11月5日の夜は、イングランドのあちこちでたき火が焚かれ、グロテスク
な人形が焼かれ、花火が打ち上げられる。「Bonfire Night」 とか「ガイ・
フォークスの日」と呼ばれるこの行事はいったい何なのか。
火薬陰謀事件(Gunpowder Plot)ともいうこの事件の背景には、プロテス
タント(国教)とローマ・カトリックの根深い宗教紛争や民族問題や王権
への確執がある。
16世紀以後の両派の争いは神学的というより政治的であり、「その後遺
症が北アイルランド紛争」という指摘をする学者もいる。
現代にも影響する問題だけに、少し時代を遡り概説して見よう。
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