東京市深川区黒江町六番地
二代目田喜庵詩竹の門下。明治36年で60歳。かなりの実力者とお見受けします。 明治36年「はたちしう」刊行。松月庵編、研斎老人序、東京大学総合図書館蔵。
摘草や思ひ思ひのひとり言 (この句は少し面白いと思います。草の一人言にもとれる。 敏) 涼しさに流れて居るや都鳥 紫陽花のからひる音や秋の風 風になり風に成りして時雨かな
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