今年４月、ロンドンでブレア首相が主催し、ネタニヤフ・イスラエル首相、アラ
ファトPLO（パレスチナ自治政府）議長及びオルブライト・米国務長官参加による
中東和平四者会談が行われたことは、このホームページでも紹介しました。
その後現地でも会談が持たれましたが、ヨルダン川西岸からのイスラエル軍追加
撤兵問題でイスラエルがアメリカの提案に応じないため、進展が見られませんで
した。
しかし９月２９日の各紙は、９月２７日夜オルブライト・米国務長官が国連会議
に出席するためニューヨークに来ているネタニヤフ・イスラエル首相とアラファ
トPLO議長を招き、同長官と両首脳が個別会談後、急遽三者会談を持ち、大半は両
首脳だけで直接話し合ったと報じています。
この会談でネタニヤフ・イスラエル首相は、イスラエルはヨルダン川西岸の１３％
から撤兵するという米政府の提案に部分的合意を示したようです。
今回の会談にはブレア首相は参加していませんが、春のロンドン会議が着実に実り
つつあるという印象を受けました。
中東和平ロンドン会議のその後の状況として、ご参考までにアップロードしました。
地球という星が、気候・生態系など国境を越えておかしくなっている時、無益な
争いは、一刻も早く止めて和平を実現し、余力を地球の将来のために注いでもら
いたいものです。
イスラエル近辺の緑地化だけでも大きなテーマとなるのではないかと思いますが、
いかがでしょうか。
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