マダガスカル 1990 | 北朝鮮 1993 |
シーラカンス Latimeria chalumnae (シーラカンス科) |
シーラカンス Latimeria chalumnae (シーラカンス科) |
アクセルロディクティス Axelrodichthys (シーラカンス科) (シーラカンス目) |
シーラカンス Latimeria chalumnae (シーラカンス科) (シーラカンス目) |
シーラカンス様目は、古生代デボン紀中期から現在まで、3億8000万年を生き延びた代表的な「生きた化石」の1つで、1938年アフリカ南東部の海域で発見されました。水深200m位の岩磯地帯に棲んでいますが、2000m以上の深海に棲む魚を食べていた記録もあり、生態には謎が多いです。最近ではインドネシアでも近縁種が発見されています。肉食性で、主な獲物は魚です。獲物を探す時は頭を海底に向けて、逆立ちをしながら流れに身をまかせて、口の近くにきた獲物をとります。アクセルロディクティスは、中生代白亜紀前期アプト期(1億2450万年〜1億1200万年前)に生息していた中型のシーラカンス類で、ブラジルのサンタナ累層のみから、アラリペンシス種1種だけの化石が多数見つかっています。巨大な尾びれに見えるものは本当の尾びれではなく、尾びれは尾の先端のごく一部です。