1/87 12mm の車輌第１作は、アートプロのエッチング板を選択。旧丸子鉄道の気動車から改造された上田交通のモハ３１２２を、元の気動車に戻してやります。製品は写真のように車体だけで、屋根や下回りは自前で調達しなければなりません。
車体の組み上がり状態。側板と妻板の端は４５度にヤスった後、突き合わせて接合。裏から0.8mmの真鍮角線を半田付けし、角のＲをヤスリでつけました。ヘッドライトはフクシマの中型。テールランプはエコーのリベット付ですが、ちょっと端に寄りすぎた感があります。ライト点灯加工を検討中。屋根はレイルロードの木製屋根をカットし、豆ガンナで幅を詰めた後に削り出し。日車の車輌史によると、屋根Ｒ3200mm、肩Ｒ300mm、厚みは320mm。1/87では順に36.8mm、3.4mm、3.7mm。前頭部Ｒの資料はなく、同型車輌では500mm(1/87で5.7mm）。サンドペーパーで削り出した屋根は、クレオスのサーフェーサーを筆塗り、ペーパーで研ぎ出しますが、なかなかうまくいきません。まだ、３回目の塗りですので、根気あるのみ。
屋根の取り付けは、内張の上辺合わせで、２mm角の真鍮線を半田付け。ドアのところは横着して省略です。