初心者のためのパソコン「乱調」大辞典

(改定新版)

RPG

ゲームのジャンルの一種。本来は役割を演じるという意味なのだが、気が付いたら敵を倒して経験値を得て成長するゲームのことになってしまった。本来的にはアドベンチャーゲームがRPGの意味に近い。じゃあアドベンチャーゲームの意味に一番近いゲームは?そりゃもちろんRPG。

IEEE1394

データ転送の規格の一つ。昔はシリアルSCSIとか呼ばれてたような気がするんですが。本来はSCSIなんて目じゃないぐらいの高速転送を売り物にしていたはずが、肝心のデバイスが全然出揃わないせいで今では単なるデジタルビデオ接続端子ぐらいにしか思われてない。元はAppleの特許で、FireWireという愛称があったのだが、これにSONYが反発してi.Linkという愛称をつけて対抗しようとしている。って、愛称を変えたからといってどうなるわけでもなかろうに。

IT(Information Technology)

最近売れ行きがぱっとしない情報産業界がカンフル剤として投入した造語。中身はゼロでもインパクトさえあればそれで十分。

IT革命(Information Technology Revolution)

不況で出し渋る予算担当者を説得するために作られた造語。説得力ゼロでもインパクトさえあればそれで十分。

IT講習

森のオソマツという人がサメの脳味噌で考えたパソコン講習。対象はパンピーで、そこら辺の学校にあるパソコンを使えば出来るだろうということで元手ゼロ、のはずだったのだが、学校のパソコンはアカデミックライセンスなのでパンピーが使うんならライセンス料を払えと言いがかりをつけて来た企業があったせいで、思わぬ負担を学校側に強いることになってしまった。所詮はサメの考えることだからなあ。ちなみに言いがかりをつけた馬鹿な企業は、言うまでもなくマイクロソフト

IBM(International Business Machines)

国際事務機器株式会社の略称。IBM日本支社が必死になって作り上げて来た市場とか信頼関係を簡単に踏みにじってくれる血も涙も無い連中の集まり。だからマイクロソフトに負けるんだな。どっちも大差無いけど。最近まで特許による縛りを受けていたが、徐々に解かれつつある。そのうちラグナロックが来るに違いない。

iMac

Appleの放った逆転満塁ホームラン。パソコンにもデザインが大事、というか、デザインがよければそこそこ売れるという理論を証明したという点でハードウェアデザイナーにとっての救いの神。これで稟議を通しやすくなった企画って一杯あるよね絶対。もっともどん底状態のAppleを一気に救い上げた功績が大きすぎて、いつまでたってもこのデザインから抜け出せなくなってしまっているのはいいんだか悪いんだか。最近、何を思ったかフラワーカラーにして失笑を買った。

悪運

ビル・ゲイツの恵まれた才能の一つ。会社の創立時に「たまたまライバル会社の担当役員が不在だった」ためMS-DOSがブレイクした故事に始まって、Microsoftにはこの手の悪運話には尽きない。

悪縁

初心者が買ってしまうパソコンに必ずWindowsがインストールされていること。ひどい場合になるとオフィスofficeまでインストールされている。

悪貨

Microsoftの製品。

悪漢

Microsoftの役員。

悪逆

Microsoftの所業。

悪口

Microsoftの広報。

悪質

Microsoftの商売。

アクセス(ACCESS)

マイクロソフトのデータベースソフト。わざわざ買収したフォックスプロはどうなったんだ。マイクロソフトが一から作ったものらしく、重くて使いにくくてタコ。ただ知名度だけは高いからアクセスでデータベースを構築してくれなんていう依頼が結構多いらしい。ご愁傷さま。世界一遅いJETエンジンを積んでいる。

悪戦苦闘

ウィンドウズのインストール時に経験する作業。さすがにプリインストールモデルではこの作業は経験しなくてすむが、実はハードウェアメーカーが肩代わりしているだけに過ぎなかったりする。もちろん、OSをアップグレードしようと思うと同じ経験を嫌でもする羽目になるが。

アクセラレータボード(ACCERALATOR BOARD)

CPUとかビデオとかを高速に動かすためのボード。ウィンドウズ3.1が出たての頃によく聞かれたが、最近ではみんなアクセラレータボードになってしまったためにアクセラレータボード自体が無くなってしまった。

アクティブX(ACTIVE X)

OCXの別名で、OCXを(というよりもワードエクセルを)インターネット上でも使えるようにしようとマイクロソフトが考えた規格。当然のことながらマイクロソフトのOSとブラウザが無いと機能しない。蛇足ながら、何とかXという名前の技術は全てマイクロソフトが絡んでいると思って間違いない。ネットワークのことを何にも考えずに組んでいるために、クライアントでの使い勝手は良いらしい。オンラインで流そうと思うと認証が必要になって来るのだが、日本在住の個人に対しては認証を発行してくれない。

アスキー(ASCII)

マイクロソフトの出先企業。MSXという名の恐竜を作ったりトマト畑で映画会社を立ちあげたりしたが軌道に乗らず、借金を踏み倒して逃亡する社員が急増したために和議申請。その後立て直しを図り出版業では好調となるもコンピュータ関連では鳴かず飛ばず。代表作に「カオスエンジェルス」。最近また大量に社員が抜けたらしい。あげくにCSKに買収されてしまって、今では単なるコンピュータ雑誌の編集会社。

アスロン(ATHLON)

AMDの最新CPU。元々はK7となる予定であったが、Xeonとかceleronの影響を受けて改名するに至る。結果として今までのAMD製CPUの中で一番売れているのは、いかにPC業界にミーハーが多いかという証明でもある。同一周波数での性能はx86系では最高。

アップル(APPLE)

世界でもっとも高価なPCを作るメーカー。センスも技術力もアイデアも最高なのに営業と宣伝が3流以下なので、ちっとも売り上げが伸びない。

アップルジャパン(APPLE JAPAN)

緒悪の根元。ただでさえ少数派のマックユーザーを片っ端から地面に叩きつけるような惨い仕打ちを次々とやってくれることで有名。アップルジャパンが無くなれば今以上にマックが売れるかもしれないと期待しているユーザーは多い。

インターネット(INTERNET)

Hな画像を流通させるために開発されたネットワーク。

インターネットエクスプローラー(INTERNET EXPLORER)

ネットスケープを買い取ろうとして蹴られたマイクロソフトが怒って作り上げたWWWブラウザ。作り上げたとは言っても中身はモザイクのコピーだったりするのがマイクロソフトらしいところ。最新版ではウィンドウズ95自体を書き換えてしまうために自社のアプリでさえ動かなくしてしまうというつわものである。ウィンドウズ95以外を潰すためにウィンドウズ95でしか動作させない、はずだったが、気が付いたらマック版が出て、ついにはウィンドウズ3.1版まで出荷せざるを得なくなった。ひゃははははは。

インターネットエクスプローラー5(INTERNET EXPLORER 5.0)

OSと不可分の存在のはずなのになぜかWWW上に単体で公開されている不思議なソフト。しかもインストールしなくてもOSの機能自体にはなんの影響もない。こういうのを詐欺という。

インテル(Intel Co.)

一介のCPUメーカー、だったが、PCMS−DOSのおかげで圧倒的なシェアを確立することに成功する。MS−DOS同様、コードは極めて汚いが、そんなものは売れてしまったもの勝ちであって、おかげでプログラマや技術者の頭痛の種は尽きない。最近になってAMDがさかんに挑戦をかけていて、そのこと自体はいいのだが、ただAMDが勝ったとしてもコード自体は変わらないので頭痛のネタが減ることはない。

インパク(Internet Expo)

官僚主導で始まったインターネット博覧会。官僚主導なだけに当然ながら中身も目新しさも何もない。あるのは企業の宣伝だけ。ただでさえ空疎な企業ページをこれ以上増やしてどうするんだか。当然ながら閑古鳥鳴きっぱなしで、あげくに主催者側の編集長まですでに逃げの体勢に入っているらしい。当然ながらこんなサイトを見に行くのは勝ち負けで言えば負けなので、見に行く気にもならないが。

ウィザード(WIZARD)

コンピュータに精通しているウィザードだけが使うことを許される機能。

ウィルス(VIRUS)

自己の複製を単体で作る能力を持たないもの。たとえばWindowsとかWordとかExcelなどがこれらに含まれる。ほっとくと知らないあいだにやたらと増殖しているので始末が悪い。

WING

MS−ウィンドウズの致命的な画面表示の遅さを何とかしようと思って作られた規格。ゲーム用らしいが、そもそもウィンドウズでゲームをしようとすること自体に無理があったため、企画自体もどこかへ消えてなくなった。

ウィンドウズ(MS-WINDOWS)

マイクロソフトの作ったソフトを動かすためのプラットフォーム。この文章、どこをかぎ括弧で括っても意味が通じるようになってます。マイクロソフトがこの単語を商標登録しようとしたが、さすがに認められなかった。ひゃははははは。

ウィンドウズNT(WINDOWS NT)

ウィンドウズ ナイス トライの略。マイクロソフトの基幹OSとなるはずだったが、シカゴのチームと仲が悪かった上にマーケティング部にも嫌われていたので全くの日陰ものだった。あんまりにも日陰者過ぎてNTという言葉自体が忌み嫌われるようになって、とうとうWindows2000と名前を変えてしまったが、日陰者であること自体にはあまり変わりがない。

ウィンドウズNT日本語版

ウィンドウズ95は本国だとお子様向けOSとしての位置付けだったのにそれだと売れなかったもんだから日本ではオフィスを中心に据えたビジネス向けOSとして売り出された。ウィンドウズNTは本国だとビジネスとか基幹業務向けのOSなのだが、日本だと家庭でもビジネスでも両対応のOSとして売りだそうとしている。結局どこにでもいいから売ってしまえということなのね。なお、案の定というか、店頭在庫は有り余っている。

ウィンドウズ95(WINDOWS 95)

マイクロソフトが95年に作ったソフトを動かすためのプラットフォーム。当然ながら96年に作ったソフトは動作しない。じゃあどうするかというと、ソフトを動かすためにウィンドウズ95の方を変えてしまう。

ウィンドウズ98(WINDOWS 98)

マイクロソフトが98年に作ったソフトを動かすためのプラットフォーム。当然ながら98年までにつくられたソフトは正しく動作しない。それはいいとしても、その正しく動作しないソフトの中にオフィスまで含まれているってのはどういうことなんでしょうか。もっとも、元々オフィス自体がバグだらけで正しく動作しないので誰も気にもとめないが。

ウィンドウズ2000

20世紀最後から2番目の悪夢。6000万個のバグがあることで有名。

ウィンドウズMe

20世紀最後の悪夢。本当は数字をつけるはずだったのが、すでに2000は自分ところのOSに取られていたので苦肉の策としてMilleniumという名前をつけるに至った。やっぱしカイロとシカゴのチームって仲が悪いんだな。ネットワーク対応型OSという宣伝の割にはネットワークの使い勝手は最悪。

ウィンドウズXp

21世紀最初の悪夢。Win2000WinMeで年号に懲りたMicrosoftが新たにでっち上げた新名称のOSだが、変わった点はインターフェースだけで本質的な違いはゼロ。デザイン能力がないMicrosoftがAppleからAquaデザインを盗んで、それをいじりたおしたはいいものの、センスがなさ過ぎて出来上がったものはお世辞にもクールとは言いがたい。あげくにユーザログオンのアヒルのアイコンまで盗んで失笑を買う羽目になった。ちなみにXpの略語はJesus Christの意味らしい。どうもゲイツ会長が自分をキリストにたとえている節があると思われる。いきなりミレニアムとか言い出したりするのもそうだが、かなり電波が入ってそうで、そろそろ止めてやれよ誰か。

エヴァンゲリオン

新興宗教の一種。人為的に作られたブームは盛り上がりの二乗に比例した速度で衰退するという理論を忠実に証明した。今でも信者をやってるのはキャラ萌え系の人のみ、らしい。最近はもっぱらエロ方面に走っているが(制作会社自ら・・・)、売れなくなった女優はヌードに走るという理論をも証明してくれていてなんだかなあ。

エクセル(EXCEL)

ソフト会社の名前。作っているのはエクセルのテンプレート。マイクロソフトが作ったソフトの中ではウィンドウズの次によく売れた。なんに使ってるのか教えて欲しい。

エクスプローダー(Exploder)

アクティブXコンポーネントの一種で、勝手にウィンドウズ95を落としてくれる上にAPMに対応したパソコンであれば勝手に電源まで落としてくれるという非常に便利なソフト。ちゃんとMSの認証を通った正式なソフトであったにもかかわらずMSから一方的に認証を取り消されてしまった。きっと余りにも便利なので妬まれたのに違いない。

x86プロセッサ(x86 PROCESSER)

世界で初めて86進法を採用したCPU。こんなものが世界を制覇してしまうなんて悪夢としか言い様が無い。

HDD(HARD DISK DRIVE)

Hなデータを保存するためのデバイス。

NEC(NIHON ELECTORONICS CO.)

かつてのリーディング・カンパニー。昔は殿様商売をするのが得意だったが、最近ではそうも言ってられなくなっている。日本では98を続けるといっているが、日本でもVERSAを売り出したかと思ったら、あっという間に98に見切りをつけてDOS/Vに走ってしまった。今では単なる1メーカー。

NC(NETWORK COMPUTER)

並みのコンピュータ。やっぱり特上ばかりだと客層が偏ってしまうから、という理由でつくられたのは良かったが、最近ではディスカウントの結果特上も並みも大して変わらなくなってしまったので、いきなり存在意義がなくなってしまった。今じゃ誰も覚えてない。

エプソン(SEIKO EPSON CO.)

98互換でずっと商売を続けて来たが、NECからは訴えられるわ嫌がらせを受けるわとあまりにもいばらの道を歩き続けて来た可哀想な会社。98のシェア低下もあってついに98互換に見切りをつけてPC陣営に鞍替えしたが、その直前ぐらいにNECが「98を続けてくれ」と泣き付いて来たのは有名な話。こういうのを後の祭りという。今ではスキャナとプリンタの専門メーカーと化している。

MSKK(MICROSOFT KABUSIKI KAISHA)

アスキーから別れたメンバーが作ったマイクロソフトの出先企業。ソフト会社としての実力は皆無。おまけにセンスもないことを露呈した。おかげでせっかく作ったWEBページを本社に吸収抹消されたかと思ったら、ついにはソフト開発部門まで取り上げられてしまって今ではただの販売宣伝会社。なにかと言うと他社(他者)に圧力をかけるのが大好き。

MS−DOS

Microsoft Seeks Domain Of Societyの略。こんなものが世界を制覇してしまうなんて悪夢としか言い様が無い。
大元はシステムリサーチ社の作ったQ-DOS(クイック&ダーティ オペレーションシステム)。

MMXペンティアム(Pentuim With MMX Technology)

開発コード名P55C。ペンティアムプロではウィンドウズ95上で性能を発揮出来ないことが解ったインテルが送り出す対ウィンドウズ95用に特化させたCPU。当然ながらウィンドウズ95上での動作は速い。まるで新機軸のテクノロジーを組み込んだかに見せるところがインテルの商売上手なところ。

MO(MAGNETIC OPTICAL DISK)

大容量メディアの規格の一つ。ほとんど日本独自ともいえる規格だったのだが、意外とすたれずにここまで生き長らえている(どころか、成長している)。ミッションインポッシブルでも使われていて、意外とメジャーなんだなあと関心してしまった。

MP3(MPEG1 Audio Layer-3)

画像圧縮方式の標準MPEGのうち音楽関係の圧縮に関した企画。標準規格のはずなのになぜかIISとfraunhoferが特許を持っている。ロイヤリティは1曲ダウンロードするごとに1セントまたは料金の1%、プレイヤー1本配布ごとに50セント、エンコーダ1本配布ごとに5ドル、なおかつミニマムチャージとして年間1万5000ドル。

Oh!X

かつてユーザに熱狂的な支持を受けたX68000の広告雑誌。もちろん雑誌自体が熱狂的な支持を受けていたわけではなかったのだが、勘違いした元編集者が最後っ屁のように高価な復刊本を出した。稼げる間に稼いでしまおうといういい例。最後に咲かせた徒花と言うか。しかもそれが売れてしまったものだから、おかげで味をしめて今だに出している。

OS/2

MS−DOSの次のOSとなるべくIBMマイクロソフトで開発されていたOS。結局喧嘩別れに終ってしまったために、今では2分の1OSと呼ぶべき代物になってしまったあげくに、とうとうIBMが見捨ててしまった。ウィンドウズよりはよっぽど筋がいいのだが。一応サーバ用途としては残るみたいだが、結局はNCの捨て石と言うことか。ちなみに英語版はいまだに細々と改良されているが、日本語版はやる気がないのか放っておかれている。

OLE(OBJECT LINKING AND EMBEDDING)

俺がリーダーやええな文句はないな、の略。ウィンドウズのプログラム間でデータをやり取りしたりするための規格。重い、埒があかない、ええかげんと三拍子揃っている。

OCX(OLE COMPONENT)

OLEコンポーネントの略。俺が俺がの自分勝手な機能拡張だの割り込みだのを簡単に出来るようにしようという規格。

オープン(OPEN)

自社単独の規格に他社を巻き込むための口実。うまくいくと自分の思いどうりに事を動かせる上、いざとなれば親の総取りで全部もって行けるという旨味もある。これで成功したのがマイクロソフトで、失敗したのがIBM

オープンドック(OPENDOC)

重くて埒があかなくてええかげんなOLEに付き合ってられなくなったIBMその他の会社がはじめた規格。オープンで小ぶりで小回りが利くと申分ないのだが、規格を作ること自体が大変だったために当初の参入各社はことごとく抜けてしまって今では誰も覚えてない。

落ちゲー

テトリスから始まったジャンルだと思っていたのでソ連が元祖だと思っていたら、意外や意外カシオが元祖だったらしい。ところでだれかカシオ製の落ちゲーを知ってたら教えてください。

オフ(OFFLINE MEETING)

オフラインミーティングの略。仕事のオフにパソコン通信とかでの仲間うちで宴会をすること。

オフィス(OFFICE,SUITE PACK)

事務所。かつては遊び場でしかなかったパソコンは今やどこもかしこも事務所だらけで、子供達は皆任天堂に流れてしまった。最近では事務所に子供を呼び戻そうという無謀な試みが行われているが、失敗するのは火を見るよりも明らか。その代わりに隆盛を極めているのが風俗産業。

オフィス・アシスタント(OFFICE ASSISTANT)

ろくでもないアニメーションによって動作速度を低下させるとともに、もっとも起きてほしくないタイミングで、考えられるかぎりのありとあらゆる邪魔をすることによりユーザに最大限の精神的被害をもたらすたぐいのプログラム。イルカとかクリップとかが代表的。次のOffice Xpではとうとう削除されるようで、マイクロソフトの意図とは全く逆の意味でユーザに非常に喜ばれている。

オラクル(ORACLE)

ワークステーションではすごく有名なデータベース関連の会社。パソコン分野にはとんと縁が無かったが、パソコンがネットワークにつながるようになり出して俄然勢いが出て来た。マイクロソフトの天敵。とうとう株式の額面総額がMicrosoftを抜いて、名実ともに天敵と相成った。



カイリックス(KYLIX)

デルファイLinux版。Windows上の開発環境ではどうやってもMicrosoftに勝てないことに気づいたボーランドが求めた新天地。じゃあLinuxはアメリカ大陸か。ってことは先住民は誰だ?GCCか?(^^;まあ、それはともかく、期待してます。

格闘ゲーム

狭義には対戦格闘をメインとするゲーム。このジャンルの登場のおかげで、ゲームセンターは簡易格闘場となってしまった。はじめはとっつきにくそうだが、やるとはまる。

機種依存

98のソフトがPCだと動かないといったこと。一昔前までは当たり前だったが、ウィンドウズほかのプラットフォームが出てからちょっとはましになった。とはいえMACのソフトがウィンドウズでは動かないなど、基本的な構図では変化が無い。

キティ

ネコの亜種。女子高生とか女子大生とか女子OLとか女子幼稚園生とかに人気がある。iMacのストロベリーカラーが出たときにですぞお口を酸っぱくして「iMacのキティバージョンを出すべきだ」と言っていたのだが、その前にDreamcastのキティバージョンが出てしまって、あげくにDOS/Vマシンにまで先を越されてしまった。気がついたらiMacからはストロベリーどころか赤系統の色が消えうせてしまった。これだからAppleお前わぁ。

98(PC-98x1)

NECが日本向けに出してるたパソコンの一般的な名称。もはや過去形。マスコットキャラクターは蜂。だれだこんな適当な企画を出した広告屋は(^^;。最近は98エミュレータが熱い。

GUI(GRAPHICAL USER INTERFACE)

今あなたが使ってるもの。え、テキストブラウザで見てるって?じゃあ、きっとそれのことだよ。

クイックタイム(QUICKTIME MOVIE)

アップルの作った動画再生形式の標準。ウィンドウズもこれに統一してれば話が楽だったのに、意地を張ってVFWなんかを作ったもんだから今のややこしい市場が出来てしまった。

クロック周波数(CLOCK FREQUENCY)

動作速度原理主義者の心の拠り所。大昔のCPUの周波数は4MHzとかで、だいたいHF帯の周波数と同じぐらいだった。ウィンドウズ95が動きだした頃の周波数は133MHzとかで、VHF帯ぐらいになってきた。最近の一般的な周波数は800MHzとかで大体携帯電話の受信電波と同じぐらい。インテルの最新CPUの周波数が電子レンジと同じぐらいのマイクロ波で、あと2、3年もするとレーダーの周波数とほぼ同じにまでなってしまう。

契約書

法律無視のことを書いても怒られないありがたい書類。

原理主義者(FANDAMENTALIST)

自身の信条が唯一絶対と信じて疑わない人。ウィンドウズ原理主義者とかマッキントッシュ原理主義者とかが有名。信じるだけならいいが、こういった人たちは大抵他のOSとかに対して無根拠かつ強烈な攻撃を始めるだけにたちが悪い。超漢字原理主義者とかは、さすがにマニアック過ぎて誰も相手にしてくれない。

筐体

がわ。饅頭の皮。アーケードゲームでよくある超巨大な謎の物体。



サーバー(SERVER)

ネットワーク攻撃に使われる踏み台。



サービス拒否攻撃(Deny of Service attack)

クラッキングの一種で、アクセスを集中させることによって見かけ上サーバをダウンさせてしまう攻撃。法律上のクラッキングに該当しないうえに実行するのは無数の無関係なPCであるため、クラッカーにとっては便利なので最近のトレンドになっている。踏み台にされるのはほとんどがウィンドウズマシン。欠点は効果の持続時間が限られること。

サービスパック(SERVICE PACK)

ただのバグフィックスでユーザから金を巻き上げるために考えられたマイクロソフトの造語。大抵はきちんとインストールできないが、もし万が一インストールできてしまうと前よりももっと悪くなる。

サイバーパンク(CYBER PANK)

今となっては口にすることもはばかられるぐらいの死語。なんのことだかよく解らない。

サポート(SUPPORT)

永久につながらない不思議な電話のこと。ちなみにウィンドウズNTサーバーのサポートって、一回質問するごとに4万円とられるそうな。ちなみにこの金額って3年前の倍なんだけど。

サン(SUN)

もののけ姫とも呼ばれる。微かに軟らかな人間達が森の動物達の生態を荒らしたので怒って山から降りてきた。当面の攻撃目標はRedmond。最近になって乙事主を味方に付けた模様。

C++

プログラム業界最大の悪夢にして最高のジョーク。不幸なのは誰もこれをジョークだと思っていなかったこと。

C#

ビジュアルJ++が全然ぱっとしなかったことに怒ってビル・ゲイツが考え出した新しい言語もどき。そんなにJAVAがうらやましいなら、素直にそういえばいいのに。ただでさえ狭いニッチ産業を更なる混乱に陥れてくれること必至。

CGI

ネットワークを破壊するために考えられた仕様。サーバの水晶を破壊するために真珠が必要になるらしいがなんのことだかよく解らないので省略。

CD−R(CompactDisc Recordable)

CD-ROMとか音楽CDとか、とにかくCDと名前のつくあらゆるものを違法コピーするために開発された装置。この規格考えた奴ちょっと来い。

ジーオン(XEON)

インテルがペンティアム3の高性能バージョンにつけた名前。あまりにも高価すぎたためか、高性能であったかどうかわかる前にあっさりと消えうせてしまった。もう今ではだれも覚えてない。

GPL(GNU Public License)

FSFによる、プログラム業界最高の発明。欠点はソースコードをきれいに書けない人を疎外すること(^^;。

シスオペ(SYSTEM OPERATOR)

ニフティフォーラムのシスオペはフォーラム使用者の課金の15〜30%(もしかしたらもっと多いかもしれない)を報酬としてもらえるのだが、ニフティもシスオペもそれを書かないし知ってる人には守秘義務があるので普通の人には知らされることがない。これを楯に取って「フォーラムの運営はボランティアです」云々と平気で書いている馬鹿者がいる。じゃあ聞きますけどね、どうやったらボランティアで年間21億円も儲けられるんですか?今度この手の書き込みがあったら「その発言は法廷での証拠能力があるとみなしていいんですか?」って書いてみるつもりなので、その辺の関係者は御用心。

司法省

Microsoftの天敵。っていうか、こんな組織を天敵にしてしまうほうがどうかしてる。Microsoftはギャングか。

自作機

手段を目的にするための方便。ライセンス料をメーカに払わなくてすむという利点があるが、大抵は手段が目的になってしまっているのでそれぐらいの金は簡単に吹き飛んでしまう。

ジム・クラーク

ネットスケープの創始者。前は全然関係ない仕事をしていたらしい。ビル・ゲイツに100万ドルでネットスケープを売れといわれて、即座に突っぱねた。それを聞いてゲイツは頭から湯気が出るほど怒り狂ったとか。ひゃははははは。

シャープ(SHARP)

目の付けどころがシャープだが売り方もシャープなので品物はよくても売れ行きに結び付かない困った会社。最近になってメビウスの売れ行きが妙にいいが、なんであれがそんなに売れるのかさっぱり解らない。きっと首脳陣も解ってない。だからかな。

JAVA

インターネットを介して動作するプログラムとそれを動作させる仮想マシンの名称。ネットワークのことをしっかり考えて作ったために、アクティブXに比べて融通が効かない。マイクロソフトが全力で潰そうとしている。

JAVAスクリプト(JAVASCRIPT)

JAVAの文法が使える簡易言語。アクティブなホームページを作るのに便利だが、結局はCGIがないと出来ないことの方が多い。マイクロソフトが全力で潰そうとしている。

シューティング(SHOOTING)

格闘義の1ジャンル。儂にはキックボクシングとの区別がつかない。なんのことやら。

初心者(Nobius User)

その関連している事柄について熟知し、なおかつ習熟しているベテランのこと。

初心者むけ雑誌(For Beginners)

広告と販促記事とで埋め尽くしたカタログ雑誌。読者が無知なので編集者のレベルが低くても突っ込まれなくて安心なので雨後の筍のように刊行されている。当然ながら、潰れる数も同じぐらいある。

SCSI(Small Computer System Interface)

データ転送の規格の一つ。とにかく速いのが売りだが、やたらと規格が乱立しているのが難点。マニアックな人が使うのに適しているが、マニアックなOSを使うのには適さない。

スクウェア(SQUARE)

緒悪の根元。狭い業界の中でクリエイターを引き抜きまくって急成長した。作ってるソフトはFFのデッドコピー。マイクロソフトを手本にしたとかしないとか。代表作はG兵衛。

スコット・マクニーリ(SCOTT McNEALY)

サンのCEOにしてMicrosoftの天敵。解りやすく、本質をついていて、なおかつMicrosoftを執拗に攻撃するように話すのが大の得意のため、ファンは多い。

スタートメニュー

密林の入り口。

スティーブ・ジョブズ

アップルの創始者で、もと会長。その後アップルを追われネクストを創始。その後ネクストがアップルに買収されアップルに復帰。気がついたら会長代行になってたりする。波乱万丈という言葉がこれほど似合う人もいない。ちなみに月給は1ドル。

スロット

あまりにも互換CPUが流行ったのに腹を立てたインテルが作った、CPUを差すための規格。やたらと面積を取るわ、強度に不安があるわ、巨大なCPUファンを必要とするわと利点は少ない。おまけに気がついたらいつの間にかインテル自身がソケットに戻していて、結局周辺機器メーカとユーザを混乱させただけに終わった。

セーラームーン(SAILOR MOON)

かつて一世を風靡した美少女もの漫画。一部の大きなお友達の間で熱狂的な支持を受けていた。もはや覚えている人の数はおニャン子クラブを覚えている人の数よりも少ない。

世界に冠たるマイクロソフト(MICROSOFT ARBA ARRES)

さあこの歌をマイクロソフト本社前で合唱しよう\(^o^)/

セレロン(celeron)

インテルのペンティアム2系列のCPUのうち、安価なほう。最初に出たときは基盤一枚だけというふざけた内容だったが、最近はスロットからソケットにかわって、気がついたら動作周波数どころかベース周波数まで変わってしまったが、でも名前は同じ。デュアルCPUで使いたい人を除けば、存在価値は、あんまし、ない。

ソフトウェア・アシュアランス(SOFTWARE ASSURANCE)

直訳するとソフトウェアの保険。もちろんマイクロソフトにとっての保険である。正確な意味的には税金に近い。つまりはマイクロソフトがユーザから毎年強制的に税金を集めるために考え出された制度。ちなみに年間に徴収される金額は本体価格の29%で、こうなると税金というよりは高利のサラ金に近いものがある。

ソニー(SONY Co.)

家電メーカー。パソコンに関してはMSXでいったん懲りたはずだったが、いつの間にかVAIOシリーズで再挑戦して、気がついたら一大メーカと化していた。やたらと独自規格やら独自ハードやら独自ソフトが多いのは、やっぱしMSXから得られた教訓なんだろうなあ。デザイン系PCに関してはアップルと双璧。


ダイレクトX(DIRECT X)

MS−ウィンドウズの致命的な画面表示の遅さを何とかしようと思って作られた規格。ハードを直に叩くことで高速化を図っているため、ダイレクトXに対応させると機種依存の問題が出て来るというおまけがついて来る。なんでもゲーム機にも持ち込もうとか考えてるらしいが、その理由は「機種依存を無くすため」。

武富士

サラ金業界日本一、ということは、借金地獄製造数日本一でもある。サラ金の自動販売機まで考え出し、さらなる借金地獄を作り出そうとしているが、ここの実質年率はソフトウェア・アシュアランスとほぼ同じ。やっぱしこういう企業同士馬が合うんだろうか。社員には命を捨てても金を守れと命令してあるらしく、とばっちりでこないだ5人ほど死ぬ羽目になった。南無。謎のCMで有名。

WMA(Windows Media Audio)

マイクロソフトが考え出したMP3対抗フォーマット。何か人気が出たらパクって市場をごっそりいただいてしまうというのはMicrosoftのいつもの手段。あいかわらずどの規格とも互換性がないうえにユーザ監視機能までついている。

WZエディタ(WZ EDITOR)

航空情報に連載を持ってるライターが、ワープロからパソコンに乗り換える際にこのエディタを買ったが題字の大きさを変更できないと文句を言っていた。文句をいう方もいう方だが、これを薦めた編集者はもっと悪い。

チタン(TITAN)

希少金属の一つ。加工が難しく希少で高価だが強度が得られ、なおかつアレルギーの心配がない。航空機とかの部品に使われているが、希少なため使用量は少ない、はずだったのが、今じゃ時計に使われるのは当たり前、気がついたらパソコンの筐体にまで使われていたりする。本当に希少なのか。

超漢字

誰だこんな頭悪いネーミングを考えた奴は(^^;。

チップ(CHIP)

半導体素子の名称。こんな言い方をするのはものを知らない評論家ぐらいなもので、普通は単に「石」という。

DSTN

どうもスムーズなテレビ表示にならんなあ、の略。その名の通り、発色が悪く追従性が悪く残像が出るなどよろしくないが、TFTに比べ価格は遥かに安い。最近ではTFTの値段も下がってきたので、今さらDSTNを採用しようなんてのはほとんど犯罪行為に近い。

TFT

とってもファンタスティックなテレビ液晶、の略。その名の通り、綺麗で高速な表示をすることができるが、反面価格が高い。

DDR

メモリの規格の一種。あまりの速さにダンスを踊りたくなるほどだそうな。代表的な銘柄にB4Uなどがある。Yo everybody feel za beat with DDR!!

DVD(DIGITAL VIDEO DISK)

デジタルビデオの新規格。規格制定にあたってソニーと東芝/松下連合が対立して、結局ソニーが破れる形で決着がついたものの、今度は東芝と松下の間で互換性が無いというあきれた代物になってしまった。おかげでハリウッドも愛想着かしてしまった。

DVD−R(DIGITAL VIDEO DISK Recordable)

それでもなんとか業界標準になったDVDに書き込みが出来るようにするための規格。今度はこっちでさまざまな主導権争いが行われた結果、DVD-Rを始め、DVD-RAM、DVD-RWなど訳のわからない規格がやたらと乱立する羽目に陥った。もう勝手にせえや。

デフォ(DEFAULT)

昼頃秋葉に集合して、コロナでお茶でも飲んで、新宿のかっぺ亭に行って、めんたいポテトチーズの一気食いをして、銭州にいって、朝までカラオケを歌って、店が開くまで山の手線で寝て、店が開いたら秋葉で修羅場のようなお買い物をしながらぶらつくこと。

低価格パソコン(LAW-PRICE PC)

高価なパソコンを少しでも安いと思わせるために作られた造語。他の家電に比べれば圧倒的に高価なのは明らかなんだが。自作機に比べれば高くて機能的にも劣るが、手ごろといえば手ごろ。

デルファイ(DELPHI)

かつてソクラテスが神託を受けたアポロンの神殿。ソクラテスはそのインスピレーションをパスカルに伝え、パスカルはヘジルスバーグと共謀して自己の複製を作り上げ、ヘジルスバーグはそのソースを持ってマイクロソフトに寝返った。

電子マネー(ELECTIRONIC MONEY)

電子のお金。電子1つで1単位なのだが、さすがにそれだと不便な上に誰も計量できないので1000単位を便宜上1単位として扱っているらしい。店で使えないし決済にも使えないが、マネーロンダリングをするには便利なので早々と標準化されて会社まで出来てしまった。闇で使えないうちは金とは呼べないといういい例。

東芝(TOSHIBA)

ダイナブックで一躍脚光をあびたが、すぐに98ノートで叩き潰されてしまった。その後DOS/Vブームに乗って再びダイナブックで脚光を浴びるが、気が付いたらその他大勢に埋もれてしまっている。

ときめきメモリアル

コナミがPCエンジンで出した恋愛ゲーム。出た当時は一顧だにされなかったが、その後同人誌とかパソコン通信とかで徐々に広がりはじめ、やがて大ブレイクした。今ではほとんどコナミの大黒柱となっているが、その途端に同人誌とかの関連を潰しにかかり出した。こういうのを恩知らずという。

DOS/V

正式にはPC DOS/V。本来はOSの名称であったが、いつの間にかDOS/Vが走るパソコンの名称になってしまって、ウィンドウズ95が走っているマシンであるにもかかわらずDOS/Vと呼ばれるに至っている。

特許

アイデアだけで巨万の富を得ることができるありがたい制度。ソフトウェア産業は近い将来これのために死滅すると思う。

.NET

ベイパーウェアの最右翼。

ドリームキャスト(DREAMCAST)

セガ最後のコンシューマゲーム機。担当の専務が格下げにあい、社員がパソナルームで座敷牢状態にあい、揚げ句の果てに会長が死ぬなど、実に夢に満ちあふれたマシンであった。代表作に戦国TURBなど。神様あんまりです。

トロイの木馬

ユーザに実行させることによって思わぬ副次的効果を意図的に発生させるプログラム。大抵は破壊的な効果をもたらす。たとえばWindowsとかWordとかExcelなどがこれらに含まれる。

トロン(The REAL-TIME OPERATING NUCLEUS)

坂村教授の提唱したコンピュータシステムの総称。これが実現してたら相当凄いことになってたはずだったのだが、アメリカにあっさりと潰されてしまった。とはいえ根っこの部分が優れているせいもあって、目にみえない部分で遅々とではあるが進みつつある。きっとあなたの家のどこかにもトロンが使われてるはず。



中村正三郎

儂のもっとも尊敬するパソコンライター(多分本人はいやがるだろうが)。マイクロソフトに散々な目にあわされた御方。歯に衣着せぬ書き方をするので、やたらと敵が多い。

中村満

MSKKの成毛社長に唯一対抗できる人。武闘家。ビレッジセンターの社長。

ナップスター(NAPSTER)

MP3ファイルの個人間の交換を世界規模で実現した画期的なソフト。使うと非常に便利だが、あまりにも便利過ぎて著作権協会に訴えられる羽目に陥った。ごくたまにWMAファイルを公開している馬鹿もいる。

西和彦

アスキーの社長。あまりにもワンマンなので車掌もバスガイドも降りてしまって、気が付いたら本当のワンマンになっているとか。とかいってたらついにCSKに買収されちゃって、おまけに過去の悪事が全部ばれたもんだから(^^;社長を首になってしまった。象徴的な出来事、といっていいものかどうか。

ニフティサーブ(NIFTY SERVE)

緒悪の根元。銭亡者の住処。とにかく金権体質がはびこってて金とコネが無いと何もはじめられない。最近訳の解らないCMをはじめたが、あんなおしゃれなカップルは普通ニフティとかには入らんと思うぞ。

ニフティマネージャー(NIFTY MANAGER)

ニフティがユーザーからより金を集めるために作ったGUIの通信ソフト。検索エンジンにマイクロソフトのJETを使っているので、動作があまりにも遅く、結果としてたくさんの課金を徴収できる素晴らしいソフトである。

任天堂

緒悪の根元。パッケージのロゴで金を取るという家元商法で急成長した。作ってるソフトはいいものが揃ってるのだが、会社自体の評判はすこぶる悪い。マイクロソフトが手本にしたとかしないとか。代表作はマリオ。

NeXT

アップルから追い出されたジョブズが作ったワークステーション。OSとマシンをひっくるめた呼称だったが、いつの間にかOSだけになり、気が付いたらマックに吸収されることになった。

NET君

NiftyのWindowsフォーラムで立ち上がったキャラクタ。ゲームとかキャラクタ商品とかいろんな方面で活躍する予定だったの、私まだ忘れてないんですが。

NETSCAPE(NETSCAPE Co.)

ブラウザメーカとして一世を風靡したネットベンチャーの星。その後Microsoftに睨まれた揚げ句に叩き潰されてしまって、気がついたらAOLの1部門に成り下がってしまった。それ以来ネットベンチャーがあっさり潰れてしまう傾向が出来てしまったのだが、原因を作った当のMicrosoftはこともあろうにオープンソースのせいにして責任を転嫁している。

NetPC(Network PC)

マイクロソフトNCに対抗するために立ちあげたプロジェクト。マイクロソフトにしてはめずらしくちゃんと製品が出ることは出たが、叩きつぶすはずだったNCよりも速くあっというまに消えうせた。もっともNC自体もどこかに行ってしまったので、叩きつぶせたといえなくもないが。

熱放射

最近のPCは熱をやたらと出すので熱放射の問題は割と重要。PCの筐体がアルミなのはもう一般的で、CPUの放射ファンも銅製が当たり前。なんか今度は「銅よりも銀のほうが熱放射がいい」ってんで銀製の放射グッズも出てきたようで、気がついたら銀製の筐体なんてのも出るかもしれない。出たら盗みに行くので教えてください。


ぱそこんほうろうき

私がウェブ上で連載してるパソコンソフト/ハードレビュー。毒にはなるが薬にはならないので暇だったら読んでください。m(__)m

パワーポイント(POWERPOINT)

マイクロソフトのプレゼンテーションソフト。元はやっぱり別の会社のものらしい。フリーランスに比べるとまだまだタコなのだが、マイクロソフトが売ってるからということで知名度は高い。おかげで人がフリーランスでプレゼンをやっても「いやさっきのパワーポイントはよかったよ」などというタコが多くて困る。

BeOS

Beが作ったパワーPC及びx86プロセッサで動作するOS。とりあえずマックに擦り寄った上でマックごと乗っ取ってやろうと考えていたのだが、ネクストにその芽を潰されてしまった。結果として鳴かず飛ばずのうちに個人向けはフリーになってしまって、最近ではインターネットアプライアンスに注力するとかいってるが、CEOの壮言大語が多すぎるのが困り者。

PC

NECが外国向けに出してるパソコンの一般的な名称。DOS/Vといった方が通りは良い。

BTRON(BUSINESS TRON)

ビジネスTRON。とはいっても別にビジネスだけで使われる訳ではなくて(むしろ今のBTRONでビジネスをやろうとしたら死ぬと思う(^^;)ユーザーとのインターフェースの部分を担当する。ウィンドウズなんかよりもずっと筋がいいので、一度使ったらウィンドウズなんて馬鹿らしくて使ってられないこと請け合い。ただし既存のデータをいかそうとするのは不可能に近いが。

ビジュアルエイジ(VISUAL AGE)

ビジュアルな嬰児。スモールトーク、ベーシック、C+、コボルの4兄弟。5人目がいないのでいつまでたっても変身することが出来ない。その後ジャバが出たので5人揃った格好になったが、どうも変身しないまま終わりそう。

ビジュアルC++(VISUAL C++)

ビジュアルなC++。Dまでは届かず。だから本番にはからっきし弱い(なんのこっちゃ)。元はラティスからのOEM。いまじゃラティスCなんて誰が知ってるんだ。

ビジュアルJ++(VISUAL J++)

ビジュアルなJ++。ちなみにJ++という言語はない。ありもしない言語のソフトを売っていることになるが、まあそれは業界全体が似たようなことをやっているので誰も気に止めない。ただ、さすがに司法省は業界の人じゃないので、サンの訴えを受けてついに販売停止処分に踏み切った。まだ売ってるけど。

ビジュアルベーシック(VISUAL BASIC)

マイクロソフトの命綱。元は別の会社の作ったもの。マイクロソフト製品の標準マクロの座を固めつつある(ウィンドウズの、ではない)。元は非常にいい製品だったが、バージョンが上がるに連れて大きく、重く、扱い辛くなって行った。まあマイクロソフトのことだからしゃあねえか。

ビッグ・ブラザー(BIG BROTHER)

ビル・ゲイツの俗称。マイクロソフト製品により監視型超管理社会を作り上げるのが目的で、ユーザの完全な管理が最終目標。ユーザを自分の言いなりにしないと気がすまず、従わない相手はあらゆる手段を用いて叩き潰そうとする。

ビル・ゲイツ(BILL GATES)

請求書の門。一度この門をくぐったが最後、後は永遠に金を絞りとられるだけ。ご愁傷さま。

ビレッジセンター(VILLAGE CENTER)

神田にあるソフトハウス。最近では出版業でしか名前を聞かないが、大丈夫なのだろうか。噂の真相の永久広告主。

VBスクリプト(VB SCRIPT)

VBの文法が使える簡易言語。そもそもVB自体が簡易言語だったりするので大したことは出来ないが、それはJAVAスクリプトも同じこと。マイクロソフトがJAVAスクリプトに対抗するために考えた規格で、市場を混乱させるのに一役買っている。マクロウィルスを作るのに都合がいいので、その筋の使用頻度は結構高いがそれ以外はほぼゼロ。

Vzエディタ(Vz EDITOR)

c.mos氏の作り出したエディタの最高傑作。DOSウィンドウズ用のソフトでこれを越えるものは未だ出ていない。多分永遠に出ないんじゃないかと思う。

フィリップ・カーン

ボーランドの創始者で、もと会長。本人はソフト会社よりもサックス奏者になりたがったために会長を降ろされる。その後会長職は永久欠番になる予定だったが、あまりの収益減に危機感をもった首脳陣によって永久欠番条項が削除され、その結果新任の会長が就任することになった。ちなみに新会長は元アップルの人。嗚呼。

フォーラム(FORUM)

監獄の一種。希望すれば囚人になる事ができ、収監時間に応じて一定額を看守から搾取される。

フォトショップ(PHOTOSHOP)

グラフィックソフトのフェラーリ的存在。まともに買ったら15万はする。ところで日本橋に行ったら、これの旧版が3万円で売ってあった。賢いなあと思う。しかもバンドル版なんてのまで売ってあって、こっちは3万円を切っていた。

フォルダ(FOLDER)

ディレクトリの別名。こう書くとなんとなくGUIっぽいので改名された。

富士通(FUJITSU)

昔から薄利多売でサポートで金を取るという頭のいい会社。おかげでシェアは高いが儲けはさっぱりとか。PCじゃサポート料って言ってもたかが知れてるしね。ただし防衛庁関連には滅法強い。

フリーソフト(FREESOFT)

ただで流通させることが出来てただで使うことができるありがたいソフト。そう思ってるのは作者だけ。だって今の現状だとすべてのソフトがこの定義にあてはまっちゃうんだもん。今後パソコンの普及と共にこの傾向は更に悪化するはず。

フリーソフトウェア・ファウンデーション(FREE SOFTWARE FAUDATION)

リチャード・ストールマン率いるソフトウェア界の最左翼。ある意味で哲学者集団。ですぞおの永遠の心の師匠。

プリインストール(Pre-install)

公正取引委員会からにらまれずに抱き合わせ販売をするために考えだした言葉。Windows95が初めから入っていると「Windows95プリインストール」などと書かれたりするが、漢字Talk7.51が初めから入っていても「漢字Talk7.51プリインストール」とは書かれない。

ヘルプ(HELP)

ヒントを表示してくれるが知りたいことは表示してくれないソフト。

ペンティアムプロ(Pentium Pro)

ペンティアムの次のCPUとして開発された。開発コードP6だったために当初はヘクティアムになるかと予想されていたが、ペンティアムの名称が普及した為に知名度を生かしてペンティアムプロと命名された、とインテルは説明している。ちなみにこの次のCPUとして作られたのがペンティアム2。こうなるともはや「何にも考えてない」というのが正解だろう。

ペンティアム4(Pentium 4)

インテルの最新型CPU。クロック周波数はペンティアム3の1.7倍だが性能的にはペンティアム3の90%弱。

ホームページ(HOME PAGE)

WWWブラウザを初めに開いた時に表示されるページのこと。どうでもいいがIE3.0はホームページがいきなりmsn.のしかも英語版のページだという上に、一度どこかのホームページにジャンプしないとそこをホームページとして登録出来ない。そのため会社の同僚のホームページはいまだにmsn.から変更することが出来ない。

ボーランド(BORLAND)

ターボパスカルでのしあがったソフト会社。言語ソフトではマイクロソフトとサシで渡り合う会社だったが、従業員は全世界で800人しかいない。(ちなみにマイクロソフトは万単位)一時はデータベースとか表計算まで手を伸ばしたが、今では全部売り払ってそれでも採算が取れないとか。OS/2コンソーシアムのメンバーで、ワープ用のデルファイが出るかもと期待していたのだが、どうも内情はそれどころではないらしい。会社名が一時インプライズに変わったが、あまりにも評判が悪すぎて元に戻す羽目になった。



マイクロソフト(MICROSOFT)

緒悪の根元。自社では何も作らず、他社の作り上げた製品を(場合によっては会社ごと)買い取って再販売するという効率のいい稼ぎ方をしたために急成長した。社長が上流階級の出だったために大手コンピュータ企業の社長とうまく取り引きすることができたのが成功の要因だというのは日本も外国も変わらない。相手が言いなりになるようなら買収し、そうでなければ脅迫し、それでも駄目なら叩き潰す。

マクロウィルス(MACRO VIRUS)

ウィルスの1種。従来はウィルスを作るためには相当高度な知識と技術が必要であったが、マイクロソフトVBスクリプトアクティブXなどのウィルス作成環境を整えてくれたおかげで飛躍的に簡単に作ることができるようになった。おかげで、現在ウィルスといえば実質的にマクロウィルスをさすという状況になっている。繁殖力、破壊力ともに優れているという特徴がある。

マザーボード(MOTHER BOARD)

母親のボード。昔はファーザーボードという名前だったが、フェミニズム方面から突っ込みが入ったので改名を余儀なくされた。ここに差し込むボードをドーターボードといったりする。従ってコンピュータはレズで近親相姦である。

マッキントッシュ(MACINTOSH)

通称マック。お気楽極楽でグラフィッカーやミュージシャン等に圧倒的に支持されている。マシンの人気は高いにもかかわらず常に商品がないのでさっぱり売れない。マイクロソフトとその腰ぎんちゃくが全力で潰そうとしている。

MIDI

コンピュータミュージックの標準的企画。標準といいながら幅があるのはいずこも同じこと。これがウィンドウズで標準として採用されたおかげで再生できる環境は一気に増えることになった。この功績だけは認めてもいい。(タカビー)

モザイク(MOSAIC)

イリノイ大学の学生が作ったソフト。これがここまで影響の大きいソフトになろうとは彼らも思ってなかったに違いない。



USB(UNIVARSAL SERIAL BUS)

データ転送の規格の一つ。低速だが多くのデバイスをつなぐことができるのでマウスとかプリンタとかサウンド関係とかのそれほど高速性を必要とされない機器をつなぐのに使われている。例によってデバイスの標準規格が2つほど並列で存在しているが、それよりも問題なのは肝心のWindowsの側がてんで駄目なこと。特にUSBが出た当初はWin95からWin98の移行期にあったため、Win95とWin98でわざとドライバモデルを変えるということをして、実質Win95ではUSBを使えなくしてしまった。ので、ですぞおのPCではいまだにUSBは無用の長物である。MacではADBが廃止されたこともあって、嫌でもUSBを使わないといけないのだが。



ラリー・エリソン(Larry Ellison)

オラクルのCEO。強烈なカリスマ性を持ち、アンチマイクロソフトの旗手にして、ビル・ゲイツに勝るとも劣らぬ金持ち。単なるソフト会社の会長にとどまらず、死人が続出した大西洋横断ヨットレースで優勝したりの割ととんでもない経歴を持っていたりする。やっぱしゲイツ総統に対抗するにはここまでのバイタリティが必要なのかも。

Linux(linux)

フリーソフト文化の希望の星にしてWindowsキラーの最右翼。OSとしての完成度はぴか一。最近ではビジネスソフトやデータベースも出揃い、何年もの不遇の年月を越え、ついに花開こうとしている。

ルータ(ROUTER)

異なるネットワーク同士をつなぐための道具。家庭などではもっぱらISDNなどに接続する際に使われる。常時接続をする際には最低限NAT機能とフィルタリング機能を備えたルータを買っておくべき。

ルックアンドフィール(LOOK AND FEEL)

見た目とか、触った感じとか、そういったもの。アップルマックのルックアンドフィールを侵害したとしてマイクロソフトを訴えたが、認められなかった。おかげでマイクロソフトは今まで以上にマックの真似が出来るようになってしまった。こういうのをやぶへびという。

ロータス(LOTUS)

1−2−3で大きくなったソフトメーカー。IBMマイクロソフトにだまされてOS/2シフトを敷いたばっかりにウィンドウズのソフトで出遅れてしまい、ついには当のIBMに買収されてしまうにいたった。心中穏やかであるはずが無い。



ワード(WORD)

インターネットでもっとも使われているワープロはワードです」だそうだ。そりゃインターネット上の文章を作るのにワープロを使おうなんて奴はワードユーザーぐらいしか居るまいよ。最近、「世界でもっとも使われているワープロはワードです」に変わった。本当に統計をとった結果なのか、疑わしい。多分マイクロソフトに帰って来たアンケート葉書の結果で書いてるんじゃないかと思う。

ワープ(OS/2 WARP)

OS/2のバージョン3.0以降の名称。確かにOS/2よりも呼び易くて馴染み易いが、売れ行きはさっぱり。専用アプリがないのが辛いところ。但しアメリカでは売れているし、大企業とかには滅法強い。

ワープロ(WORD PROCESSOR)

パソコンの使われ方のうち9割以上を占める。だったら初めからワープロ専用機を買った方が使い勝手がいいし、第一安いのだが。

WWW(WORLD WIDE WEB)

Hな画像を流通させるために開発されたサービス。

1−2−3

ロータスの作った表計算ソフトの金字塔。マイクロソフトIBMにだまされたおかげで今では売り上げではエクセルに遥かにおよばない。ただデータの共有とかで便利なので過去のDOSユーザー相手には結構売れている。


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