泌尿器科医・木村明の日記


お疲れ様!伊吹先生


今月末で東京共済を退職される伊吹先生

私が東京共済に就職する前から内科の部長でした。

家族でテニスが趣味、子どもが同じ中学校、ということで、

もう十数年、家族付き合いをさせていただいています。

生田テニスの主催者でもあります。

伊吹先生は、60歳を迎えた今月で退職です。

この先生に出会っていなければ、我が家4人がテニスで過ごす時間がもっと短かったに違いありません。

開業医という人種を身近に感じられるようになったのも、生田テニスに参加させていただいたおかげです。

ブロ友の他の3人(ドクターMドクターフリッカー亜沙郎先生)は開業医の息子ですが、私はそうではありません。

「ぎりぎりまで患者を抱え、ゴールデンウィーク直前に重症患者を紹介してくる奴ら」

私が都立病院に勤めている若い頃、開業医に対して抱いていた偏見です。

東京共済に勤め、伊吹先生の後輩の先生達とテニスをしているうち、その偏見は消えました。

伊吹先生は慈恵医大出身。私は国立大学出身。

でも知り合ってからは、お互いの人生を交換したかのように、

伊吹先生のお子様は国立大学に入学、私の二人の子どもは私大に入学、

伊吹先生は60歳までみなし公務員、私は52歳で開業。

私が開業医しても破産せずにやっていられるのは、生田テニスで知り合えた開業医の先生たちの助言のおかげです。

で、昨日は生田テニスの後、新百合ヶ丘のうどん屋さんで、伊吹先生を囲む会でした。

まったくの偶然ですが、伊吹先生とはピステ石打のオーナーという共通点もあるんです。

(2009.3.16)
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