2007/03/04更新
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「自然朴の会」山行記録

新城山、大森山
291.4m、315.1m


山行記録

2007年02月24日(土)   晴

コース 小斎峠 9:30 → 10:14 新城山 → 10:25 伐採地 → (尾根を辿る) → 12:13 大森山 → (一尾根間違える) → 13:08 高瀬峠 → 13:39 大森山登山口


 2月3日の歩行で新城山から大森山の藪こぎになってしまった部分の正規ルート(二万五千図に記載のある尾根道)を確かめるためにもう一度歩いて来ました。 前回は新城山の登山口としてため池の所から登りましたが、尾根道として小斎峠付近からの道が有るのではと思い峠付近を探したところ、峠の三叉路から登る道が有りました。 峠から数メートル上に赤布が付いて登山道を示していてくれました、この赤布は仙台の「山岳会早池峰クラブ」の代表の人たちが刈り払いをしながら付けているそうです 小斎峠から新城山までは赤布と刈払いで迷わず歩けます、コースタイムはため池から
新城山までの時間とほぼ同じで45分位でした、コースとしては小斎峠からの方がお勧めです。 新城山から大森山までの尾根縦走路を再確認が今回の目的で大森山からさらに高瀬峠までの道も確認する予定でした。 新城山から伐採地までは赤布もあり尾根の踏み跡をたどれば問題ありません、この踏み跡も伐採地のブルで削られた山肌が露出した場所で途切れてしまいます。 前回はそのまま北に向かい笹薮に入って地図の伐採地から北東にある破線の入ってきている沢筋に下りてしまいましたので、今回は左手(西)の尾根の高い方に向かいました。 杉の林を高見に10mほど上り尾根に出ると踏み跡の様な道に出たのでそれを北に向かいました、しかしすぐに笹が出てきましたが獣道の様な踏み跡が続いているのでそのまま北進します。 行く手はかなりの笹が密集した状態になってきましたがそのまま踏み跡(獣道に間違いない)を辿りました、尾根からはずれてきたので笹藪を尾根に戻り上げとりあえず尾根を辿りました。 所どころで町境の赤杭や木の幹に付けた赤ペンキが出てくるのですが殆ど人が入った形跡は無い状態になっていました。 大森山手前のピークが見え始める当たりでは笹の丈が頭の上でさらに薮も濃くなってピークへの登りがしんどそうなので右手に少しコースをずらして藪の薄そうな斜面を選んで斜面を登りピークに上がりました。 このピークから大森山までは藪も無くしっかりした尾根道になります、おそらく植林などで人が入っていると思われます。 大森山から高瀬峠へは大森山の山頂の祠から北に行きそのまま下ります、右手(東)に赤布が何箇所かに見られるがそれは坂本の方に下る道と思われるので注意する必要が有ります。 北方向に下り始めると尾根の踏み後を辿りますがすぐに踏み跡の分岐を見落とさない様に注意が必要です、私らはこの分岐を見落として地図の赤線を下りて採石場の所に出てしまいました、高瀬峠から坂元側に少し下ったところでした、私らが間違って下りた尾根も途中で分かれていてその尾根別れを東に間違うとかなり坂元側に下ってしまうので注意が必要です。 藪こぎとコース間違いのアルバイトをしたので今回も予定コースタイムの2時間半を大幅にオーバーして4時間ほどの歩行になりましたが、それなりの楽しい山行をする事ができました。

下の地図で赤い線が今回歩いたルートです、下方の小斎峠から入山し上部の高瀬峠の西の貯水池の所に下山しました。 (カシミール3Dで作成しました。)

MAP

スタート 小斎峠 登山開始
前回と同じ場所に車を置いて小斎峠に向かう 小斎峠の三叉路北側に登り口が有る、黄色い「休猟区」の標識の所 登り口の「休猟区」の標識、少し上に赤布が見える
赤布 登り始めて 太い松
新城山までは赤布が有るので目印に登ると良い 新城山までは刈払いもされていてコースを間違えることは無い 途中に大きな松ノ木が有った
赤布 尾根分岐 新城山
要所の赤布が付いている、ここは支尾根に上がって主尾根に曲ったところ 主尾根に出て右(南)が新城山で左(北)が大森山方面になる 「新城山」山頂、前回(2/3)には無かった黄色の山名板が今回は付いていた
大森山に向かう 赤布 伐採地
次の目標「大森山」に向かう ここまでは赤布が付いている 伐採地に出る
伐採地 西に向かう 尾根に取り付く
回は右手前方の藪に入った 今回は忠実に尾根を辿って見るため作業道を左(西)に向かい正面の杉林に上がる 杉林の中を尾根に向かう
藪に突入 藪 赤ペンキ
杉林の尾根を北に向かううちに前回と同じ様に笹の藪が出てくる 獣道の様な細い尾根上の踏み跡を藪を掻き分けながら進む 時々赤ペンキマークが有るが町境の杭を設置した時の様で殆ど藪で道がはっきりしない
一休み 前回のポイント 大森山
藪から少し開けたところに出た所で休憩を取る やっと前回の藪こぎから作業道を通って尾根に戻った地点に辿り着く 「大森山」山頂に到着、新城山から尾根伝いにここまでの道は無かった
高瀬峠に向かう 又しても藪 山元側の林道
大森山から高瀬峠に向かう、赤布などは無いが踏み後が多少ある 尾根に道らしく付いているが途中で尾根を一つ間違えて東にずれてしまった 最後はまた藪漕ぎで山元側の林道に下りてしまった
高瀬峠の登山口 すみれ 大森山登山口
林道を高瀬峠に戻ると杉林の中に向かって登山口の赤テープが有り、山頂まで600mと書いてあった 林道を登山口に向かって下りる途中にスミレが咲いていた 大森山登山口に戻って、奥に向かっているのが高瀬峠に向かう林道で「通行禁止」となっているが林道を歩いている途中山元側から軽自動車が1台通過していった

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