コンゴの動物切手

旧フランス領のコンゴは、アフリカ大陸西側、赤道直下の国で、日本をやや小さくした国土の約半分は森林で一部は大西洋に面しています。1960年にフランスからコンゴ共和国として独立を達成しましたが、1968年に軍事クーデターが発生し首謀者が大統領に就任し1970年にコンゴ人民共和国と改称し社会主義国家へ移行させました。ただし、1991年には社会主義を放棄し再びコンゴ共和国に戻しました。
1961年と1964年にコンゴ共和国から深海魚を描いた凹版印刷の素晴らしい切手6種と2種が発行されました。同じ図案で色違いが2種あり、図案の種類は6種類です。
1975年にコンゴ人民共和国から素晴らしい恐竜切手4種が発行されました。55Fのモスコプスは今回初めて切手に描かれたものです。色彩が鮮やかでお気に入りの一つです。
1994年にコンゴ共和国から象の進化を表す切手5種が発行されました。

Republic of Congo コンゴ共和国
1961.11.28(2fr,3fr,5fr,10fr) /1964.10.20(15fr) 魚類切手
ホウライエソ
Chauliodus sloani
(ホウライエソ科)
ツムブリ
Elagatis bipinnulatus
(アジ科)
ムネエソの一種
Argyropelecus gigas
(ムネエソ科)
オニキンメの一種
Caulolopis longidens
(キンメダイ科)
ペリカンアンコウ
Melanocetus johnsoni
(クロアンコウ科)


People Republic of Congo コンゴ人民共和国
1975.10.15 恐竜切手
モスコプス
Moschops
(ティタノスクス科)
(獣弓目)
ティランノサウルス
Tyrannosaurus
(ティラノサウルス科)
(獣脚目)
クリプトクリディス
Cryptocleidus
(プレシオサウルス科)
(鰭竜目)
ステゴサウルス
Stegosaurus
(ステゴサウルス科)
(剣竜目)


Republic of Congo コンゴ共和国
1994.6.20 象の進化切手
パレオマストドン
Paleomastodon
(ゴンフォテリウム科)
(長鼻目)
マストドン
Mammut
(マストドン科)
(長鼻目)
アメベロドン
Amebelodon
(ゴンフォテリウム科)
(長鼻目)
プラティベロドン
Platybelodon
(ゴンフォテリウム科)
(長鼻目)
ケナガマンモス
Mammuthus primigenius
(ゾウ科)
(長鼻目)


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