セントヘレナの昆虫切手

セントヘレナは英国の植民地で、南大西洋上にあり、ブラジルから1800マイル、アンゴラから1200マイルの距離の所にあります。セントヘレナ島は、長さが10マイル幅が6マイルあり、高級コーヒーの産地として有名です。また、フランスのナポレオンの流刑の島としても有名です。1815年6月ナポレオンとイギリス・プロイセン・オランダ連合軍とが現ベルギーの小村落ワーテルローで決戦し、ナポレオンが完敗しました。その結果、10月にナポレオンがこの英領のセントヘレナ島に流され、1821年死去しました。
1975年にセントヘレナの動植物に関する本の出版100年を記念した切手4種が発行され、その中の1枚に甲虫が描かれています。
1982年にセントヘレナ島特産の大型の昆虫オオオサムシ、オオハサミムシなどを描いた切手4種が発行されました。
翌1983年に二次としてセントヘレナ島特産の昆虫ヘレナミズギワカメムシなどを描いた切手4種が発行されました。
1995年にオオハサミムシを描いた切手1種を含む小型シート1枚が発行されました。

St.Helena セントヘレナ
1975.10.20 セントヘレナ動植物出版100年記念切手
メリスカブトムシ
Mellissius adumbratus
(コガネムシ科)


1982.1.4 昆虫切手
セントヘレナアカネ
Sympetrum dilatatum
(トンボ科)
セントヘレナオオオサムシ
Aplothorax burchelli
(オサムシ科)
セナガアナバチの一種
Ampulex compressa
(ジガバチ科)
セントヘレナオオハサミムシ
Labidura herculeana
(オオハサミムシ科)


1983.4.22 二次の昆虫切手
ヨーロッパメンガタスズメ
Acherontia atropos
(スズメガ科)
ヘレナミズギワカメムシ
Helenasaidula aberrans
(ミズギワカメムシ科)
アシブトコメツキの一種
Anchastus compositarum
(コメツキムシ科)
キクイゾウムシの一種
Lamprochrus cossonides
(ゾウムシ科)


1995 ハサミムシ切手小型シート
セントヘレナオオハサミムシ
Labidura herculeana
(オオハサミムシ科)


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