西南海観光鉄道
上田交通モハ3122エッチング板(アートプロ)


 台車はTR-27(モデルワーゲン)。9.8mmスポーク車輪付きの専用動力装置は1軸駆動で軸長も短いので、同じギア比(17:1)のフクシマ製12mm用F-Uギアのギアボックスとウオームを利用して2軸駆動に改造。まずそれぞれの軸からウオームを外します。ペンチでウオームの上側のところで軸を挟み、金床に軸を垂直に載せてペンチの上から小型ハンマーで優しくたたいてウオームを外しました。フクシマ製の長い軸(乗り越しジョイントセットに付属)に、約18mmのホイールベースに合うようにウオームの挿入位置にペンチで傷をつけ、外したウオーム2個とギアボックスを挿入します。スムースに回るようになるまで何回かやり直しが必要でした。ワーゲンの車輪は黒染め済みですが、Fギア付属の車輪はニッケルのままなので、ストックしてあるワーゲンの動力装置からギア付きの一軸を供出。マクラバリは無理やりFM仕様にするため、マクラバリの上にナットを直接半田付け。ナット自体の厚み(1.8mm)が大きく、床板側で車高の調整が必要です。

 床板は0.8t真鍮板から切り出し。台車の取り付け方法はまだ仮のもので、IMONのミニモーター+シリコンチューブの伝動でとりあえずは動きますが、急カーブの通過は厳しそう。IMONモーターは思ったより厚みがあり、線路とのクリアランスをとるため、床板に穴を開けて少しだけ床上側に出っ張るように固定してあります(下の写真右)。(04/05/27)

 なんとか動いたという証拠映像(うまくアップされているかどうか不安)です。見るのには、メディアプレーヤーなどが必要?。

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