レバノンの蝶蛾切手レバノンは、紀元前3000年にフェニキア人によって開かれ古い歴史を持つ国ですが、ペルシャ、ローマ帝国などの支配を経た後、7世紀以降ビザンチン帝国の侵略を受けイスラム化がなされました。16世紀以降はオスマン・トルコの支配下に入りました。第一次大戦後はシリアの一部としてフランスの委任統治領となり、1926年にシリアから分かれて共和自治政府を樹立し、1943年に独立を宣言。駐留していた仏軍は1946年に撤退しました。
このレバノン共和国から1930年に首都ベイルートで開催された蚕業会議開催記念のカイコを描く6種の切手が発行されました。カイコ、繭、カイコガ、それに食草の桑が、単色で描かれています。
1965年に美しい凹版多色刷りの蝶切手10種が発行されました。
同じ1965年にカイコ繭と絹の切手3種が発行されました。
Republic of Lebanon レバノン共和国
1930.2.11 蚕業会議開催記念切手
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| 繭、カイコ、カイコガ | ||
| Bombyx mori (カイコガ科)  | ||
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| ジョウザンヒトリ Pericallia matronula (ヒトリガ科)  | 
アカスジドクチョウ Heliconius erato (タテハチョウ科)  | 
ヨーロッパアカタテハ Vanessa atalanta (タテハチョウ科)  | 
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| キマダラタカネジャノメ Hipparchia semele (ジャノメチョウ科)  | 
キアゲハ Papilio machaon (アゲハチョウ科)  | 
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|---|---|---|---|
| クモマツマキチョウ Anthocharis cardamines ♂ (シロチョウ科)  | 
キプリスモルフォ Morpho cypris ♂ (モルフォチョウ科)  | 
サツマニシキの一種 Erasmia sanguiflua (マダラガ科)  | 
クラススアオジャコウアゲハ Battus crassus (アゲハチョウ科)  | 
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| ミズイロフタオチョウ Charaxes ameliae (タテハチョウ科)  | 
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|---|---|---|
| カイコ繭、絹 | ||
| Bombyx mori (カイコガ科)  | ||
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