コモロ諸島は、東アフリカとマダガスカル島の間の西インド洋上にあり、16世紀以降、奴隷貿易の中継基地でしたが、19世紀にフランスの保護領となり、1947年以後マダガスカルの一部とフランスの支配下に入りました。1975年に独立し国名をコモロ・イスラム連邦共和国としました。ただし、国家を構成する4島のうちイスラム教徒が多い3島では独立派が多数を占めましたが、キリスト住民投票でフランスに残留する決定をしたことから、見切り発車での独立でした。独立後はクーデターの連続で、1997年になって経済の混迷を理由に、独立した3島のうち2島でフランス再併合、および分離独立を求める機運が高まっており、政情は不安定になっています。
このコモロ・イスラム連邦共和国から1999年に、恐竜と原トンボを描いた切手12種セット(小型シート)が発行されました。
Federal Islamic Republic of the Comoros コモロ・イスラム連邦共和国
1999.6.25 恐竜切手
アルカエオプテクリス Archaeopteryx (アルカエオプテクリス科) (始祖鳥) |
ペテイノサウルス Peteinosaurus (ディモルフォドン科) (翼竜目) |
ディモルフォドン Dimorohodon (ディモルフォドン科) (翼竜目) |
ブラキオサウルス Brachiosaurus (ブラキオサウルス科) (竜脚目) |
ガリミムス Gallimimus (オルニトミムス科) (獣脚目) |
タルボサウルス Tarbosaurus (ティラノサウルス科) (獣脚目) |
パラサウロロフス Parasaurolophus (ハドロサウルス科) (鳥脚目) |
サウロペルタ Sauropelta (ノドサウルス科) (曲竜目) |
ヘララサウルス Herrarasaurus (ヘララサウルス科) (獣脚目) |
ステゴサウルス Stegosaurus (ステゴサウルス科) (剣竜目) |
ランベオサウルス Lambeosaurus (ハドロサウルス科) (鳥脚目) |