奥武蔵クライミング・エリア Ver.210320  | 奥多摩クライミング・エリア

2019年の台風19号等による豪雨災害で岩場の状況が大きく変化している可能性があります。




《ボルダリング・エリア》
1.入間川・吾妻峡
 いわゆる吾妻峡のドレミファ橋上流部と下流の大河原付近のボルダー。つまらなそうなボルダーでもいろいろと自分なりに課題を設定すれば楽しめる。車は有料駐車場を利用する。

2.天覧山
 100岩場参照。天覧ハングはトップロープ。リードも可能。2011年12月現在利用者のマナーの問題から利用自粛となっが、ルールを整備し地権者(能仁寺)との合意により再開となった。。利用の場合は届け出が必要とのこと。詳細はJFAのHP(http://freeclimb.jp/news/news2013_1.htm#tenran)へ。

3.久須美
 100岩場参照。昔ながらのボルダーだが、質は高い。一部(バトルゾーン)崩壊があったようだ。

4.小岩井
 サンセット・ロックの上流部に点在するチャートのボルダー群。小さいのでほとんどがSDスタート。昔から登られていたが、最近サンセットロック前のボルトの打たれたボルダーの下地が整備され取り付きやすくなった。
 サンセットロックが登攀禁止とのことなので、ボルダーまで含めてかは不明だが、自粛したほうが良いかも知れない。

5.弁天橋
 サンセット・ロックの上流、弁天橋の上流に幾つかのボルダーがある。ほんの僅かな増水で取り付けなくなってしまうことがある。民家側のハイボルダーは上が民家の敷地なので登らないほうがいいかもしれない。

6.名栗湖
 名栗湖奥の瀬橋の上流部と名栗湖湖畔に点在するチャートのボルダー。ダムの水位が上昇すると取り付けなくなる岩が多い。なお、令和元年の台風19号の豪雨と土石流で、瀬橋上流部のボルダーは完全に埋まり、広い河原となってしまった。今後、ダムの浚渫が為されれば、将来復活する可能性も考えられる。。

7.逆川
 有間渓谷観光釣場から右の林道広河原逆川線に沿って流れる逆川に点在するチャートのボルダー。降りてみないと存在のわからないボルダーもある。

8.有間川
 有間渓谷観光釣場から左の林道有馬線に沿って点在するチャートのボルダー。谷底なので結露しやすく苔も付きやすい。数は多いが、面白そうな目ぼしいものはあまりないので殆ど登られていない。なお、令和元年の台風19号の豪雨と土石流で多くのボルダーが壊滅的被害を受けている。

9.人見入出合
 名栗川・人見入出合の少し下流左岸にあるチャートのボルダー。

10.大鳩園
 名栗・名郷から白岩方面に入ると、大鳩園キャンプ場があるが、その周辺に点在するボルダー。昔適当にトライした記憶があるが、その後自然に戻って、他のボルダラーも手をつけなかったようだ。現在、キャンプ場内のボルダーは問題を起こさないために避けて、キャンプ場の下流のボルダーだけがトライ可能と言える。駐車場は大鳩園または名郷の有料駐車場を利用する。

11.山中入
 大鳩園あたりに合流する山中入に点在するボルダー。上流部のボルダーは他のボルダラーもよく訪れているようで、課題に名前などがつけられている。下流のボルダーは2つ並んでおり、チョーク跡が見られ、道路側のハングなどトライされているようである。また、妻坂峠方面の林道沿いのボルダーにも課題が設定されている。なお、2018年から2019年にかけての冬季間に、メインボルダーでグラインダーによりホールドを彫る酷いチッピングがあり、既成課題も大きな被害を受けてしまった。結果的にこのボルダーの価値が殆どなくなってしまったというのが現状である。

12.弁天岩
 西武線「武蔵横手」の先、R299から左の高麗川に見えるボルダー。最近全くトライされていないようである。岩は硬く確りしており、下地も良い。駐車は旧道に可能。岩雪129参照。

13.吾野弁天岩
 吾野の高麗川にある弁天様の立つボルダーと対岸の小さな岩。道路側に何本かのラインがある。対岸のボルダーは余程水位が下がらないと取り付けない。

14.南川
 南川下久通川本流の子の権現への道路入り口あたりと、その道を入りしばらく行った薪集落の少し下にボルダーあり。乾きが悪く苔がつきやすいが、本流のボルダーのハングは面白い。

15.大蔵沢
 西武線正丸から奥に入った大蔵山から直接伊豆ヶ岳に登る登山道沿いに幾つかのチャートのボルダーがある。入り口には馬頭様ボルダーがあり、これは大分前からトライされていたようである。

16.正丸駅
 西武線正丸駅に入る橋下に小さなボルダーあり。SDの課題は意外と手強い。

17.北川
 北川の岩場の左下あたりに一つ、北川登り口の川原に2つほどのボルダーあり。長いトラヴァースの課題は登り応えがある。

18.北川・柏木沢
 北川の支流、柏木沢のトップロープのハイボールと沢の中の小さなボルダー。現状は苔だらけ。

19.北川・岩井沢
 北川の再奥、岩井沢に点在するチャートのボルダー。ハイボールには2本のリードルートがあるが、許可を得ていないので、ハンガーは外されている。

20.聖人岩
 黒山・聖人岩のボルダー。人気があり、よくボルダラーが訪れているようだ。なお、聖人岩のハンガー欠落後、所有者からクライミングの許可が下りず、現在利用禁止状態のようだ。

21.龍ヶ谷
 越生町、黒山手前の龍ヶ谷に点在するチャートのボルダー。座敷岩もこの谷中にある。何年か前からトライされてきたようだが、ネットに少し紹介されているものの雑誌等には未発表である。夏は湿度が高く結露しやすく、すぐに苔むしてきてしまうようだ。
 下流部のボルダーに付いては、座敷岩のハンガーが外され、各ボルダーに名前が付され、植林帯には立入禁止の場所もあるので、地元の住民や地権者に確認したわけではないが、トライは控えた方が良いのかもしれない。上流部のボルダーに関しては問題ないようである。

22.都幾川・椚平
 都幾川の支流、氷川の上流部椚平の谷に点在するチャートのボルダー。掲載抹消の依頼により公開を控えていたが、その後利用が殆どなかったようで、トライ初期はきれいだったボルダーも谷底のため苔が大分発達し、また下地も一部を除き荒れ気味になり自然に還っていたため、平成29年から30年にかけて再整備し再度掲載することとした。

23.芦ヶ久保
 R299沿い、芦ヶ久保駅手前の横瀬川にある大ハングを持つチャートのボルダー。ネットに平山氏等が登った情報あり。最近またトライするボルダーラーもいるようだ。

24.横瀬川
 北山ハングの上流と下流の横瀬川両岸にあるボルダー。下流のボルダー(滝の枕ボルダー)はR299の橋より下流にあり、左岸のボルダーが下地が良く楽しめるが、年により下地の変化がある。
 北山ハングより上流のボルダーは秩父方面に行くクライマーの目には入っていると思われるが、小さいためあまり対象にされていないようだ。それでもSD課題などで限定すれば十分に楽しめるものが幾つかある。

25.鹿台橋
 鹿台橋ではなく、それより下流のせいりゅう橋という小さな橋の下流左岸にある岩。道路も狭く分かりにくい。良い駐車場所がなく、岩は荒れてしまい、苔が付き、トライするにはクリーニングが必要。岩雪129参照。

26.朝日山・三吉(さんきち)
 飯能にある小さな岩場。有名な?鉄人トラヴァースがある。三吉稲荷神社の裏というより、裏の沢を挟んで一つ西隣の尾根にある。神社に入らず、手前の右に入る道に入り、「美杉台大河原ハイキングコース」を少し登ると、「白伸堂」というお堂があり、岩場はその北側にある。

27.名栗・湯基入道草岩
 湯基入の岩場(メインエリア)と同時に開拓された岩で一部ボルダーがあったが、開拓以来トライされていないので、荒れ果てていたが、昔のリーとラインやトップロープラインも含め、ボルダーとして平成29年12月に再トライされ再生した。沢の下流にある2つのボルダーも併せて開拓された。
 なお、バイク事故とゲート破壊が原因で12月18日からゲートが施錠されてしまい、アクセスが不便になった。ゲートから道草岩まで徒歩で30分程度である。

28.入間川・赤沢橋
 赤沢橋の上下流にボルダーがある。昔何本か課題を設定したが、橋の工事で上の方まで埋められてしまった。しかし台風の功罪の「功」ともいうべきか、19年度の台風の氾濫による激流でボルダーの周りの土だけが流されまた登れるようになった。橋の下流にも易しいボルダーが1つある。

29.横瀬川・矢花橋
 あしがくぼ渓谷国際釣場の上流、矢花橋の上流部に点在するボルダー。橋の上流200m程のところに少し大きなボルダーがある。

30.武甲山・生川
 武甲山の表参道、生川周辺に点在するボルダー。夏は結露しやすいが、幾つか大きなボルダーがあり、アプローチも良く、時季を選べば楽しめる。

31.毛呂山・獅子ヶ滝
 毛呂山の獅子ヶ滝近くにある4m程のボルダー。近いのが取柄。チャート。

32.越生・黒山笹郷
 黒山から一本杉峠へ向かう途中、越上沢出合周辺に点在するボルダー。チャート。

33.西吾野・三社
 西吾野の三社、目印としては「あじさい館」があるので、秩父方面によく出かけるクライマーなら直ぐに場所が分かると思われるが、R299からあじさい館への橋を渡り、道路を突き当りまで行くと、御祓度橋があり、対象となるボルダー(2個)はその上流側にあるが、現在下地が50p程上がってしまい、面白みがなくなってしまった。また少し上流の両岸にも幾つかのボルダーが点在しているが、横にバーベキューガーデンができてしまい。休日などはトライしにくくなってしまった。

34.刈場坂
 R299の正丸トンネル手前を右に旧道を入りさらに刈場坂方面に入る。集落の下、道路が大きく蛇行するあたりとその上流の堰堤上部に幾つかのハイボルダーがある。またさらに刈場坂峠方面に上って行くと、高麗川源流の碑があり、その横にも1つボルダーがある。シーズンとしては、夏は沢筋で湿度が高く乾きが悪いため、乾燥した冬季が良い。現在課題は30程で、ハング、フェイス、スラブといろいろ楽しめる。一部を除き下地は安定している。

35.吾野・長沢
 吾野の手前、R299から高山不動尊方面へ、さらに直ぐに顔振峠方面に入り暫く進むと、民家が途切れた少し先の左手対岸にハイボルダーが認められる。一部車道から見える岩のハングに以前登られたような形跡があったが、課題が設定されていたかは不明である。
 ボルダーは大小4つほどで課題はTRを含めて40弱、ハイボルダーの下地が悪いところはTRでのトライとなるが、マットとスポッターでボルダーとしてのトライも可能である。植林の中なので夏は乾きが悪く結露が酷いが、乾燥した冬には不快感もなくそこそこに楽しめる。

36.横瀬旧正丸峠入山
 R299の正丸トンネルを横瀬側に出たところで山伏峠方面へ左折し、少し行った民家の間の旧正丸峠方面へ続く南沢林道に入る。橋を渡りさらに進むと、追分の道標があり、その先に右から入口に小さなボルダーのある沢が入っている。ボルダーはその沢の上流50mほどの沢中にある。入口が椎茸の栽培地でもあるので分かりやすい。ボルダーは1つだけで出だしがハングで、上部はスラブのため、実質的課題は2mほどで、ほとんどがSD課題である。

37.大蔵山・長岩沢
 正丸駅から大蔵山へ。さらに大蔵沢に入り暫く登山道を行くと長岩沢が右から入る。長岩橋を渡り、直ぐに倒木でふさがれた山道に入る。山道を少し行くと、藤蔓が絡んだ御神木の下に祠があり、その周辺にいくつかボルダーが散在する。さらに上流に行くと沢はゴルジュ状になりその入口と高巻いた先に沢を塞ぐようなボルダーがあり、そのボルダーから左の窪みの奥にこの長岩沢を代表するボルダーが見える。

38.丸山鉱泉
 横瀬の丸山鉱泉を流れる曽沢川に幾つかのボルダーが点在する。先ず、丸山鉱泉から林道を上流方面に行き、2つ目のカーブミラーのある地点から谷に下る踏みあとがある。そこを下ると小さな祠が2つ並んでいる。登られているボルダーはその直ぐ下流対岸にある。さらに下流に1つ川の真ん中に、こんな所にこんなボルダーがという感じの三角錐を逆さにして立てたような3mほどのボルダー(ひよこ岩)があったが、ひよこ岩は令和元年の台風19号の豪雨で倒壊してしまった。面白いボルダーであったので、非常に残念である。もう1箇所は林道をさらに上流に行くと、一の瀬橋という小さな橋の下流に一つハングのあるボルダーがある。

39.西吾野・高畑川
 北川の岩場に行く途中、高畑川方面に入り暫く行くと、直ぐ横の沢にハイボルダーがある。未だ脆い部分もあり、下地があまり良くないので、トップロープ課題が多い。またさらに上流の秩父工業のトロッコ軌道の近くにも一つハイボルダーがある。

40.芦ケ久保・赤谷
 芦ケ久保・赤谷の集落から丸山、大野峠へ向かう山道に入ると、まもなく最初のつづら折りになった先に杭に書かれた諏訪神社の標識がある。神社への急な細い道を登り、神社から左へ踏み跡を辿るとボルダーへはすぐである。植林帯で雰囲気は良いとは言えないが、スラブからハングまで課題は幅広く楽しめる。

41.東吾野グリーンライン
 東吾野からグリーンラインに上がり、一本杉峠まで行く途中に、ちょっとしたボルダーがある。車で走っていると岩の頭が見える。植林帯の中だが、谷底ではないので、乾きは悪くない。

42.金毘羅岩&枝沢
 エリア・マップからは外れている。東秩父村・萩平の金毘羅岩とボーイズ・ロック、そしてその周辺に幾つかのボルダーがあるが、2011年4月時点で金毘羅岩が駐車場問題からか登攀禁止になったため、ボルダーも枝沢も含めて禁止状態である。

43.腰越の立岩
 エリア・マップからは外れている。100岩場掲載の腰越の立岩とその周辺の幾つかのボルダーに課題が設定されている。石灰岩でルートと合わせて楽しめる。

44.白石
 エリア・マップからは外れている。東秩父村から秩父に抜ける途中、定峰峠に登り始める手前の白石に堆積岩のボルダーがある。場所は白石車庫から南に細山方面に入りしばらく行くと、右に林道桂木線へと入る桂木橋がある。ボルダーはその橋の左岸下流側にあるが夏は木が生茂り注意していないと岩の存在に気がつきにくい。長瀞の岩に似ており、最初は脆そうに見えたが掃除してみると意外としっかりしており、ハング、フェイス、トラヴァースといろいろ楽しめる。
 駐車は橋方面に曲がらずに300m程進むと5〜6台停められるスペースがあるのでそちらを利用していただきたい。

45.あじさい街道
 越生のあじさい街道の麦原川沿いにあるボルダー。大小8個程のボルダーがあり、20ほどの課題が設定されているが、グレードは全体的に易しめである。谷の中にあるので夏季は結露があり、シーズン的には晩秋からが良い。

46.野中ボルダー
 ときがわ町の野中地区にある小さなボルダー。川沿いに2m程のボルダーが2つ並んでおり、上流側の岩のハング基部には大きめの石ころがあり、注意が必要。道路側に駐車スペースがある。

47.中井ボルダー
 横瀬川の上流、中井地区に散在するボルダー。大きめの岩ころがああり、課題も多いが、全体的に易しめで、脆いボルダーもある。谷底なので、シーズン的には初冬から春ごろまでが適期と思われる。国道沿いに釣師たちも停めている駐車スペースがあるが、特に認められているという場所ではない。

48.人見入ボルダー
 飯能市上名栗の人見から人見入林道に入り途中の車止めの少し下流にあるチャートのボルダー。5m程の岩だが課題は実質2.5m程。

49.日照水ボルダー
 越生町黒山の水汲み場で有名な日照水の直ぐ下流にあるチャートのボルダー。2m程の小さなボルダーが4つある。沢の中なので夏は結露がある。休日は水汲みに来る人が多く、駐車スペースがない時は、ボルダーより下流の林道脇に数台駐車が可能である。

50.八徳川ボルダー
 吾野から八徳に向かう八徳川にある大小幾つかのチャートのボルダー。谷底の植林帯の中なので夏季や雨後は乾きが悪い。良い駐車スペースがないので、駐車場所には十分配慮する必要あり。

51.湯ノ沢ボルダー
 名栗から横瀬に抜ける途中の湯ノ沢集落の少し先にある小さなチャートのボルダー。植林帯の中なので乾きは良くないが、道路から近く、何かのついでにトライできるので利便性が高い。

52.げんきプラザボルダー
 名栗げんきプラザの側にある、小さな超マイナーなチャートのボルダー。難しくはないが、乾きはそこそこ良く、道路から近く、駐車も特に問題ないので、何かのついでにちょっと遊ぶには良い。

53.蕨入ボルダー
 飯能市上名栗名郷の蕨山登山口周辺にあるチャートのボルダー。大きいもので5m程、アプローチも良く、数もそこそこなので楽しめるが、夏は結露が酷く期待しないほうが良い。令和元年10月の台風19号の豪雨で林道が荒れてしまい、オフロード車でないと林道終点まで入れない。

54.穴沢ボルダー
 飯能市上名栗の森河原から南川に抜ける県道395号沿いにあるチャートのボルダー。道路下の川沿いに2つあり、大きい方で2.5m程、陽当たりが良く雨後でも乾きやすいので、夏も結露なく登れることが多い。駐車は道路のふくらみに可能。

55.白岩入ボルダー
 飯能市上名栗の大鳩園の上流部にあるチャートのボルダー。そこそこの個数と大きさと課題があって楽しめる。谷底にあり、夏や雨後は濡れたりしていることが多いので期待しないほうが良い。駐車は道路のふくらみに可能だが、待避所の表示がある場所は駐車禁止。

56.中藤川ボルダー
 飯能市の原市場から子の権現へ向かう途中の中藤川流域に散在するボルダー。上郷、ゆずの庄、下中沢、上中沢、笹能ボルダーの5か所のボルダーが登られている。谷底の日陰や植林内にあるボルダーなので、雨後や夏季には乾きが悪く、シーズンは概して冬季が中心となる。一部脆いところがあるので注意が必要である。

57.あしがくぼキャンプ場上下流ボルダー
 あしがくぼキャンプ場の上下流横瀬川沿いにあるボルダー。2ヶ所に分かれており、合計3個、A岩はアプローチが少し遠い。小さいので、特にお薦めという程ではないが、一応このようなボルダーがあるという程度で紹介しておく。シーズンは冬季がベスト。夏季は水嵩が上がり、下地が水没する可能性あり。駐車は無料の第2駐車場が利用できる。

58.畑井ボルダー
 正丸と西吾野の中間にあたる畑井地区の高麗川沿いにあるチャートのボルダー。川沿いの民家の納屋のような建物の下にあり、周りのゴミが気になるが、ボルダー自体は意外と面白い。民家の側なので利用の場合は大声等厳禁。駐車はR299から旧道を少し入ったガードレール横に置けそうだ。駐車禁止の標識はない。

《ロープ・クライミング・エリア》
1.日和田山
 100岩場参照。「日本のフリークライミング発祥の地」と言われている。メインの岩は2つで、易しめだが長めのラインが取れる男岩と、ハングして少し難しめの女岩がある。岩質はチャートで、すべてのルートがフリーで登れるが、別にエイドで登っても構わない。私も初めてのエイドの練習はここでした。一応表向き登攀禁止だが黙認されている。
 休日などは簾のようにトップロープが垂れることがあるので、場合によってはリードは危険かもしれないので、状況をよく判断しながら利用するのが良い。

2.多主峰山・前岩
 神社下のチャートの岩場。昔、「岩雪」のボルダー特集で紹介したが、現在登攀禁止となっているとのこと。

3.武蔵横手の岩場
 「岩雪」に掲載されたが、現状は不明。

4.小岩井サンセットロック
 100岩場参照。理由ははっきりしないが、現在登攀禁止の看板があり利用不可。一説には、クライマーではないらしいが河原でテントを張り夜間騒いだとの話あり。

5.河又
 100岩場参照。近場の石灰岩の初級から中級者向けのエリアとして人気が高い。コウモリ岩をメインにして、他にシュテファンフェイスやタワーロックなどの岩峰がある。乾きが良く、冬も暖かいので通年登れ、グレードの幅も広く、多種多彩なラインがあるので、講習会などでもよく利用されている。最近洞穴内にボルダリングの課題も設定された。また、開拓当初のグレードが辛目だったらしく、100岩場の改訂により、グレードが大幅に変更されたルートもある。
 楢抜山エリアはハイグレードのラインはないがライン数は多く、ボルダーも楽しめる。アプローチは、以前仁田山峠からであったが、地権者の意向で現在はこうもり岩から尾根を登って行くことになっている。
 コウモリ岩は開拓発表後暫くして禁止状態になりハンガーが外されたりしたが、その後黙認状態でクライミングが続けられてきた。しかし、2009年11月地権者により立ち入り禁止の看板が立てられ登攀禁止になった。原因は度重なる事故発生とクライマーのマナーの悪さによるものとのことであった。しかしその後、地権者および地元住民、河又自治会とJAFスタッフの交渉によって利用可能となり、登山道整備後、2010年9月18日クライミングが解禁となった。
 なお、楢抜山エリアの再整備後、今年(2017)に入り、それを気にされた地権者(親戚とのこと)から立ち入らないようにとの話があったということで、一時自粛(何故かコウモリ岩も自粛、同じ地権者か?)となったが、その後、JFAと地権者との話し合いにより、ルールとマナーを守ることを条件にクライミングが再開できることになった。JFAのHP(http://freeclimb.jp/news/news2017_1.htm#kawamata2)を参照。

6.湯基入
 名栗ラジウム温泉から林道を登っていく。岩場は林道の下だが場所がわかりにくい。棒ノ折登山道を過ぎ、50mほど行ったところである。林道左に岩峰があるところまで行ってしまうと行き過ぎである。岩質はチャートで前傾フェイスからスラブまであり、初心者から上級者まで楽しめるが、脆いところもあり注意が必要。
 なお、バイク事故とゲート破壊が原因で平成29年12月18日からゲートが施錠されてしまい、アクセスが不便になった。ゲートからメインエリアまで道草岩経由で徒歩で40分程度である。

7.豆口沢
 チャートのハイボルダー群。現状不明。プロテクションはチェックが必要。祠が設置された岩は登攀禁止。

8.都幾川・椚平宿岩
 都幾川の支流、氷川の上流部にある老木「姥樫」の裏手にあるチャートの岩。ライン数は少ないが、北川の岩場の小型版という感じで面白い。北面なので冬は寒い。

9.人見入
 名栗・人見から林道を入る。途中車止めがあるが、さらに入ると左に沢に落ち込む岩峰がある。下部が脆く、途中からがルートになっている。チャート。3本ほどラインができたが、現在ハンガーなし。林道が大雨や台風で荒れることがしばしばある。

10.有間山
 名栗湖の奥の有間渓谷観光釣り場から右に入り、逆川林道を秩父浦山川方面に登っていくと、有間峠少し手前左手にきれいなチャートの岩場がある。開拓者不明だが、開拓ではパイオニア的存在のS氏との情報あり。現状不明。林道が途中から通行止めらしい。

11.権現堂の岩場
 100岩場参照。

12.東吾野の岩場
 東吾野からグリーンラインに上がり、一本杉峠を過ぎ、鎌北湖方面に向かうと道路横に岩場がある。ほとんどフリールートだが、アルパイン系の岩場。現在、登攀禁止になり利用できないとのこと。理由は、利用していたクライマーが地権者に暴言を吐いたとのことだが定かではない。

13.吾野の岩場
 昔、掃除をしてトップロープで登った記憶有。その後新たにN氏により開拓され「岩雪」に掲載されたが、現状は不明。

14.大蔵山の岩場
 大蔵山の車道終点から北の沢(仮称)または馬頭様から大蔵沢に入る。N氏により何ヶ所か開拓に着手されたが、途中で中断したらしい。北の沢(仮称)の「入り口エリア」と奥の「山の神」周辺、そして大蔵沢の奥に「ふたご岩」と「亀岩」がある。脆い部分が多い。チャート。
 許可を得ていないので、新たなラインはハンガーを外してある。多くはトップロープとボルダー。
 車の場合はR299から大蔵山方面に入りトンネルを過ぎて、少し先の右側に何台か駐車の出来るスペースがある。それから奥には駐車できる場所はない。

15.正丸西の岩場
 名栗元気プラザから秩父方面に少し下ったところにある横瀬川の側壁。チャート。脆いのでトップロープ。

16.北川
 100岩場参照。日本にフリークライミングブームが起こった最初の頃からトライされていた岩場で、昔から大ハングのラインを目標に来るクライマーが多く、「北落師門」などは5.12への登竜門となっており人気がある。岩質はチャートでしっかりしている。「錦ヶ浦」のダイレクトフィニッシュは登る価値十分にあり。
 一時駐車問題が発生したが、地元の好意で、登り口のスペースの駐車代を支払うことで利用できるようになっている。

17.飯盛峠
 グリーンラインの飯盛峠の南北に意外としっかりしているチャートの岩場がある。北側の岩場の一部にリードラインがあるがハンガーなし。それ以外はトップロープのラインである。

18.黒山・聖人岩
 100岩場参照。ショートルートが中心だが、取り付きは安定しており、ハングからフィンガリーなフェイスが揃い、グレードも幅広く、近場の石灰岩という事で人気が高い。夏も乾きが良い方で一年中登ることができ、講習会でも使われている。岩場上部に浮石が多いようなので、十分な注意が必要で、荷物置き場などは配慮した方が良い。
 以前、駐車場所の問題が出たことがあり、駐車は黒山三滝入口付近の駐車場を利用してほしいとのこと。焚き火厳禁である。
 なお、ハンガー欠落後、リボルトの許可を所有者に求めたが、クライミングの許可が下りず、現在利用禁止状態のようだ。

19.多武峯
 都幾川の奥、椚平手前の山の中腹に「多武峯神社」がありその下一帯が岩場になっている。大きいがチャートで脆い部分が多くトップロープ主体。古いピトンも見られる。

20.女鹿岩
 堆積岩の岩場で、小さいが変化があり楽しめたのだが、事故が発生したため、地主がクライミング禁止措置をとったとの事。

21.越生・座敷岩
 100岩場に簡単な紹介あり。チャートでショートルート。開拓者は黒山聖人岩開拓のメンバーか? 現在ハンガーが外されており登攀禁止状態である。

22.横瀬川・芦ヶ久保北山ハング
 100岩場参照。R299沿いの川に面した石灰岩のハング。駐車スペースもあるので、取り付きが良ければ、もっとトライされると思うのだが。

23.飯能・岩渕岩井堂
 エリア・マップからは外れている。成木川の下流、青梅市と飯能市の境界あたりに岩井堂というお堂があり、その上流側が岩場となっている。古いボルトなどが見られるが、登ってよいのか確認できていない。直ぐ上が観音堂なので登攀不可かもしれないが、確認はできていない。
 道路上の沢には易しいボルダーがあるが、沢が青梅市との境界になっており、ボルダーは左岸青梅側にあるので、「奥多摩クライミング・エリア」に記載してある。

24.金毘羅岩
 エリア・マップからは外れている。東秩父村・萩平にあるチャートの岩場。中上級者向けのラインが多く人気があったが、2011年4月より駐車場問題等が発生し禁止状態となり利用はできない。今後地元の方の理解が得られない限り、利用は不可能である。

25.小川町・腰越の立岩
 100岩場参照。エリア・マップからは外れている。石灰岩。岩峰状なので乾きは良く夏も暑さを少し我慢すれば登れそう。染み出しが少ない分、コルネの発達は悪く、普通のフェイスクライミングに近い。ハイグレードがないのが人気のない原因か?リボルト等で整備されており、安心して登れるようになっている。
 2011年3月の地震により、一部崩壊が見られ、ルートには影響はないとのことだが、落石、浮石等には十分な注意が必要である。駐車場所に難あり、登り口の車道には駐車不可。

26.男鹿岩
 100岩場参照。都幾川を挟んで対岸の弓立山の北尾根にある。梨花カントリークラブ側から山頂近くまで車道があるようだ。私は行ったことがないので、詳細については分からない。

27.阿寺の岩場
 東吾野からグリーンラインに上がる途中の阿寺にある岩場。地元のO氏を中心に開拓が行われた。
 駐車場、トイレ完備で、アプローチも近く、講習会などでも利用しやすい。環境保全費と駐車料金が必要。

28.猿岩林道四寸道の岩場
 越生町黒山から花立松ノ峠に続く猿岩林道の途中、四寸道コース入口にある小さなチャートの岩場。リードルートはなくトップロープとボルダーのみ。易しいラインが多く、初級者の練習に向いている。

29.東吾野・平戸の岩場
 東吾野駅から徒歩5分のところにある小さな岩場。チャート。地主の井上様(きまま工房 木楽里)のご理解のもと、大野 文雄 (川越山岳会・虎秀やまめクラブ)と地元有志や多くの方々の協力によって開拓された。小さな岩場なので、講習会等が重ならないよう事前申請が必要とのこと。詳細は「平戸の岩場 利用規定」を参照。
 この岩場については、少し前から情報は得ていたが、問題が起きてはいけないので、このページでの紹介を躊躇っていた。しかし、クライミングの記録が幾つか散見されているので、多分大丈夫とのことで紹介することにした。


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