[吏登齋碧海]  植村 清八

  東京市本所区菊川町2丁目39番地

  人に染ぬ色や浅黄の桜花
  鐘涼し鶏すゝし明境
  名月や水にも見ゆる秋の隈
  降積は暖とき雪の庵哉

  初め蓬來庵。雪中庵梅年の門下。


 吏登斎碧海の関わった俳書

明治11  『ふたつき集』五世空[竹冠に均]対山・椎陰著 蓬來庵碧海・黙石菴猶蟻共編 雪中庵梅年校序 夢菴守黒・旦雪庵木宝跋  朝倉音次郎(彫)
明治13  『続一夏百歩』 雪中庵梅年著 二世蓬來庵碧海・鎮思亭花夕共編 碧海序 玄雪庵吏中補 雷堂岡田竜吟跋  朝倉音次郎(彫)
明32.08(12)『発句短冊真蹟(跡)集』世中菴岡栞月・吏登斎碧海等編 東京 岡琴(栞)月

 

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