「MINAKO ”秋のソナタ”」 ライブレポート

南青山MANDALA(2004/10/30)



前回の”HEART VOICE ライブ VOL.2”から約半年。今年はサマパもなかったし、久々のライブ。
タイトルは「秋のソナタ」。冬ソナにならい、テーマは純愛ですか?秋だから「秋のソナタ」ってつけただけ?
ともあれ楽しみ!

客電が落ち、近田君、マリちゃん、成田さん、キタローさん、そしてミナコちゃん登場。
ミナコちゃんは、オレンジの花柄のミニワンピと茶色のロングブーツ、オレンジの帽子というお衣装。
ハイウエストのフレアーなワンピ、すそがゆれてかわいい。
マリちゃんは、ピンクのベアトップに黒のホルターネックワンピ。
近ちゃんは、黒髪になって、ワイルドな感じ。
成田さん、キタローさんのスキンヘッドコンビ

まずは、「HeartVoice」。ミナコちゃん、ちょっと緊張した感じかな?

続けて「愛を語るだろう
近ちゃんのコーラスがいい感じ。

どうもありがとう。
前回のライブで『I LOVE YOU,I LOVE YOU,』ってフリやりましたよね。今回もしょっぱなからやっちゃおうかな。
My Heart」、聞いてください。

そうそう、前回はミナコちゃんのフリのお手本があったっけ。もちろん、今回も『I LOVE YOU,I LOVE YOU』のところの振りはばっちり。
サビの♪心のスイッチが勝手に〜、のところ、 頭の中をメロディがめぐってしまいました。まさに心のスイッチが入ったというか…

 
 

3曲終わったところで、MC。
皆さんこんばんわ!ミナコで・す(強調)
お久しぶりです。ハロウィンだというのにわざわざ足を運んでくださいまして、誠にありがとうございます。とても嬉しいです
ちょっと暑いですね。また汗、いっぱいかいてます。汗、バンバン飛ぶかもしれない。

あいかわらず、のミナコちゃんです。

5月の21日にやったので、半年ぶりのライブっていうことで。 ちょっと私も緊張しちゃったんですけど。
みなさん元気ですか?地震やなんかでちょっと…。

と、マリちゃんよりタオルが渡されて、汗を拭くミナコちゃん。

ありがとうございます。
ホント、兄弟そろって汗かきで。相変わらず変わってないわけですよ。
女優は汗かかないっていうんですけど毎回汗かいていてたんですね。

あはは

地震の真剣な話をしてたんですよね。ご親戚の方とか…。
でも来てないですよね、そういう方はね。
ちょっと暗くなっちゃった。(笑) では、メンバー紹介などをしてみたいと思います。

今日のメンバーは、なんと、ベース、キタローさん。
もうリハーサルの段階で、「やらなきゃよかった」と思ってるかも、ほんとは(笑)。
成田さん、ドラムです。パーカッション、マリちゃん。

ミナコちゃんとは対照にすっきりしたマリちゃんに
ちょっとくやしいなぁ。

客:(笑)

バンマス、近ちゃんです。近ちゃんはこのあいだ上海に行ってきたんだよね。どうでしたか?

行ってきました。車が危ないですよ。事故2回みましたから、右の車線から急に左折しようとしたり。

そうなんだ。私は、上海は行ったことないんですよ。行ったことがあるのは、台湾(台北)と、香港。 香港は都会ですから。

ちょっと間があく。
と唐突に「イエィー!!

「イエィー!!」 客席からは笑いと拍手が。

こんなとこであんまりイエィーってやる人いないかなと思って。一回やってみたかったんです。イエィーっていうの。
リラックスするためにね。

ミナコちゃん、リラックスしたのでしょうか?

次に、みれん、みれん(アクセントが変)あれ?、未練3連発っていうのを…

近ちゃんに、「未練三部作」と言い直される。

未練三ブソク
3ぶそく?変です。

未練三部作(笑)。
よく未練を残して別れると、女の人はさっぱりしていて男の人のほうがずっと思い続けるとか、よく言うじゃないですか。
でも曲を女性の歌手でそういうのを見つけてみたら、意外とそういう、歌詞もたくさんあるなあと思って。
なんか未練がましい詩ってあるじゃないですか。「○つわ」とか「まち○せ」とか、お前ストーカーか!みたいな。
そういうのを、自分の曲も含めて3曲ほど集めてみました。

ということで、「昔私が愛した人
FUZZ JAZZ QUARTET featuring Big Horns Beeの時、歌った曲。
成田さんのドラムで始まる。ボサノバっぽいリズムに、思わず体が動く。

「ずっと昔、私が愛した人」と歌いつつなぜか照れるミナコちゃんでした。

次はとても懐かしい、有名な曲を、ということで
瞳はダイアモンド
松田聖子さんのカバーで、作曲はユーミンです。リアルタイム世代なので懐かしい。でも、懐かしい人はどれくらいでしょうかね?
ミナコちゃんの声だとやさしく聞こえる。

この曲は、聖子ちゃんが歌ったんですけど、もとはユーミンさんが書いたんですね。

キタローさん、へぇー

わざとらしいキタローさんの答えに客席は、笑い。

そして「今でもあなたが好き

未練の歌なのかなぁ?ミナコちゃんもそんなつもりで書いてないと言ってましたが。というか、前向きに生きる歌ですよね。
前半のしっとりした感じと、後半の力強さの対比がいいですね。

 
 
3曲聴いていただきました。しっとりと、秋のソナタということで(笑)
何が秋のソナタかわからないんですが。
最近韓流ブームですか、皆さん「冬のソナタ」見てらっしゃるんですか?
見てる人いますか?

意外にも、誰も手を上げません。

いないんだ、すごい。ちなみに私も全然見てないんですよね。

(笑)なんだミナコちゃんも見てないんだ。秋のソナタなんてつけるから、てっきり見てるのかと思った。

どうなんですかね。ここに”コン様”もひとりいますけどね。
ちなみにうちにも”キン様”っていうのがいるんですけど(笑)。

”コン様””キン様”かぁ!
でもは、”コン様”はともかくは、なんか響きがいまいちですね。客席からも笑いが。
ちなみに、キン様はライブを見に来ていました。

なんかほあっとした感じで、いい感じですね。
そういうブームもありつつ。昔の純愛ドラマ、ピュアな、そういうのを見てる感じなんですよね。冬のソナタとか。
そういう恋はしていますか、皆さん?なんちゃって。

(笑)なんちゃってですか。

今年はですね、夏に「森は生きている」というミュージカルをやってまして
レポはこちら)、
皆さんは
(アクセントが変)見てくれたでしょうか?(笑)
ほんと始めての経験で、いろんなことがあって。
会報にも書いてあるんですけど、初日には過呼吸にはなっちゃうし。
ステージの上でスモークを焚いていたし、女王に「こらー女官長ー!」ってみたいなのが多くて
ヒィー」とか、
(全身でやってみる)息が全然できなくなっちゃって。
イヤホンマイクだと、動かして息ができるんですけど
(やってみる)、額の被り物のところにマイクがあるんですよ。
だから、息をととのえるのができない。ホントに舞台をはけようかと思ったんですけど。

あんまりヒィーとかリアルにやると舞台なんだし、演技なんだからって、女の達に笑われたりして。
初日は、ホントびっくりしましたよ。そんなこんなこんなで。
米米時代「わっすれられないのー♪」とか歌ってたんですけど、今陽子さんに最初にお会いした時、
「あの、『恋の季節』歌ってましたー。」って言ったら
「ああ、山本リンダさんも歌ってたわよね。」

そうきますか(笑),今さん!

子供たちもいっぱい出ていて、トコトコ来て、
「あ、知ってるよ。米米の人だねー。」
「あ、そう、知ってるの?」
「うん、お母さん、ファンだった

大爆笑!

子供はね、ほんと平気でグサッグサッっていうこと言うんですよ。
でも自分たちがデビューした頃、まだ生まれてないような子供たちがいっぱいいて、楽しかったですね。
稽古は、夏の合宿みたいな感じで。
今年の夏、すごく暑かったじゃないですか。
クーラーきかない、防音されてないことろで、ダンスリハになると、全部窓閉めなくちゃいけないんですよ。
そのなかでやるのが、もう大変で。暑いし、エレベーターがないんで階段で5階まで上がっていくと、
汗ダク(強調)になって。ほんとに大変だったんですけど。終わってみると、楽しかったです。

ちょっと今日は、見てない方のために、ミュージカルでどんなことをしてたのかを、ちょっとだけやってみようかな。


ゅ〜るるると言いながら、オレンジのジュリ扇を手に持ってくるりと回る。女官長ミナコ様の登場でございます。

マリちゃん「女官長、マツユキソウってどんな花?」

それは、それは、とてもきれいな花でございます。まさに伝説の花でございまして。
女官長ミナコに客席からは笑いがもれる。

ミュージカル『森は生きている』からマツユキソウの歌が始まります。
歌いながら、キタローさんと目があうと、手を振っったりして。

「それがマツユキソウ〜」みんなで歌い、
まあぁ素敵」というセリフでミナコちゃんのパートが終わる。
そしてキタローさんが歌いはじめる。
キタローさんは、いつのまにか鼻めがねとスキンヘッドに前髪をつけていました。
客席は大爆笑。

総理!

片手を鼻眼鏡にあて、もう片手は楽譜を持って、直立不動で歌っていてるのがおかしい。
最後はミナコちゃんとキタローさんが一緒に歌います。
ほんとに最後のところで、 ミナコちゃんは、キタローさんの顔をまん前に見て吹き出してしまって。
つられたキタローさんも笑ってしまい、最後がきまりませんでした。
キタローさん、もぉ最高!

一部分なんですが、こんなこともやってました。
私の曲も、ミュージカル仕立ての曲があるんで、きいてください。

Baby Love
I want you のところでなぜか照れ笑い。
ぱぁー

もう一曲もあるんですけど。みんなはこれもミュージカルの曲だから入れた方がいいって言うんですけど、私は女優だし(笑)、
封印したい、二度と歌いたくないってずっといってたんで。


と、後ろから、ベースの音が…そう、「タトゥーレ

わーい。

これでもう歌いませんからとか、今日はもう歌うの辞めようかな

とか往生際が悪いミナコさんです。お願いしますよ!

覚悟をきめ、「タトゥーレ」を歌い始めるミナコちゃん。 いやと言ってるわりに、楽しそうに歌ってます。
他の人たちもコーラスも楽しそうです。
皆さんもパーレ、パーレ

客席も大盛り上がり。

パーレ、パーレ、ヘィ!
やりたくないとか言って、結構ノリノリぢゃぁないですか。

気を取り直して、「タトゥーレ」をきいていただきました。この曲は封印。

エー。そんなこと言わずにまたやってください。
また伴奏が始まって。タトゥーレ …、

この曲は、もういいですよ。今日のライブが終わったあとで最後まで心に残る曲はこの曲なんですよね、皆さんのなかでは。
「タトゥーレ 」よかったよね。

はは!それはいえてるかも。

 
 


毎回私は、傷ついているんですよ。うそうそ。こんな歌を歌わせるか、妹に。まあ楽しんでやってますけどね。
これは出産を祝う歌だっての、知ってましたか?知らなかった?
まあ、ミュージカル曲3曲、きいていただきました。こんなミュージカル曲でいいんでしょうか。
このあいだ、BONのライブで歌ってきたんですけど。あいかわらずライブより打ち上げの方が疲れた。大騒ぎで。
昔の友達に会うと、幼馴染にあったみたいに、いきなり昔に戻るみたいな感じで。
このあいだバービーボーイズの杏子ちゃんも20周年というのをやっていて、
でも20周年ですよ。米米も20周年っていうことは、自分たちも20年やっているということですもんね。
ホント長いですよね。12歳(笑)くらいでデビューして…


客席大爆笑

いつまでも、こんな花柄のワンピースなんか着ちゃって(笑)。でも、やりたいやりたいって思っていることが大切ですよね。
杏子ちゃんもてっぺいちゃんに言われてました。
やり続けることも大切なんでね、私も細々とやり続けていけたら、幸せかなぁなんて思ってるんですけど。
そんな思いを曲にかいていて、うまくいく時もあればうまくいかない時もある。それが人生ですよね。

くすくす笑い

なんでみんなそんなシーンとしてるんですか。つっこんでくださいよ。
「なに言ってんだ」みたいな。
米米解散したあとから、ずいぶん曲もかいていて、たくさん増えてきて。
こんな思いで曲をかいていたんだなー。いつか自分の想いがみんなに伝わるといいなと思ってかいた曲です。聞いてください。


あなたに届くように」続けて「明日へ」
♪一生懸命生きて行こう、それが自分だから
♪今自分にできることを考えてみよう、振り返るばかりじゃつらいから。
♪乗り越える力は誰にもある。
♪まだ見ぬ明日へ進もう。
ミナコちゃんの歌だと、そんなストレートなことばも心に響く。
ミナコちゃんからパワーをもらった、そんな感じがします。

Smile Song
近ちゃんのラップが、かっこいい。
♪あなたの笑顔をみているだけで、幸せなんです
なんか、あったかいなぁ。
最後♪ラララ〜、みんなも一緒になって歌って。

盛り上がってますか?最後の曲になっていまいました。

エー!!

さあみなさん盛り上がっていきましょう。踊っちゃいますか?ツイストでも踊りませんか。踊りませんか。じゃあいってみようかな。
タイムマシンにお願い」!
みんな立ち上がって、ロックンロール!
さあ、みんなも一緒に、の掛け声で、客席も一緒に、 「タイムマシンに、お願い、タイムマシンに、お願い…」。
最後、「タイム…」と歌ったところで、すでに「375」の前奏が始まり、ワンフレーズ、多かったのかな?
そして「375」、
もちろんそのまま踊っちゃう!
途中、ミナコちゃん歌詞忘れ?たのか、声がつまったのか、ちょっと間があいちゃった。

盛り上がったところで本編終了。

 
 
アンコール、メンバーが入場。
近田君登場に、「近田ー」と男性からの声援。
近ちゃん人気ものー。(笑)
今日は、コン様なので。今、女官長は衣装替えしてますので

ほどなくミナコちゃん登場。カウボーイハットに、ウエスタン調のシャツとスカートにお着替え。
かわいいー

アンコールどうもありがとう。
もう一度今日のメンバ紹介をしたいと思います。
ドラムス、成田さん。ギター、キタローさん。パーカッション、マリ。バンマス、近ちゃん。
こんな形で、私もぼちぼちとライブを続けたり、曲を作ったり、女優をやったり。
なんちゃってじゃないんですよ。本気なんですよ。

そんな、なんちゃってなんて

来年は、ちっちゃなライブとかでれたらいいなと思って、いろいろやってます。
ぜひそのときは足を運んでください。

今年は、サマーパーティができなかったので。5周年ということで今年中にしたかったんですけど、いろいろとあってできなくて。
今回、マンダラでお会いできたらいいなと思って、ムリヤリ組んでいただきまして。ありがとうございます。
スタッフの皆さんもありがとうございます。

拍手

こんな馬鹿な私たちを、私を、だった。こんな私を末永くお願いします。

他のひとを一緒にしちゃいけません(笑)

キタローさん、どうですか?今回私のライブに参加していただいて。

キタロー:すっごい面白かったね。

そうなんだ。よかったー。

拍手、拍手。そうだよね。

ありがとうございます。
成田さん、今日の回文をひとつ。せっかくだから。

成田:考えてなかった。(しばし、考え)ペットネタ。「象、飼うぞ

すぐ出てくる。さすがですね。

あー、ぞうかうぞ、そうですね。ありがとうございます。
ふぅそうね。

そうね、って(笑)

(笑)なんかポンとフォローというか、うまくもりあげていくことができないんですね。
なんか石にたたきつけるような感じで、話をいつも終わらせてしまう癖があるんですね。
それを今回直そうと思ったんですけど、また同じようなことやってるような。

あはは


そして「夢のつづき
懐かしい。大人っぽい感じになって。

どうもありがとう。これはシュークリムシュのコンサートの時に歌った歌なので、10年くらい前の曲ですね。
(マリちゃんに)踊りましたね。今立てますか?できない。?
下までいかないで(座って)ぽんと立つフリが、はいってたんですけど、はぁー。

10年前!なんですね。

そして最後の最後の曲。「See You Again
♪約束しよう、また会いたい〜
またライブで会いたいなぁ。

最後、生「どうも ありがとう!

 
 
 久々のライブは、いつものあったかいライブでした。 懐かしい曲あり、せつない曲あり、元気になれる曲あり。
ライブでミナコちゃんにいっぱい元気をもらった、そんな感じです。女優もいいけど、またライブで会いたいな。
 


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