セネガルの昆虫切手

世界有数の落花生生産国であるセネガルは、アフリカ大陸の最西端にあります。14世紀から16世紀に掛けて現地部族であるウォロフ族の王国が成立し、15世紀にヨーロッパ人の来航が始まりました。1815年にはフランスの支配下に入り、1895年に仏領西アフリカ連邦が成立しました。1950年代に入り独立の機運が盛り上がり、1958年にフランスの自治共和国になり、59年には隣国マリと連邦を結成し、60年にマリと分かれ独立を達成しました。初代大統領はサンゴールで、80年まで比較的安定した長期政権を築き、その後はディウフ大統領に受け継がれています。
このセネガルから1997年に昆虫切手5種が発行されました。アフリカ特産の昆虫が選ばれ生態的に描かれており、お気に入りの切手の一つです。

Senegal セネガル
1997.1.31 昆虫切手
ウスバカマキリ
Mantis religiosa
(カマキリ科)
ヨーロッパクギヌキハサミムシ
Forficula auricularia
(クギヌキハサミムシ科)

サバクトビバッタ
Schistocerca gregaria
(バッタ科)
ハンミョウの一種
Cicindela lunulata
(ハンミョウ科)
ヨーロッパクロコオロギ
Gryllus campestris
(コオロギ科)


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