96年12月分
それぞれタイトルのあたまにジャンルの目印をつけています
主な内容は、■本 ●漫画 ▼映像 □雑誌 ○同人誌 など
■本と●漫画は独断評価つき(5点満点:★1点・☆1/2点)
文中敬称略
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12/25
- 年末年始は実家で非電脳生活なので、改訂はまーたーしーてーもー休み。戻ってくるのは1/7の予定。初改訂はその翌日か翌々日でしょう。
それでは、皆様よいお年を。来年はもう少しハイペースで改訂したいです(笑)。
12/18
- ああ、なんだか毎日せわしない。師走だからしょうがないといってしまえばそれまでなんだけど。改訂ペースがおそいのにもほどがある、とは自分でも思います。とほほ。飽きっぽい私にしては、この日記はよく続いているほうかも……。ひらきなおってどうする(笑)。
12/12(木)
- ●辺境警備 星が生まれた谷/紫堂恭子 ★★★★
- 小学館で出ていた『辺境警備』シリーズの続きが角川書店から出た。来春から新装版
『辺境警備』が各巻に描き下ろし短編をつけて売り出すという。…そりゃないよなぁ。商売だからしかたないけどさ。新作パートがないとみんな買わないだろうから。
今回は黒呪術師・カイルがメインのストーリー。背高さん(この呼び名がエルディア救世王よりいいよね)も暗躍(笑)します。おまけの短編は隊長さんの若かりし頃のエピソード。いやー、隊長さんホントいい男でうれしい。くたびれた中年ぶりっこしてても素敵。
12/09
- 年末年始の帰省の飛行機のチケットのサービスのなかに、12/27〜1/6の一番混む期間をはずすと、35%OFFというのができたのでそれにした。旅行社の窓口のおねーさんは知らなかった(笑)。チラシで見たのでそういうのがあるはずだ、と探してもらったらちゃんとあった。みんなこの新しいサービスがあることに気づかないのか、知ってても仕事の都合で使えないのか。
12/05
- ここ数年、のど飴の種類が豊富ですごい。私が高校生で演劇部員だったころの愛用品は薬局で買うハーブキャンディで、そもそも選択の余地がなかった。20年も前のことをいっていてもはじまらないか(笑)。最近はノンシュガーのど飴がわりとお気に入り。電車に乗るときポケットを探るのがクセになっている。抹茶のど飴もおいしいんだけどちょい甘すぎ。
12/03
- 効果のほどはよくわからないが「電磁波防止エプロン」を使っている。メーカー名は忘れたし、同種の商品を扱ってるのが何社あるのかもわからないので、自分の使ってるものだけのことかもしれないけど、使い勝手の悪さにあきれた。これを開発した人間は「この素材でエプロンを作る」ことに気を取られて、エプロンを着てみなかったとしか思えない。そんなたいそうに考えなくても、せめて2・3回着てみてたらこうはなるまい。あまりにばかばかしいので、私はリフォームしたけど、これが会社の備品だったりしたら、こうすぱすぱ切れなかったかも。
12/02
- 12/01から有線のチャンネルが大きく変わった。その告知を見そびれていた夫が当日の夜のエアチェック時にあせっていた。毎月もらっている有線情報の小冊子を二人ともちゃんと読んでないからねー。
私がよく聴くアニメソングは、今まで「子供」チャンネルの一環だったのだが、今回の改変で「歌謡曲」ジャンルに分類された。J-POPやJ-ROCKやアイドルの近所だと認識されたらしい。今後の選曲にちょっぴり期待。今まさにOVA(初代のガイバー)のエンディングが。以前はTV放映作品ばっかりだったもんね。いいぞこの調子だ。今度は「鋼の鬼」の挿入歌だわ、うれしい。このペースで毎日OVAもがんがんかけてくれるのかな。ほのぼの。でも知らない曲がいっぱいだ。ここ数年アニメビデオそんなに見てないしね。
12/01(日)
- ●氷の魔物の物語(1・2)/杉浦志保 ★★★★☆
- 魔物・ブラッドが氷漬けで封印されている洞窟に、病気で死を目前にした青年・イシュカが、自殺のためおもむく。魔物は、この世で一番純粋な涙の粒がひとつだけ願いをかなえるという『涙の宝石』を探して、次々に人間を殺していた。血も涙もないはずの魔物が、目の前で死んだイシュカのために涙を流した。その涙こそがまさしく『涙の宝石』であり、その力でイシュカを生き返らせてしまう。自分の身も自由になったブラッドと、いったん死んで蘇ったため、脈もなく、村に戻ることもできないイシュカは、連れ立って旅に出る。
イシュカを好きなことをいやおうなしに自覚しているブラッドとは違い、超絶善人なんだけど鈍いイシュカは、自分の命もブラッドのために使うなら惜しくない、とまで考えているくせに、彼に対する自分の気持ちにとんと気がつかない。
ブラッドがイシュカと二人で暮らしていこうとしても、かつて魔物の頭領という位置にあり、悪行三昧だった過去のツケがおしよせる。
事態そのものはシリアスに展開。線の細い絵柄とイシュカのムードがばっちりあっている。