね、そこツッコまないように)。
エンディングで暗転、風の音が流れると【砂漠へ行こう】へ。この曲のダンスを見るのはお初。このダンスがクセモノので、腕は『横にスィングする』ような振りのなのにステップは曲にあわせてアフタービート(2、4拍目に踏む感じ)。とってもリズミカルで楽しいのだけど踊るとなるとメチャむず、くそー、初見じゃマネすんのとてもむりじゃぁ。

ジョージさんはとってもお調子もん

ここでジョージ氏による『へったくそ』な日本語MCが始まる。『きっと木目調の飛行機内でちょこっと練習しただけなんだろうなぁ』と思わせる出来。ところどころ言葉を忘れててそれが自分で可笑しくてウケ、さらに笑い上戸も加わるという抱腹絶倒モンMC。文字情報でお楽しみを(爆)。

「ワタシワ・・・George Angelwing・・・デス。・・・サッキツキマシタ・・・Ah...Sit down, please. ・・・オスワリクダサイ。ドゾスワテクダサイ。」
「Ah...Las Vegasデ、トテモユーメィデス(これであってる?という風に後ろを見る。ギターの2人うなづく)・・・ワタシ、ニホンノシト、ステキデス。・・・Whoo(フーッ)(と人差し指で目の下の汗をぬぐうしぐさ)」(客大笑い)

「Americaニイタトキ、イシイbeautyサンニ、アテカンドーシマシタ。・・・カレワ・・・Ah...He's beautiful, wonderful.・・・スバラシイシト・・・(と客席前方を指さして)Ah, Hahahaha(←ひきつけ笑い)」
(そのまま後ろを向くとももあげ走りしながらウケている。いっしょに笑い崩れるギター2人←こいつらのリアクションがまた!)

Whooo(といいながら戻ってきつつ人差し指で涙と汗をぬぐうしぐさ。←サングラスの下に指つっこんでピッてやるのがもーおかしくておかしくて)・・・Sorry・・・(なにがおかしいのかまた股上げ走りで笑う、ギター2人に向かって『可笑しいでしょ?ね?ね?おかしいよね』のアクション。ギターの2人も同じほうを指さして大ウケ!←もう、役者なんだから)・・・(また涙ぬぐいながら戻って来つつ)」

「I just...ワタシ、セッカイジューニ、オンナイマス。New York, France, Itary,南アメリカ(ここだけ日本語)・・・ソノナカノヒトリデス。Hawaiiノ コレ(小指たてる)デス。」(小指のジェスチャーって万国共通だっけ?)

今度こそホントーのゲストだ!

「Sandii with the Coconut Cups!!」のイントロダクションで中央ブースから出てきたのは腰ミノ姿の女性が6人。ブースの出口で出迎えるビューティもといジョージ氏にサンディーさんが巨大なひょうたんのような楽器(?)を渡します。不得要領で受け取るジョージ氏。しかし曲紹介は忘れません。相変わらずへたくそな日本語で「キョクワ・・・マ・ナ・ツ・ノ・カ・ジ・ツ」

ボーカルのサンディーさんを真ん中に広がった女性達、全員が頭にレイをつけ腰ミノスタイルというハワイアンないでたち。これぞあのマチコちゃんが参加しているというハワイアンボーカルグループ「サンディーwithココナッツカップス」なのねーー!

♪なみだが、あふれる、かなしい、季節は・・・ためいきのようなハスキーボイスは男性ならずともゾクゾクします。そして全員がそろったフラダンスのゆったりとした動き、なのに手の表現が悲しさを感じさせます。フラっていうと腰を振るだけかと思っていたけれど、こういう踊りもアリなのねぇ。

ジョージ氏といえばシルバーのウクレレを手に、1番では下手で2番では上手でいっしょに揺れています。サビの部分では一緒に歌ってたりなんかして(歌詞日本語だぞー)、マイクはないから声は聞こえないけど楽しそう。間奏部分ではちゃんと拍手を要請するなどの細やかな心配り。やっぱハワイのコレにはやさしいのねぇ(爆)。

曲が終わるとさっきのひょうたんを股間に当てるポーズをするジョージ氏、なるほど、ここがビューティとの共通点なのね(爆々)。握手を交わしサンディーさん達はこれにて退場。

ジョージさんたらもうグィングィン(笑)

明るかった場内が暗くなりスポットライトがジョージ氏を照らす。
「(花道に歩いてきながら)ソレデワ、ココガMy stage・・・デス。ミナサン、ニポンノLoverニ、ナテクダサイ。(客:キャー)・・・Beauty・・・ア・ト・デ・・・Ah...(間)...(客席にレイを携えている女性を見つけ)...Me? Me?(ひざまづいて帽子を取りレイをかけてもらう)・・・SUMMER ENDS !」

『この曲ってこんなんだったっけ?』と思ってしまうほどコワレぶり。♪Oh, I love you so muchあたりから腰がグィングィン動いちゃって。さすが股間に自信のあるというジョージ氏、右側にサービス、そして今度は左側という具合にこれでもかこれでもかと見せつける。花道カブリツキのお客さんたち、さぞかし目の保養(?)になったことでしょう。

(それにしてもジョーシ・エンジェルウィング氏は、歌詞となるとめちゃめちゃ日本語うまいのねー>まだ言うか、自分)

ファイアーダンスはすごい

ジョージ氏退場で暗くなった場内。ステージ上に4本の炎があがる。たいまつの薄暗い明かりの中登場したのはマリーザ。濃い色のパレオを着ている。

たゆたうようなゆっくりしたリズムにマリーザのつぶやくような歌声が重なる。と、リズムは一転! タヒチアンダンスの速いリズム(ココンコココンコ)に変わる。パレオがマントのように開かれる。脱いだパレオをひるがえす。またさっきのゆっくりしたリズムに戻る。

2つのリズムが交互にやってくるなか、彼女の手にはいつのまにか光る球体が握られている。球体を落とすとそれはひもでつながり彼女はそれを振り回し始める。光が軌跡を描き残像となって彼女の周りをとりかこむ。

気づいたら歓声をあげていた。すばらしかった本当に。
(たぶんこのダンスのために肌を焼いたのだろう。赤銅色の肌と薄暗い明かりがみごとに合致していた。直径15センチはあろうという球体を遠心力で振り回すのだからかなり危険でもあったろう。本当に『プロフェッショナル』な技に感激した。)

ビューティ再登場!

いったん暗転したステージに濃いブルーの光が広がる。夜明けのようなその光の中ナレーションがインサート。

....fire dance. another night in Hawaii, another topical morning, there is the time in angel and dolphins. "Dolphins' World"(半分以上ウソ)
このナレーションの中、場内はだんだん明るくなっていく。

前奏が始まり中央のブースから出てくるビューティ。ブルー(ちょっと紫っぽい)のロングジャケット&パンツ。左肩には銀の肩章、肩章から襟にかけてチェーンがついている軍服テイストの衣装。(総裏でとても夏衣装とは思えん)

登場の曲はもちろん【Dolphins' World】。曲の終わりがケニーとマリのドラム&パーカッションソロというなかなか目を引く新しい展開の曲でした。

15日のハプニングは歌詞忘れ。それも本人自ら演奏を中断させるほどのもの(筆者は演奏中断したのを見たのは初めて)で場内大歓声。(その後の話は『はっぴ』の項にまかせるとして)再登場したビューティ、今度はちゃんと歌い出すが終始ニヤついていて曲に集中できないご様子、フレーズとフレーズの間の一瞬に「プッ」って吹き出すし、よほどツボにはまったらしい。途中『こうだっけ?』ってバンマスを見る(こう見えた)一瞬もあって結構スリリングでした。
曲が終わって暗転した一瞬にスタッフが『大丈夫ですか』というふうに近づいていったのも見逃さない筆者、もちろん御大は『大丈夫』というふうにうなづいたのでそのままソデへとひきあげていきました。

次なる曲は【WHITE MOON IN THE BLUE SKY】、ここでダンサー復活。コータロー&マリーザはトランスの時と同じ水色の衣装。ターンの度にマリーザの上着の裾がひるがえってきれい。ステージ奥の地球の左側にはいつのまにか満月が。最後の♪ゆめ〜あい〜そら〜は客席にマイクを向けて。恒例になってきたなぁ。ダンサーはこの1曲にて退場(あら〜)
(15日、ここでもまだひきずっている感じ。いいじゃん、忘れて)

・・・何も言いますまい

さて、ステージ中央ではビューティに淡いピンスポが当たっております。ドリンクを飲み手鏡を前に髪と化粧を直すビューティはさっきとは別人、ちょっとオカマっぽい?

あんときナレーションが「styling show & drink show」って言ってたの知ってた? 聞こえた筆者はひとりでバカ笑いしてしまいました。『そーかーこれもショウなんかー』って。

ナレーションはさらに曲紹介へ。「Imitation Guy, that's from "International Galactic Space Band" KOME KOME CLUB」・・・ほー米米ってインターナショナルで銀河系宇宙バンドだったんだぁ。確かに宇宙モン好きだったよなぁ。

イントロの”ちゃ〜らりらっ、ちゃ〜らりらっ、っちゃ〜ら”にあわせて足を後ろに蹴るようにしながら花道へとすすむビューティ、なりきっております。すばらしいです。久々のダミ声歌いに『もーたまらん』状態の観客。こういうのやらせるとなんでこう魅力的なんかねーこのひとは。

曲のエンディング、中央のブースの屋根に左手をかけ、そのまま右に振り返るキメのポーズ! 観客の「キャー」を尻目に消えていきました。


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