日臨皮南関東山静支部総会イブニングセミナー
一昨日は日本皮膚科学会東京支部学術大会終了後に同じ京王プラザで、日本臨床皮膚科医会南関東山静支部のセミナーがありました。
日本皮膚科学会加入直後に日本臨床皮膚科医会にも加入したのですが、日臨皮南関東山静支部総会イブニングセミナーの案内は届くものの、
日本皮膚科学会東京支部学術大会の案内は届きません。
京王プラザで皮膚科のイベントがあるみたいだ、と気づかせてくれたのは、郵送されて来た日臨皮南関東山静支部総会イブニングセミナーの案内。
日臨皮南関東山静支部総会イブニングセミナーの今年のテーマはシミ治療。
開始は17時から。一方、日本皮膚科学会東京支部学術大会の方は15時で終了。
皮膚科に関しては何でも勉強したいのですが、2時間待つのは辛い。
というわけで、帰宅するつもりで、山手線で渋谷へ。なんと田園都市線は不通。
これは、勉強しろとの神のお告げだと思いなおし、再度、京王プラザへ。
イブニングセミナーの会場は47階。私が会場の前に着くと、神奈川県皮膚科医会の会長とまたお会いしました。
「偉い!」と褒めていただけました。
肝斑は擦りすぎることによるバリア障害、という説を聞いたのは一昨日が初めてでした。
肝斑の特徴は、目の回りには色素沈着がないこと。
眼球を強く擦る人はいないでしょうから、納得できる仮説でした。
演者は山梨の勤務医の先生で、座長は山梨の開業医の先生。
座長の先生は見覚えがあるような気がして仕方ありません。
47階から降りるエレベーターの中で、「私はこの先生に30年前ぐらいに会っている」と確信。
話しかけてみたら、形成外科の先生で、同じ頃に、駒込病院に勤めていたことが分かりました。
駒込病院の外来ブースは、皮膚科と泌尿器科が隣同士で、スタッフの動線は一緒です。
形成外科の先生たちは皮膚科のブースで外来診療をしていたので、いつも顔を合わせていたわけです。
学会は聞いていただけでしたが、医会では質問しました。
「バリア障害で色素沈着が起こる機序は、角質細胞が色素細胞を刺激するサイトカインを出すからでしょうか?」
覚えたばかりの知識を披露したがる棒屋でした。
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