芭蕉→猿雖(二世)→猿親→猿雷→猿煙(五世)→

 [父母庵 雷山]  大供 雷山

  東京府武蔵国豊玉郡千駄ヶ谷村九九八番地 東京府士族

  

  裏白や連歌一折梅の巻    

  肘枕さても涅槃や涼み台

  中元や枯骨の化石魂もゆる

 鳥山や夜は鵜計りの冬木立


 猿雖(えんすい)寛永17年(1640)−宝永元年(1704)11月10日 通称、惣七郎。別号、意専。伊賀上野の商人。屋号は内神(うちのかみ)屋。伊賀蕉門の最古参元禄2年に出家し俳諧に専念。「猿蓑」に2句、,「続猿蓑」に7句入集。
 「父母庵」について記した資料が見あたらない。


 

 

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