PIA ONE NIGHT SPECIAL LIVE -AMMO-NIGHT 2001-ライブレポート

PART 2

【課題曲斉唱?!】

4曲終わってまたまたMCへ。

「今夜はTBSのBSデジタルカメラが撮影しています。ハイビジョンですからね、毛穴まで見えるという、きったない毛穴の開いているのが映るというわけですね。私も12月からBSデジタル放送をやるんですが、他局ですので言いませんが。」

「今日は一生に一度しかないライブということで、今日一日しかないというわけでございます。まさにイタメシつくれりというわけでございます(全くウケなかった(笑))。」

(筆者心の声:今回のライブでは演じ手と聴衆の年齢ギャップをすごく感じました。だいたいびゅーちーが事前に考えてきたギャグがことごとくスベって、とっさの動きやギャグがウケるという(笑)。上記の「イタメシつくれり(=至れり尽くせり)」など典型なんですが、YMO=イエローモンキーオーケストラで納得したお客さんがどれだけいたことか。まさに時代は流れるってことですね。)

「さて、みなさんがここに入るときに渡された紙をお出しいただきたいんですが。課題曲1、課題曲2と書いてある紙ですね。」

これが課題曲の紙だ!

「まず課題曲1というのは、『ライディーン』という曲に歌詞をつけてみたんですが。♪チャンチャンチャーン(以下略)っていう、わかるでしょ(客うなづく)。その昔「イエローモンキーオーケストラ(そりゃイエローマジックオーケストラだろー!)」というところがやっていたという。じゃ、ちょっと練習してみますか?」

 というわけでしばし練習、ビューチーがひとくさり歌った後に繰り返してうたうお客さんたち。みんなうれしそう。

「で、課題曲2の方はですね、ベートーベンの『運命』に歌詞をつけたという。♪豊かな 未来に 羽ばたく 俺たちぃ ♪(早口で)これからどうなるこの国 神様教えてください 俺たちの何処が悪いのそんなに怒らな・い・でぇ〜 ♪(リキんで)ゆ・た・か・なぁ〜、と続くわけですね。…これは練習しなくていいか(客:え〜?)。はいはいそれじゃ」とまた練習。ビューチーのいかにも嬉しそうな歌唱指導にお客さんもにこにこしながら声を合わせます。

 一通り練習も終わっていよいよ本番。まずは課題曲1(ライディーン)から。ところがこれがクセモノ。イントロは『ラストエンペラー』、それもメインテーマじゃない挿入曲だという。筆者も翌日から「どっかで聞いたんだけどなぁ」と延々悩んでしまいました。わかった人、何人いたんだろう?

 そして途中2回の間奏部分は1回目が『戦場のメリークリスマス』のサントラ曲、これに合わせて敬礼をするびゅーちー。2回目はリゲインのCMにも使われた『ウラBTTB -Energy Flow-』に映画『ラストエンペラー』のテーマ、そして『戦メリ』、それぞれのテーマにそって「疲れたあなたに」中国語っぽい台詞、抱きつくフリと「ミスタ・ローレンス!」(笑)。更に♪だから世紀を超えていこう、のセイキのところ…と言えばおわかりのはず。いやぁやってくれますワ。

 読者にはもうおわかりでしょうが、YMO、戦メリ(音楽監督&ヨノイ大尉役)、ラストエンペラー(音楽監督&甘粕役)、ウラBTTB、すべて坂本龍一"教授"つながりなんですね。

 続いて課題曲2。ベートーベンの交響曲第5番『運命』に歌詞をつけたというこの曲はレゲエ調。イントロでは「オ○コ! グッグッ」というヤバイかけ声も入りつつの展開。最後は演奏がブレイクして、びゅーちーの合図で演奏、まず上手のお客に♪ゆ・た・か・な〜(長い)、下手に♪み・ら・い・にぃ〜(長ぇよ)、真ん中で♪は・ば・た・くぅ〜。。。で退場(お約束)。客の「え〜?!」という声でもって再登場し♪お・れ・た・ちぃ〜でエンディング。はぁすっきりした。

「最後の曲になりました(客:え〜?!)…ウソです。あんなゆっくりした曲なのにリキみすぎて息が上がっちゃいました。…さてここからは皆さんの体力勝負というわけでございます。それではいってみよう『インド映画のように』!」

 ここからは筆者の記憶は定かでありません。理由はもちろん踊ったから(爆)。ので曲名だけを記し、お茶を濁させていただきます(平伏)。続いては『BOOGIE DEEP IN LOVE』『CO-GIRL(新曲)』『壮絶夜舞酒家』と4曲続けての演奏でした。唯一覚えているのはCO-GIRL(コギャル)のイントロとサビがパラパラだったこと(笑)ぐらいですね。マリーザのパラパラがなんだかかわいかったです。以上怒濤の4曲にて本編終了。


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